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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
森鴎外の場合
b0084241_22121439.jpg芸術家のエキセントリックな言動について、芸術家に許される我儘だとか、
いやそれは芸術性とは関係のない言い訳だとが議論されているようだ。
さっそく僕の頭に浮かんだのはpoet’s license(詩人に許される規約違反)という言葉だ。
これは詩人の場合はしばしば文法を無視して、メリハリをつけることが許されるということのようである。これが拡大解釈してアーティスト・ライセンスとなると、芸術家に許される社会規範の逸脱となるようだ。
その世界に浸っていると社会規範など煩わしいか、忘れてしまうのも、作家として認めて頂いている姉を見るとわからんでもない。
ただそれが必須の条件と言えないのは鴎外のように、一生良い子をやっていた芸術家もいる。
ただ彼も遺書では
“余ハ石見人 森 林太郎トシテ死セント欲ス
宮内省陸軍皆縁故アレドモ 生死別ルヽ瞬間アラユル外形的取扱ヒヲ辭ス
森 林太郎トシテ死セントス
墓ハ 森 林太郎墓ノ外一字モホル可ラス”
とくどく念を押しているのも、最後っ屁というべきかもしれませんね。
生前にこの心情を主人公に吐露させたのが「舞姫」だろうか。
ただ滑稽なのは、奇矯な振る舞いをすれば芸術家として認められると錯覚するエピゴーネン(真似っ子)の存在であろう。
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by n_shioya | 2016-01-26 22:12 | コーヒーブレーク | Comments(0)


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