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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
どうしてステンドグラスには、これほど人の心をひきつけるのだろう。 ノートルダム寺院の薔薇窓は言うまでもなく、シャルトル、ケルンの大聖堂等、ヨーロッパの聖堂にはステンドグラスはつきものである。 小さいながらも、シテ島のサンシャペルの、細長くそそり立ったドームをぐるりと取り巻くステンドグラスは、夕陽をすかして眺めるときは、まさに天上の雰囲気を醸し出す。 そんな大それたものでなくも、ほんのちょっぴり我が家でもその雰囲気を味わいたいものと思っていたが、配偶者が名案を思いついた。 書斎の壁で昔空調機をはめていた、50センチに40センチほどの隙間に、小さなステンドグラスをはめたらというのである。 “誰に頼む? “あの方に。” 幸い八ヶ岳の我々の山小屋の近くには、絵を描く方や、家具を作る方などの工房が多い。その一つ、「田工房」がステンドグラスだったのを思い出したのだ。 そして今その田さんの傑作が、「薔薇窓」ならぬ「八ヶ岳窓」として書斎を飾かざっている。 東側の壁なので日が昇ると、ちょうど朝日に映える八ヶ岳連峰のように輝き始める。 ステンドグラスの魅力は、波打ったガラスが微妙な色合いのグラデーションを生み出し、そして鉛?の素朴な縁取りが全体を引き締める。 多忙で山小屋に足を運べないとき、また真冬の厳寒時にも、ほの暗い書斎に足を踏み入れると、東側の壁に八ヶ岳がその雄姿を現してくれる。 田さん、ありがとう!
by n_shioya
| 2016-04-08 20:21
| 美について
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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