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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
ジャーナリストを守ろう!
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エド・マローの伝記を読み返している。
ラジオ時代からの二ユースキャスターの草分け。
第二次大戦時のロンドン空爆の生々しい実況放送で一躍人気を呼ぶ。
テレビ時代には例の「赤狩り」のマッカシーを引きずり落としたキャスターとしてさらに男を上げる。
そのころ僕もアメリカ留学中だったので、チャップリンやオッペンハイマーまで巻き込んだあのアメリカの汚辱の悲劇の記憶は生々しい。
彼に匹敵するのは、ジョンソンにベトナムを諦めさせたウォルター・クロンカイトぐらいだろうか、その報道スタイルは対蹠的だったが。
体制側は本質的に隠蔽を図る。その権力を傘に着た“暴露の抵抗”と戦い、不正を暴くのがジャーナリズムの使命とわれわれは期待しても、時にその戦いは壮絶なものとなる。
僕がこれほどまでにジャーナリズムにこだわるのは、あの過酷な幼児体験のせいであろう。
国民は“菊とサーベル”によって、目隠しをされ、猿轡をはめられ、さらには思考の自由も奪われてしまった暗黒の時代。
あの忌まわしい大本営発表の後遺症で、どんな報道でもまず反射的に眉に唾して自衛を図る男にとって、真実の報道は可能か?報道の使命とは?そもそも真実とは?どこにそれを求めればよいか?という問いかけは、いまだに模索を続けている大命題である。
日本に今彼らのような気骨のあるジャーナリストはいるのだろうか。
そしてニール・シーハンとボブ・ウッダードを守ったニューヨークタイムスとワシントンポストのような経営陣。
このように社の命運をかけても記者を守るガッツが、日本のメディアにあるだろうか?
わが国のように、体制べったりの記者クラブの存在は、ジャーナリズムの自殺行為ではなかろうか。
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by n_shioya | 2016-05-01 19:38 | コーヒーブレーク | Comments(0)


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