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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
余白の旅
先日、京都の詩仙堂を訪れ、「
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余白の旅」に思いをいたした。
その余韻がまだ日々の生活に生気を与えてくれる。
「余白」。谷崎潤一郎の「陰翳禮讚」を持ち出すまでもなく、これが日本の芸術のコアであり、日本人の生活を支えてくれる。
たとえば墨絵は余白で成り立っている。だが、近年まで油絵は、画面の隅々まで書き込まれなければならなかった。
20台でアメリカに渡った時、全ては素晴らしかった。ホームシックなどになるゆとりはなかった。
だが、今思い出すと一つだけ、すぐには馴染めないことがあった。
つまり、アメリカ人の発想は黒か白かの二者択一しかなく、その合間に灰色が入り込む隙が全くないことであった。
我々の場合は黒か白かではなく、その間の幅広いスペクトラムをうろつくことに安住を見出していることに気がついたのである。
8年たって、灰色を脱ぎ捨てて日本に戻った男が、「曖昧の巣窟」東大に戻って様々な軋轢を起こしたことはまた別の機会に。
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by n_shioya | 2016-07-19 22:57 | コーヒーブレーク | Comments(0)


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