|
NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
「 このところ何かにつけ考えさせられるテーマだ。 著者の里見清一は癌の呼吸器内科が専門である。 取り上げられた問題点は例えば、 ‡@本人の志望や適性を無視して、成績が良ければ医学部へ進学を強引に勧める偏差値偏重の悪習 ‡A入試科目から国語が排除されていることが、若い医師のコミューニケーション能力の欠如の原因の一つではなかろうか? ‡B教養課程の軽視が医師としての資質の劣化に繋がる。 ‡C医師はその激務に見合った報酬を得ているか? ‡D現行研修制度による医局の崩壊 ‡E超高齢化と医療費の急増による保険制度の崩壊 ‡Fそもそも医療とは何か?これからの医者の務めは「死なせること」にあるのでは・・・ 著者の表現は過激で誇張もあるが、中身はしごく真っ当である。 どれも一言で説明できない大きな課題であるが、 そもそも医療とは何か、医師の務めはなにか? 改めて考えさせらている。
by n_shioya
| 2017-01-04 23:18
| 医療全般
|
Comments(0)
|
塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
以前の記事
検索
カテゴリ
全体 アンチエイジング スキンケア 医療崩壊 キズのケア QOL 老年病 介護 手術 全身療法 食生活 サプリメント エクササイズ エステティック ヘアケア 美について コーヒーブレーク 医療全般 原発事故 睡眠 美容外科 再生医療 再生医療 未分類 最新のコメント
フォロー中のブログ
ICELANDia アイ... 九十代万歳! (旧 八... ・・・いいんじゃない? 京都発、ヘッドハンターの日記 美容外科医のモノローグ ArtArtArt 芙蓉のひとりごと 真を求めて 皆様とともに... ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
|
ファン申請 |
||