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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
塩谷塾ではその最終回「幾つになっても男と女」で、「ハグの効用」について考察することにしている。 動物たちでも自然に行うハグという行為は、人間関係でも相手に心を許すというメッセージ性もあり、ハグすることで心が開き、また心を開かないとハグはできないというのが、僕の持論である。 ところでこのスキンシップ、最近の神経生理学でそのメカニズムの一端が解明されたという。 知覚、触覚と伝える神経を感覚神経というが、そのなかのC神経と呼ばれる神経が、ある特別な触覚情報を伝達することがわかり、C触覚神経として最近話題になっている。 その神経は、人と人との触覚に特化した、いわば愛撫のセンサーだそうだ。 他の感覚神経は強い刺激ほど、撫でる速度が速いほど反応も強くなる。 ところが C神経は、特定のタイプの接触、すなわち、一定の範囲の速度で軽く撫でられた場合のみ感知するという。その速度は毎秒3〜10センチの早さだそうだ。 お試しあれ。
by n_shioya
| 2017-05-15 21:13
| 美について
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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