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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
「敗戦を知らない子供たち」
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「終戦記念日」を知らない子供が2割近くもいる、とテレビで問題になった。
「敗戦」を「終戦」と言いくるめた政府の詐術からは予測されることであろう。
あの日、天皇の声は途切れ途切れであったが、最後の“国体は護持されました。しかし我が国は世界に和をこうたのであります。”というアナウンサーの解説で、やっと降参したということがわかった。
正直、ホッとした。これで生きていけると思った。
それまでは、我が国には降伏という選択肢はなかった。すぐには信じられないほどの喜びだった。
だが昭和一桁の受け止め方は、本当に様々である。中学2年の同級生でも、皇居前に飛んでいき、ひれ伏して天皇にお詫びしたものもいる。どちらがどうと言うつもりはない。人それぞれの立場と価値観があるからだ。
それまでも政府は詐称を繰り返してきた。
「騙し打ち」を「奇襲」と称え、戦局不利となると「退却」を「撤退」と呼び、サイパン、沖縄と次々に明け渡したのは、本国に敵をおびき寄せ、壊滅を図る作戦と言い始めた。だがそのために「神風」が吹くはずだった。やがて全国民は天皇のために玉砕せよ、に切り替わった。ちなみに「玉砕」とはていのいい自滅つまり「全滅」にすぎない。
そして僕たちは降伏する日まで、竹槍で鬼畜米兵の戦車に突入する訓練をさせられた。
為政者による言葉の詐術は今も続いている。
この辺で現実を直視することから始めないと、日本は本当に自滅してしまうのではなかろうか。
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by n_shioya | 2017-08-11 21:18 | Comments(0)


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