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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
死ぬほど読書
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若者の活字離れが叫ばれて久しい。“読書がなぜ必要なの?”という声さえ挙がっている。それに対する答えが丹羽宇一郎の新著「死ぬほど読書」である。伊藤忠の元会長で、中国大使も務められている。本の好きな企業人としては、元資生堂会長の福原さんが有名だが、お二人ともその本の深い読み方には敬服する。眼光紙背に徹するというか、それに比べて僕の読み方は上っ面というか、ともかく斜め読みをしてきたのが恥ずかしくなる。お二人のように著者と真剣勝負をして、その内容を消化し、また批判もするのとは程遠い。でも僕は僕なりに楽しんで読んではいるのだが。丹羽さんは言われる、自分にとって“読書は人生そのもの”だと。自分の人生には三つの要素がある。読書と仕事と人との交わりとこの三つが絡み合って人生を支えているという。そして最後に、ネット情報は行き着くところまで行って限界を感じ、また紙文化が見直される時が来ると、丹羽さんは信じられているし、僕もそう思いたい。
by n_shioya | 2017-11-01 23:18 | コーヒーブレーク | Comments(0)


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