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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
聖路加病院
50年ぶりの聖路加病院は様変わりしていた。
重厚なレンガ造りの病院は、近代的な高層ビルで置き換わっていた。

戦後、アメリカ軍に接収され、東京陸軍病院としてもっぱら在日軍人と其の家族そして朝鮮戦争の負傷者の治療に使われていた。
又各科にはワシントンのウォルター・リード陸軍病院の部長クラスが送り込まれ、召集された医師たちも、ハーバード、コロンビア、ジョンスホプキンス等名門校の卒業生で、当時の日本の大学病院とは比べ物にならぬくらい医療のレベルは高かった

また海軍は横須賀に、空軍は立川に、それぞれ同様の軍病院を運営しており、アメリカ留学を志す医学生は、競ってこれらの軍病院でインターンを務めあげたものである。
僕も東京陸軍病院のインターンとして一年間、、アメリカ医学のそしてアメリカ文化のカルチャーショックを味わい続けることとなる。

b0084241_10394225.jpg聖路加病院の中心には、立派なお御堂があった。キリスト教の病院だから当然のことだが、驚かされたのは、軍医達が手術の前とか、回診の後など熱心にお祈りをささげている姿だった。
そして病院には、カトリック、プロテスタント、ユダヤ教それぞれのチャプレンが配属され、医師と同じように病棟を回り、患者の悩みに耳を傾ける。

勿論僕にとっての最大のカルチャーショックは食い物である。
今時の若いものには想像もつかぬだろうが、僕たちはここで始めてチーズバーガーチョコレートシェークの洗礼を受けた。
そしてアメリカ留学は決定的なものとなった。

其のお御堂ならまだ保存されていますよ、と形成外科部長の大竹君が案内してくれた。
ああこのステンドグラス、そしてパイプオルガン
ほの暗いチャペルに座り、僕は50年のタイムスリップをしばし味わっていた。
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ところで肝心の期外収縮だが、今日は全く姿を消してしまった。
副院長の林田先生は、心電図、心エコー、レントゲンなど丁寧にチェックされ、其の後懇切な説明を受けることが出来た。

結論を医学用語で言うと、確かに昨日は心房性期外収縮が頻発しているが、今日は全く正常である。これは器質的なものではなく、機能的なものなのでまず心配はない。
ただし念のために、ホルターといって軽量な心電計を24時間からだに巻きつける検査をしておきましょう。その間風呂には入れませんので、慌てることはないがなるべく早めに、ご都合のよろしいときに予約しておきましょう。
というありがたいご託宣だった。

単純なもので当人はもう大船に乗った気分である。
この安心感でストレスが解消し、期外収縮も消え去ってくれるのでは、など虫のいいことを考えはじめている。
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by n_shioya | 2006-07-12 23:59 | アンチエイジング | Comments(2)
Commented by 聖路加の学生です。 at 2006-08-12 03:45 x
このブログを拝見し、思わぬところで聖路加の歴史を知ることが出来ました。私は現在聖路加に在学し、看護を学んでいる者ですが、改めて聖路加の歴史の古さと、そこに関わる多くの人の存在を知ることが出来たように思います。
それにしても、わが校の日野原先生も若いとは思っていましたが、先生もブログを書かれているとは、さすがにお若いですね。
Commented by n_shioya at 2006-08-12 17:17
日野原先生のはるか後塵を拝しているものです。
学生時代、日野原先生のおかげで、オスラーと出会い、クッシングでしたかの伝記をえっさえっさ読んだ覚えがあります。
その後導入されたPOSも僕にとっては大切なコンセプトでした。
日野原先生は95歳になったらゴルフを始められるとおっっしゃっているので、せめてこれだけは先を行こうと、一月ほどまえから75歳のゴルフの手習いを始めました。

コメント有難うございました。

塩谷


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