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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
文化の日
b0084241_14395440.jpg予定していた海外出張が変更になり、急に2,3日空きが出来たので、今日は東急文化村に美術展を見に行った。
ピカソとモディリアニと言うくくりだが、フランスのリールの美術館の所蔵品である。
確かリールはパリからブラッセルにドライブした時に傍を通ったが、街は素通りしたようだ。

ピカソは僕が何も付け加えることはないが、モディリアニには思い入れがある。

子供ならたいてい苦手なモノってあるじゃないですか、例えば臭みの強いチーズなど。
それが不思議に大きくなると、そのくさみがなんともいえぬ魅力になることがある。
ちょうどチーズが好きになるのと平行して、モディリアニに取り付かれていった記憶がある。

医学部の頃、東京で開催された大原美術館の展覧会の会場で、モディリアニを前にして現配偶者の女性にそんなことを話していたら、“如何です、チーズの味も悪くないでしょう”と声をかけられた。振り向くと、顔見知りの大原美術館の館長がにこやかに立っておられたのを懐かしく思い出す。

キュービズム初期のブラックの小品もあった。
セザンヌはキュービズムの走りとも言われている。
其のセザンヌが常に口にしたと言う、“自然に即してプーサンを倣え”という言葉の意味が永年分からなかったが、ルーブルだかで始めてプーサンを目にし、ハッとその意味が分かったような気がしたことがる、説明は難しいが何かピンときたのである。

ルーブル、プラドのような体系付けられた美術館を一巡すると、絵画の流れが会得でき、判じ物にしか思えぬ抽象画も、其の成り立ちの必然性というか、出自が明らかになってくるので面白い。

観終えてからドウ・マゴの吹き抜けのカフェに腰を落ち着け、二人でエスプレソを啜った。
幸いあの鼻持ちならぬ実存主義者たちはもううろついてはいない。

ところで定年になれば毎日が日曜のはずだったのに、めったに展覧会にもこないじゃないと配偶者は言う。
銀座になにがあるか知れないけどクリニック、クリニックと夢中になって、といやみを言われたわけではないが、これから水曜日は努めて「文化の日」にしましょうと約束をさせられた。
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by n_shioya | 2006-10-04 22:56 | QOL | Comments(0)


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