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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
賢治の古里
やはり盛岡は寒かった。

昨日は予報に反して快晴で、北上川の向こうには岩手富士が雪に覆われて優雅に横たわっていた。
が、今朝は一転して雪空

まず、形成外科独立の際非常にお世話になった故猪狩名誉教授のお宅を訪ねる。この夏満90歳でお亡くなりになった時は、ご葬儀に伺えなかったのでずっと気になっていたので、応接にかざられた遺影にご焼香を済まし、ほっとした。

日本で修行しなかった僕には、本当の意味での恩師がいない。
その意味で猪狩先生は僕にとっては唯一、恩師と言える方であった。
10年前、僕の退官記念の際は、すでにご不自由な体にもかかわらず、わざわざ横浜の会場までお越しくださった。

b0084241_9402999.jpgその後、これも最近亡くなられた岩手医大の形成外科の元教授奈良先生のお墓を、奥様のご案内でお参りすることができた。
あいにくの天気で、と奥様は残念がっておられたが、うっすらと雪化粧した墓地は、討ち入りの日の泉岳寺を思わせ、かえって風情があったと思う。
奈良先生は僕と同じ昭和6年生まれである。あまりにも早い他界だった。

ところで盛岡には学会で何度か来たはずだが、うかつにも啄木や賢治の里とはしらなかった。
墓参の後、駆け足で二人の足跡をたどり、イーハトーブのゆかりのコーヒー館でお茶を楽しみ、それと比べれば今流行のロハスすらうわっついたものに思える賢治の真摯な生き様に思いを馳せながら、新幹線で帰宅した処。

盛岡東京間2時間20分。啄木、賢治の頃と比べ格段のスピードである。だが、もし賢治が生きていたら、これをよしとするだろうか。
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by n_shioya | 2006-12-23 23:54 | コーヒーブレーク | Comments(0)


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