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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
成人式
昨日の荒れ模様の天気と打って変わって今日は快晴
しかも、寒気団が南下して冷え込むはずが、意外に寒さも和らいだ。

あまり気分がよく家でノタノタしているうちに山手教会の御ミサに行きそこね、夕方から東京に出てイグナチオ教会の6時の御ミサにあずかることにした。
山手教会は神父さんが不足か、土曜も日曜も夕方も御ミサは無くなったからである。

イグナチオの御ミサは成人式をかねていて、3,40人の新成人がキャンドルを手に持ち、神父の祝福を受け、幸せそうだった。

いったい成人式というのは何時ごろ始まったのだろう。
我々の頃にはなかったと思う。
ところで僕は二十歳のときは何をしてたろうと改めて考えた。
小、中、高校と数え、もし計算違いがなければちょうど教養学部を終え、医学部に入った年である。あの頃は東大の教養課程に理3というのが無く、理2から今一度医学部だけは試験を受けなおすことになっていた。
ちょうど学制の切り替えで、旧制中学から旧制高校に進んだ次の年、旧制高校が途中で無くなり、新らしく発足した教養学部の入試を又受けさせられた。その2年後の医学部の試験である。
もういい加減受験にはうんざりしてしまい、医学部に合格しても何の感慨も無かったのを覚えている。

そもそも医者になる気などなかったというと呆れられるかもしれないが、ほかに特に何にというのが無かったのが本音のところである。
いや無かったといえば嘘になる。本当は化学生物をやりたかった。ただ一生研究をつづけられるかと、九大の農学部の教授をしていた叔父に駄目押しされ、まだ研究の経験の無い若者は弱気になり、叔父の勧めで言い方は悪いがつぶしの利く医者の道を選んだだけである。
もっといえばやりたいことの一つに英文学があった。じゃ、とりあえず医学部に入っておき、すぐ休学して英文科の聴講生になろうという魂胆だった。
だが、医学部に合格すると開業医だった親父はことのほか喜び、ちょっとモラトリウムをと言い出せなくなった。なんせ学資は親のすねをかじらねばならぬ。

というわけで思い起こせば、目的も定まらぬまま、あてどなく漂流を続けた医学部4年間の始まりが僕の20歳、新成人誕生の年であった。
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by n_shioya | 2007-01-07 22:03 | コーヒーブレーク | Comments(2)
Commented by ciao bella at 2007-01-08 09:44 x
漂流 の 人生 は、素晴らしい! どきどき はらはら わくわく るんるん ・・・ 波乱万丈、文字通り ときめき 人生 が、 アンチエイジング の 鍵 です!  毎日 愉しみに 拝読させて戴いています!  感謝!
Commented by n_shioya at 2007-01-08 19:50
コメント有難うございます。
漂流の人生は、しかし、本人には苦悩?の連続、すくなくもはた迷惑なことは確かです。
でも、“人間は努力する限り迷うものだ”と言ってくれたのはゲーテでしたっけ。


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