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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
シリコンバッグ解禁
近着のアメリカ形成外科学界のニュースレターに、豊胸術用のシリコンバッグFDAで解禁になった報じられていた。
やれやれやっとか、日本の厚労省が今後どうでるか、どうせ又だらだら先延ばしにするだろう、というのがかってこの問題で振り回された者の感慨である。

話は十数年前に遡る。
シリコンバッグによる豊胸術を受けた患者が、異物反応で胸は無残に変形し、挙句に膠原病になったとテレビで変形した胸をさらけ出して、悲惨な状態を訴えた。
これが全米のメディアの取材合戦を引き起こし、日本の形成外科学界まで巻き添えにする騒ぎとなり、やがてFDAがバッグの使用許可を取り消し、シリコンバッグのメーカーは自社製品が使用されたすべての患者に賠償を余儀なくされ、遂に破産してしまった。
あとでこの患者はもともと膠原病があって、すべては悪徳弁護士と、テレビ局の仕組んだやらせ、それに乗ったFDA長官の点数稼ぎ?だったことが分かる。
以来、シリコンバッグはわが国でも禁止に近い状態がつづいてきた・・・

とここまで書いてきたが、この問題はもっとシリコンによる豊胸術の景を説明し、アメリカでの今回の決定内容を詳細に吟味したうえで、わが国での今後の方向性まで話を煮詰めないと誤解を招きそうなで、改めて冷静に取り上げることとする。
by n_shioya | 2007-01-25 23:24 | 手術 | Comments(0)


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