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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
今日はゴルフダイジェストと本の打ち合わせ。
軸は人体の復元力と羅針盤という二本とし、1日一話でアンチエイジング百話という形式で、体系的よりも、重要トピックスを網羅的に拾い上げることとなった。 編集氏から復元力はヨットの傾斜などでイメージしやすいが、羅針盤をどうイメージしたらよいかというご指摘があった。 よく考えると、船の傾斜の度合いを示す意味合いの羅針盤と、船の進行方向を示す羅針盤と二つの捉え方がある。 前者だと復元力と羅針盤は表裏一体の問題だが、後者は別の次元の事柄である。 後者の立場をとれば、復元力はストレスに対する身体の適応能力であり、羅針盤はある方向へ自分を向かわせる意思つまり心の面とも言え、復元力と羅針盤はいわば別の役割を果たすこととなる。 アンチエイジングという現象、または行為から、復元力と羅針盤という二つの要素を浮き彫りにしていく場合、羅針盤の捉え方をどちらか一つに決めておかないと、読むほうは混乱するのではないかという議論になった。 いずれにせよ、個々の事例を分析しながら、復元力と羅針盤の存在を明らかにする過程で、どちらに重点をおくべきか、検討することとした。 昨日は尻切れトンボ、今日はあまりにも抽象的な議論で申し訳ないが、今日のところはどのような切り口でアンチエイジングを俎上に乗せるか模索中の、いわば産みの苦しみを察していただければ幸いである。
by n_shioya
| 2007-01-26 23:23
| アンチエイジング
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Comments(3)
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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