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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
車のメンテナンスと体
愛車の走行距離がまもなく10万キロになろうとしている。
まだ3年ちょっとだから、年間で3万キロ以上、われながらよく走ったものだ。
わが国では中古車の査定の基本は年式だが、さすがに10万キロを越えると下取りの価値はゼロに近くなるようだ。
このごろの車は故障しないので、そうならばと更に10万キロを足して、ほぼ20万キロで新車に乗り換えてきた。、前のカブリオレなどは30万キロになってから、息子が引き継いでくれた。
勿論それなりにメンテナンスには気をつけて、定期的なオイル交換、バッテリー、タイヤなどの部品交換は怠りなくやってはいるが。
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考えてみると自分の体のメンテナンスにはほとんど無頓着でここまで来てしまった。
心電図をとったり、サプリメントを飲み始めたのはつい去年からのことである。医者の不養生とはよく言ったものだが、普通のヒトでも健康オタクか、何か痛い目にあわなければ、あまり自分の体のことは意識しないで過ごしているのではなかろうか。

車はメンテナンスを怠ればすぐ故障するか、ガタが来る。
幸いヒトの体には修復再生の能力が備わっているので、怪我をすれば他人が介入しなくても、また本人の意思に関らず、繊維芽細胞などの働きでリペアするし、皮膚などが欠損すれば表皮細胞が再生してカバーしてくれる。

だが車は事故でボディを破損すれば、板金塗装をしない限り一人で治ることはない。又タイヤが磨耗しても、表皮のように中からゴムが再生したら奇跡であろう。
だからヒトは車の整備には気を使っても、もっと大事なはずの自分の体のケアはおろそかになってしまうのではなかろうか。
何、車なら中古で売れるが、俺の体は1銭にもならないからだって?

生物学では個体維持種族維持が生物の二大本能であると説くが、修復再生個体維持の重要な手段である。近年細胞生物学の発展でこのあたりの見事な仕組みが分子レベルで解明されるようになってきた。
種族維持のほうは小説の上だが当人を刑務所に送るほど、はた迷惑なくらい充分に機能を発揮しているが、個体維持の能力に関しては万全とは言えず、外力やストレスが修復と再生の限度を超えると、病気を発生するかその個体の死に至る。又老化の原因のひとつはこれらの修復や再生がおっつかなくなって、錆や傷跡がたまっていくからとも考えられている。

そうなると人間とは勝手なもので、神様はこれほど精巧な仕組みを人間に与えてくださったのに、なぜもうちょっとその個体維持の能力をケチらないで、どんなストレスや磨耗にも耐えられる体にして下さらなかったのかという不満を持つようになる。
こんなゴタクを並べるのも実は、このところ年相応にそこここ不具合を生じ、自分の年式は棚に上げて、身体のガタを意識させらるようになったからである。
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by n_shioya | 2007-01-28 17:23 | アンチエイジング | Comments(2)
Commented by のんたろう at 2007-01-29 16:38 x
先生、はじめましていつもブログを勉強させていただいております
今回初書き込みさせていただきました。先生のつめの垢をせんじていただきます。更新楽しみにしてます
Commented by n_shioya at 2007-01-29 16:52
ご愛読有難うございます。


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