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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
ホルモン補充療法
今日別の用件であった方から、突然 “ホルモン補充療法はどんなもんです?”
と聞かれ、とっさに“まだ混沌としてますよ”とつい本音を吐いてしまった。
“でも、何故いまそんなことを?”と聞き返すと、彼はこう話し始めた。

新聞社の友人があるアンチエイジングクリニックを訪ねたという。検査の結果ホルモン療法を熱心に勧められたが、副作用があるのでは?と聞くと、それじゃ止めましょうと、院長が撤回したという。
副作用があるかどうかも説明せず、勧めて置いてすぐ撤回するとはどういうことだと、怒っていたという。

由来、ジャーナリストはへそ曲がりである。彼の友人の言い分も分からぬでもないが、いまの場合、直接二人のやり取りを聞いていないので、あくまで憶測の判断になるが、患者が躊躇すれば、方針を強要しないのも医者の見識だと言う事も出来る。

そのうえホルモン補充療法は一般的に行って医者の間でも賛否両論で、まだ結論が出てないのが実情である。
それはまだホルモン補充療法が始まって間もない、試行錯誤の時期にあるのと、内分泌の専門家がまだそっぽを向いているからである。

ホルモンが欠乏しているかも検証せずに乱用するのはいかがかと言う議論や、効果についてもエビデンスがないとか、発ガンの恐れは?など反論は山ほどある。

いちいちごもっともであるが、エビデンスの欠如と言う批判いついて、一言言いたい。
やってみなければエビデンスの取りようがないではないか。
何も闇雲に人をモルモット扱いにせよ、と言ってるのではない。充分に傍証を集め、今の時点での可能な限りの安全性を確認し、さらにインフォームドコンセントを得たうえで、症例を重ねない限り進歩はない。
そして今の場合、その検証に最も適しているのは、その分野の専門家、つまり内分泌学者である。

素人の蛮勇を非難するだけでなく、もっと専門家の立場で積極的にこの問題に取り組んだら如何なものか。

でなければこのホルモン補充療法の混迷は、いつまでも解決されないだろう。
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by n_shioya | 2007-05-08 23:37 | アンチエイジング | Comments(0)


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