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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
NOでアンチエイジング
人は血管とともに老いる。”
これはオスラー博士の名言である。

これには二つの意味が含まれるようだ。
先ず第一に、すべての臓器は酸素と栄養の補給と、ホルモンのようなメッセンジャーの受信を血管系に頼っているから、血管の老化各臓器の老化の引き金となる。
今一つは血管の老化自体が、全身の老化の指標であるという意味がある。一般に動脈硬化という言葉が、老化現象と同義語のように使われているのもそのためだろう。
だが血管はあくまで輸送管であって、大切なのは中を流れる血液であることはいうまでもない。
そこで最近は血液さらさらということが呪文のように唱えられている。

ところがこの輸送管の内張り、内皮細胞と呼ばれる敷石のような細胞が、ただ単に
防御壁であるだけでなく、実はいろいろな物質を放出しすることが分かってきた。
その一つが一酸化窒素、NOである。

NOは血管の平滑筋細胞に作用して弛緩させる。
狭心症発作にニトログリセリンが著効を示すことは百年も前から知られていた。これはニトログリセリンがNOに変化し、冠状動脈の痙攣を緩め、直ちに心臓の筋肉の血行を回復する効果があるからである。

b0084241_9364922.jpgこの研究で98年にノーベル賞を受賞したイナグロ博士が書かれたのが、「NOでアンチエイジング」である。

まだ、始めの三分の一を読んだだけだが、著者の生い立ちから、NOに興味を持つあたり、そしてノーベル賞を受賞するまでのいきさつが、分かりやすく述べられて読みやすい。
NOは単に狭心症に有効なだけでなく、血管系を改善し、他の臓器にも直接好影響を与え、今後アンチエイジング主要な柱になるだろうというのが主張のようである。
また、適度な運動、バランスの取れた食事、サプリメントなども、直接間接にNOを増強することで、アンチエイジングに有効であるという。

このところ、誰もがご自分の専門をすべてに押し広げてアンチエイジングに結びつける傾向があるが、NOについてもどこまでがサイエンスで、どこまでが我田引水か、冷静に彼の著書の残り三分の二を解読する必要があるようだ。
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by n_shioya | 2007-05-14 22:34 | アンチエイジング | Comments(0)


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