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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
今の車ももう三年で10万キロを越えたが、まだ10万キロは乗るつもりなので、とりあえず定期整備に出すことにした。
ヤナセで用意してくれた代車は、新型のEクラスのディーゼルである。ディーゼルとは思えぬほど静かで、しかも最新の前進7段のミッションの威力は素晴らしい。 整備中の三日間、存分に楽しませてもらったが、一つだけ困ったのは大きさの関係で、月極めで契約している駐車場に入らぬことであった。銀座あたりで時間貸しだと一日ですぐ一万円近くなってしまう。 そこで、コーヒー一杯で4時間無料になる某ホテルの駐車場とか、知り合いの病院の医師のスペースとか、転々と停め歩く仕儀となった。 ベンツは昔からディーゼルが売りである。 エンジンも長持ちするし、燃費もガソリンと比較にならぬほど良い、最もこれはわが国の税法上の軽油の優遇策もあるが。 というわけで10年ほど前、Cクラスのディーゼルが出たとき、早速乗り換えたことがある。ところがどういうわけか体に合わなかった。30分ほど乗っていると頭がボーっとなるのだ。 振動かとも思ったが、その前にはランクルも乗り回していたが、あのガタガタのひどい振動でもなんともなかった。むしろ振動と騒音対策に工夫されたシールディングで、妙に籠もった振動なり音が、微妙に頭に響くのではないかということになった。 もちろん日本ベンツではそのようなことは例がありませんが、お困りなら別の車種と交換しましょう、社用車で卸したてのがいくらでもありますからお好きなのをといわれ、躊躇なくカブリオレを、格安で譲っていただくこととなった。 僕が分不相応にもベンツのカブリオレを現役の晩年乗り回していたのには、こういういきさつがある。 これは30万キロ乗ったところで息子に譲り、その後息子の友人が大事に乗ってもう40万キロは越したのではないだろうか。 丈夫さ、操作性、安全性を考えると、僕のように長期間乗りこめば、ベンツは決して高い車ではないと、自信を持ってお勧めできる。
by n_shioya
| 2007-06-01 23:59
| コーヒーブレーク
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Comments(2)
先生、故障の少ないドイツ車ってどうやって見分けます?私の今のBMWは15万キロ走ってエンジンは益々快調ですが、内装が相当ボロで、子供達にボロエムダブリューとバカにされる始末。そろそろ買い換えたいのですが、輸入車は当たり・外れが多いので、躊躇しています。
先生のベンツの見分け方、是非ご教授ください。
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n_shioya at 2007-06-04 12:38
最近のドイツ車はあまり当たり外れはないようですが。
ただ、最近のベンツは昔ほど頑固一点張りでなく、その分ヤワになった感じはあります。
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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