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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
“先生、今度の本は楽しい本にしましょうや。アンチエイジングといってもあれも駄目これもいけないというのではなく、これも結構、あれも試したいといった感じで、読む人が元気の出るような。”
とゴルフダイジェスト氏がおっしゃる。 それには僕も依存はない。 大体僕自身命令されたり、規則に縛られるのは嫌いである。 ライフスタイルにしても、大好物がカツカレー、チョコレートにも眼がない、そして運動はまるっきり苦手。 こんな男にアンチエイジングを説く資格があるかと、編集打ち合わせのたびに自己懐疑に陥る。 “でも先生、楽しくなきゃ続かないですよ” 確かに。 楽しく生きること自体がアンチエイジングに最も効果的なはずだし、いわゆるQOLにも通ずるはず。 しかし改めて本にするとなると、何を薦めればよいのだろう。 不摂生を奨励することはないし、人に会うのが面倒くさければ引篭っていろというのも本意ではない。 “先生が俺はこうやってると書かけばいいんですよ、難しく考えずに” なるほど。 まずすべてはほどほどに、嫌いなことは無理にはせず、義理を欠くのも年の功と開き直り、野次馬精神は旺盛に、興味のあることはまず試してみる。 まず食事について言えば、種類は制限しない。肉でもチョコレートでもOK。そもそも食うのが好きで、嫌いなものはないし。しかし量は腹八分とは行かなくても、九分ぐらいには抑える。 検査値はまあまあというのは、コレステロールや血糖値も上限すれすれかチョッとオーバー気味だが気にしない。 運動は朝の散歩を1時間ほど楽しむ。 幸いに僕は人に会うのが好きである。患者でも仕事仲間でも、ただの遊びでも。 特に女の子が隣にいればそれだけで幸せである。 したがって女の子との食事は至福のときである、先方は迷惑かもしれぬが。 “この世に女の子がいる限り” つまるところこれが僕のアンチエイジングということになる。
by n_shioya
| 2007-06-03 23:01
| QOL
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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