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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
ドレスデン、運命の日
“一寸これから神さんと映画を見に行くので”、と早めに失礼しようとすると、スタッフの一人にこう言われた。
“先生はよくご一緒にお出かけになりますね。”
夫婦だから当たり前と思っていたので一瞬返答に詰まった。だが、あたりまえがあたりまえでもないような雰囲気を感じたので、
“いや、アメリカで結婚生活を始めたもので”と不得要領な返事で誤魔化してそそくさと退場した。

b0084241_2232297.jpgその映画とは近くの劇場でやっていた「ドレスデン,運命の日」である。
仕事の関係でよくドイツに行くある貿易会社のS嬢から、“いい映画ですよ、ドレスデンに行かれるならその前に必見”、といわれとりあえず見ておこうと思っただけである。

いや、重ーい映画だった。
これを映画として楽しめるのは、“戦争を知らない子供たち”だけであろう、失礼。
第二次大戦末期、イギリス空軍の報復爆撃で、ドレスデンは一夜にして消滅した。戦略上どれほどの意味があったか、クロイドン、ロンドン爆撃に対する報復に過ぎなかったのでは、といまだに取りざたされている。

映画の主人公は空爆で壊滅したドレスデンである。
イギリス、ドイツどちらの立場でもなく、ひたすらドイツ的に執拗に空爆とその惨劇を描きだしている。主演女優や男優達のメロドラマはある意味で添え物に過ぎないとさえ言える。
B29,焼夷弾、防空壕そして東京の炎上が重なり合った2時間だった。

だが、ドレスデンの悲劇はドイツ自身が始めた戦争の帰結として生じたものである。
丁度日本が自ら始めた太平洋戦争の帰結として、焼夷弾が、そして最後には原爆が身に降りかかったように
これは事実であり、その過去を反省するのを“自虐的”というものは、戦争のもたらす“狂気”を経験してないか、利己的な理由で同じ過ちを犯すのもいとわない輩であろう。

Sさん、教えてくださって有難う。ドレスデンに行ったら先ず聖母教会を訪れるでしょう、あらためて平和の祈りを捧げるために。
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by n_shioya | 2007-06-10 13:33 | コーヒーブレーク | Comments(4)
Commented at 2007-06-11 17:33 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2007-06-11 19:50 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by n_shioya at 2007-06-12 09:04
留学に関してはお会いしてお話をお聞きしたほうがよいと思いますので、メールをお送りしましたから、一度クリニックにおいでください。
Commented at 2007-06-12 23:57 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。


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