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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
ウンターデンリンデン
三度目のベルリンだが、訪れるたびにその変貌に驚かされる。

最初は壁が崩れた直後。
東ベルリンは敗戦後の東京を思わせた。
活動はすべて西ベルリンに集中していた。繁華街の中心がクーダムだった。

二度目は5,6年前だったろうか、東ベルリンは復興の始まったものの、まだチェックポイントチャーリーを含め、観光ルートの目玉と言った感じだった。

今度は違う。東ベルリンは再建ラッシュで、政治、経済の中心はすでに東にシフトして、都心部と言えるアレキサンダープラッツの会議場で、今回の国際学会も開催された。
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ブランデンブルグ門の一郭にあるホテルに宿をとり、東西に伸びるウンターデンリンデンのプロムナードを眺めながら、昭和一桁は感慨にふけった。
ウンターデンリンデンはかつては両側に大使館が立ち並び、その中を行進するナチの軍勢をヒットラーが閲兵した、当時の戦意高揚のニュース映画で馴染み深い凱旋道路である。

学会場はホテルからタクシーで10分ほどのところだが、その運営のづさんさには驚かされた。
事前の案内が来たりたり来なかったり、来るたびに中身が違っていたり、何がいつどこで起こるのかその瞬間まで分からない。
学会運営にかけては日本が世界一と言うのは定評のあるところだが、あの几帳面さを誇るドイツ人の学会である、それと同等かそれ以上を期待していたが、参加者全員そのいい加減さに文句たらたらだった。
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理事長マリタはしっかりした女である。学術集会を仕切るのは名前は忘れたが、会長の役目なので、おそらくそいつにラテンの血が入っていたのだろう。と言うのはフランス、イタリアなどラテン民族の学会は支離滅裂なのが売りで、我々もそれを覚悟で行くからである。

参加者がいい加減なのも国際学会の特徴である。
前に書いたような気もするが、プログラムに名前が載れば税金控除の目的は達せられるので、会場に現れないで、観光に励む不届き者も多い。現に僕の受け持ったセッションも、座長は僕のほかに二人いるはずだったが、一人は現れず、今一人は途中で“一寸俺、用があるからさ、悪いけど・・・”と言って消えてしまった。

それならこっちも、と会期の残り半分はドレスデンに居を移し、復興なった聖母教会と古都を、二日かけて十二分に楽しませてもらった。

一言親友マリタのために付け加えると、彼女の開会式の挨拶は立派だった。そしてビジネスミーティングの進行も。
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by n_shioya | 2007-07-10 22:44 | コーヒーブレーク | Comments(0)


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