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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
ところで昨日の「メンズヘルスセミナーin京都」だが、ハイライトを忘れない内に書いておく。
①今までの医学は男のデータが中心だと言うことで、最近はジェンダースペシフィック メディシンといって女性の医学が強調されているが、実際は男性特有の問題というのがなおざりにされている。これが札幌医大の熊本名誉教授の切なる訴えである。 男の活性のもとはテストステロンである。これが男を男たらしめている。男らしさ、その横暴さも含め、テストステロンがエンジンオイルである。年をとって丸くなったなど言うのは、テストステロンが足りなくなったと言うことに過ぎない。 ②テストステロンの減少とメタボリックシンドロームの発現は関連があるようだ、と言うのが東大の秋下準教授のお話である。 ③そのテストステロンの補充に、テストステロンゲルを考案し、その効果を発表されたのが、水島名誉理事長だった。 ④東大の吉村講師は“男のスキンケアと美容”について、男も見た目の時代と言うことを強調された。 洗髪は月一回散髪のときだけ、顔も体も石鹸で洗うのは年に一度か二度という、このブログの筆者には耳の痛い話しだった。 ⑤サプリの一般論と抗酸化サプリについて話されたのは、この分野の第一人者、名古屋大学の大沢教授だった。 ⑥最後に帝京大学の堀江教授が、“前立腺と酸化ストレス及びテストステロンの関係”を分かりやすく解説された。 またPSAが高濃度だが、どこにも癌が見つからず、悶々と苦しむいわゆる方たちに対して、PSA難民と言う言葉を提唱され、これに対し自身が開発された前立腺病変予防のサプリメントの有効性をご紹介をされた。
by n_shioya
| 2007-07-22 23:59
| アンチエイジング
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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