ウーマンエキサイト ガルボ Exciteホーム | Woman.excite | Garboトップ | Womanサイトマップ
ガルボウーマンエキサイト
NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
イスラム世界と日本
イスラム世界と日本」というテーマで、元文部大臣の遠山女史が講演されるという。
遠山敦子氏はトルコ大使も経験され、現在は新国立劇場の理事長である。
主催は日本国際医学協会、場所は神田の学士会館である。

今まさにハンチントンがその著書で予言したように、“文明の衝突”が起こっている。
これは聞かずばと、歯の治療直後の痛みをこらえ、大いに期待を持って出かけていった。
が、いささかがっかりした。
内容はご自分のトルコ大使のときの個人的な経験に終始し、イスラム文化の特殊性はほんの垣間見るに終わってしまった。
b0084241_19183136.gif

30分という時間は短すぎてお気の毒だったたかも知れぬが、時間切れでご質問も出来なかったので、ここに僕の疑問点を列挙してみよう。

①数から言えば全世界でイスラム教徒キリスト教徒に匹敵するという。これを無視して、キリスト教国が今までどおり自分たちの価値観を押し付けていけるものなのか。
パックス・アメリカーナというおごりで、世界平和という大義のもと、憎しみの連鎖反応を惹起し、“文明の衝突”にまで発展させたのはアメリカの責任ではなかろうか。
③そもそも民主主義といっても、アメリカのダブルスタンダードには皆うんざりしている。
しかもブッシュのような単細胞の男が、おそらく自分でも守ってないだろうキリスト教的使命感オイル利権を合体させて、ごり押しをしてテロを自分で招き、世界をテロ戦争に巻き込もうとしている。
あの馬鹿は、イラク攻撃を十字軍にたとえ、9・11の直後に、反射的に復讐を誓っていることでも正体は暴露している。
ハンチントンは世界をいくつかの文化圏に分けているが、そのなかで日本だけは独立した一つの文化圏とされている。
その日本がこのキリスト教対イスラムの対立の解消に役立つことは寄与出来ないのか。
文明の衝突の悲劇は、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教をいった一神教同士の殺し合いにあるという感がするからである。
ロシアはプーチンのもと逆コースをたどり、中国という眠れる獅子はやっと目覚めて中華思想を開花させようと虎視眈々としている。
彼らがこのアングロサクソンとアラブとのせめぎあい、を自国の利益のためにどう利用しようとするか?
⑥いったいこの文明の衝突から抜け出る道はあるのだろうか。

など、など政治音痴の僕でも後から後から疑問が湧き出てくる。

ま、今回の講演はこの学会の伝統で、“感想”という形をとっていたのでやむをえなかったが、、いま少しこの出口の見えない危機感に触れて欲しかった、と感じたのは僕だけだったろうか。
[PR]
by n_shioya | 2007-11-16 22:55 | コーヒーブレーク | Comments(0)


<< ベッド革命 越前の恵み >>


woman.excite TOPへ Copyright © Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.
免責事項 - 会社概要 - ヘルプ | BB.excite | Woman.excite | エキサイト ホーム