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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
どの社会にもいわゆるマドンナと呼ばれる女性がいるものだ。
だが、日本褥瘡学会には正真正銘のマドンナがいる。真田先生である。しかも彼女は東大医学部教授である。 そのマドンナを口説き落として、アンチエイジング学会のマドンナにすることが出来た。 そもそもの今宵の趣旨は、彼女が東大で立ち上げた寄附講座「アドバンストスキンケア(ミスパリ)」の開設祝いであった。 名前から判るように勧進元は日本で有数のエステサロンである。 東大にエステサロンの寄附講座とは画期的なことである。 ここまでこぎつけるのはさぞやご苦労でしたろうと、例のダズルで祝杯を挙げさせて頂いたしだいである。 そのついでに今度僕が立ち上げる予定の、「見た目のアンチエイジング研究会」へのご協力もお願いした。 さすが真田教授だ。大変ありがたいヒントをいただいた。 “私はね、アンチエイジングと言っても何も二十歳に戻ることとは思わないの。むしろ自分が一番輝いたとき、それ近づけたらという気持ちかしら。 当然ながら大事なのは内面の充実感の表れ。年相応にその輝きを取りもどせたら、本当のアンチエイジングになるのではないかしら。 それからね、これは心理学の常識だけど、セルフ・コンセプトという捉え方ね。 これには二つの要素があるの。 まずセルフ・エスティーム、これは自己評価ね。 そしてボディ・イメージ。これはどちらかというと他人の目を意識したもの。 それぞれの充足感を計測することも可能なのよ。” ふーん、なるほど。 何時も僕がつかみ所がなくて悩んできた、“心と体の相関関係”の捉え方はここにあるのか。 というわけで見た目のアンチエイジングの有力メンバーとして、この新しい領域の開拓にご協力いただくことになったのである。
by n_shioya
| 2008-05-09 22:50
| アンチエイジング
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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