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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
老人は新しいことを学べない?
最近ではデジカメも普及して、フィルムに取って代わったが、その出始めの頃いささかショッキングな体験をした。

次男とその孫たちをつれて箱根に行ったときのこと。
仙石原にサンテクジュベリの博物館というか、テーマパークを見つけ入ってみた。
中には「星の王子様」の作者の一代記が,その持ち物や交友関係を含めて年代別に展示されている。

先に博物館から外に出て、子供たちを待ちながら、庭の景色をデジカメで撮っていると、若いカップルが近寄ってきて、“おじいさん、一寸シャッターを押してくれない?”というのだ。
自分のこととは気付かず、一瞬、周りを見回してしまった。
これまでおじいさんと呼ばれたことが無かった、子供や孫からは、これまでどういう訳か、アヤという呼び名で呼ばれてきたのである。
ともかくデジカメを受け取って、シャッターを押してやると、“ありがとう”、と礼を言いながらこう付け加えたのだ、“デジカメを持っているので、おじいさんでも扱えると思ったので。”

カメラを受け取って立ち去っていくカップルの後ろ姿を眺めながら、突然、ムラムラッときてしまった。
なぜって、僕は自分が爺さんだと思ったことがない。さらに、爺さんにはデジカメという新兵器は使いこなせない、という先入観がある。これは不当な差別といわなければならない。

やっと建物から出てきた次男に憤懣をぶつけると、“でもさあ、白髪で、、孫をぞろぞろ連れている70がらみの男を、それじゃなんと呼んだらいいんだい”、といなされてしまった。

ふむ、それではこの嘆かわしい風潮に、敢然と立ち向かわねば、つまり、これこそがアンティエージングと目覚めたのが,このブログを書き始めた本当の理由である。

初期パソコンのCMを思い出して欲しい。
高倉健扮する爺が若いのになぶられながら、パソコンと格闘しているのがあった。
まるでパソコンは若者の特権みたいだが,そんなことはない。60台の定年退職した層が今パソコンの需要を押し上げているという報道があった。

そして何を隠そう,20年ほど前、僕は日本に入ってきたマックを最初に購入した一人である。
そのときまで,英文タイプにさえ手を触れたことがなかった。
そのマックは今ではアンティクとして数十万の値がついている。もっとも買ったときは200万円ほどしたが。

そのほか、年甲斐もなくいろいろなことに手を出したきた経験から言えることは,老人でもいくらも新しいことはこなせる。
ただ若いときと違うのは、

①覚えるのに時間がかかる・・・だからこちらのペースでやらせてほしい
②反復練習が必要である・・・これは仕方がないでしょう
③年長者としてのプライドがある・・・あまり若いのに小突かれたくはない
④同時進行でいろいろなことができない・・・大体ステレオをがんがん鳴らしながら,しかも携帯片手に、よく勉強が頭に入るね,とこちらは言いたい。

必要なのは好奇心である。
何もそう高尚なことではない,野次馬精神、平たく言えばミーハーでありつづけることである。
そうすれば年をとっても新しいことはどんどん吸収できる.
だが,ゆっくりと自分のペース繰り返しやらせてほしい。

若いのだっていくらも頭の硬いのがいるじゃないですか、霞ヶ関あたりには。
まだ年端も行かぬくせに,それは先例がないとかなんにでも難癖つけて,全エネルギーを因習を守ることだけに費やしている哀れな種族でみちみちており、構造改革に立ちはだかっているではないか。
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by n_shioya | 2008-05-15 20:57 | アンチエイジング | Comments(3)
Commented at 2008-05-16 05:41 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by n_shioya at 2008-05-16 17:49
山路さん:
時間はかかっても、やはりなによりも教育ですね。
Commented at 2008-05-17 05:48 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。


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