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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
アート オブ リビング
今日は昨日に続いて、「生きがい」の問題を掘り下げるはずだったが、ある本を読み始め、あまりの面白さにやめることができず、気がついたらもう夜中になっていた。
其の本とは、ヌーランドの「アート オブ エイジング」である。
著者はエール大学の外科の教授で,すでに「ハウ ウィ ダイ」「ハウ ウィ リブ」など多数の著書があり、ピューリツアー賞の最終候補にまでなったことがある。
この本の内容自体が、今日まとめるはずだったテーマに直結しているので、改めてご紹介することにする。

さて肝心の「生きがい」だが、昨日は「人に必要とされること」を第一に挙げた。
其れまでの自分の専門を生かせればそれに越したことは無いが、其れにこだわることはない。
その際大事なことは、受身で待つのではなく、必要とされる働き場を自分から探すことが必要だとも述べた。
だが、それ以外にもそれぞれの価値観、バックグラウンド、おかれた環境等でさまざまな生き様が考えられる。

QOLを高めるものを「生きがい」に限らず、「幸せ」、「充実感」といったキーワードを含めると選択肢はもっと広がるのではないだろうか。

それは、人によっては、現役時代にやりたくてもやれなかったこと、其れが絵を描くこととか、旅行とか、また何かの資格を取るとか、また新しい学問分野の修行とかさまざまであってよい。
つまり、今までの趣味の延長であろうと、新たなことへの挑戦であろうと、本人が夢中になって取り組む対象があればよいのではなかろうか。
この場合、新たなことへの「挑戦」と「夢中」になれることが重要な気がする。

僕の義兄は80になるがいまだに水泳を続け、合間に昔からの仲間と囲碁を楽しんでいる。
また昔の教授仲間の一人は、もとは耳鼻科が専門だったが、ゴルフの合間に日本文学の研究を始めたのもいる。
医学部のクラスメートでは、浮世絵の収集が高じ、自分で浮世絵館を造ってしまった男もいる。
それほど大げさなことでなくても、たとえそれが孫の世話であっても、本人が幸せに感じ、充実感を持てればよいのではなかろうか。

僕は今76歳である。これまで繰り返し述べたように両親のように長生きをしたいとはさらさら思わない。
だが、これまで生き延びてきたことは幸せに感じている。

ひとつには過去を振り返って気持ちを整理し、大げさに言えば過去を精算しまた折り合いをつける機会が与えられたからである。
そして幸いなことに、好奇心というと聞こえが良いが、野次馬精神は旺盛なので、まだまだ知りたいこと、考えたいこと、実践したいことが山ほどある。
無理に長生きしたいとは思わなくても、やりたいことは山ほどあるのが今の正直な気持ちである。

と書いてきたが、どうもまた、まとまりのない話になってしまって申し訳ない。
先ほどのヌーランドの本「アート オブ エイジング」を読み返し、もっと自分の考えを整理して、この「生きがい」の問題は再度取り上げることにする。

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by n_shioya | 2008-07-12 23:41 | アンチエイジング | Comments(3)
Commented at 2008-07-13 00:19 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by n_shioya at 2008-07-13 17:44
山路さん:
そういえばあのオスラー博士が言ってましたね、一日一日を最高に生きること、と。
Commented at 2008-07-13 22:34 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。


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