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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
市場原理の暴走・・・ジョージ・ソロスの警告
b0084241_17453544.gifガソリンが高騰している。

ハイオクは200円近くなり、満タンにすると一回で1万円になってしまう。
アクセルを吹かすたびに、お札を燃やしているような感じで、さすがの僕も地下鉄の乗りかたがわからないなど、寝言を言ってられなくなった。
また、代替燃料の絡みで穀物相場も荒れている。

これもすべて“投機マネーの暴走”と、僕は短絡的に見ている。
と言うのは10数年前、ソビエトが崩壊したとき、アメリカの空港の待合でたまたま手にしたアトランティック・マンスリーの記事を思い出したからである。
著者はジョージ・ソロス。あの“資本主義の申し子”で、彼が眉を動かすだけで株やドルが乱高下し、タイが破産に瀕したのも彼の策謀だと言われている。

其の彼がなんといったか。
「・・・共産主義が壊滅した今、資本主義の暴走に歯止めをかけるものがなくなった(確か彼は“unbridled tyranny of capitalism”と言う表現を使っていたと思う)。これは恐ろしいことである・・・」
なんてまた調子のいいことを、と僕は腹が立った。
市場経済でしこたま儲け、申し訳程度のファイラントロピー、人道活動で免罪符を手にしたつもりの奴がいうことか。

だが彼の予言どおり、今グローバリズムと言う名の下に、“仁義なき市場原理”が暴れまくっている。
へん、グローバリズム!聞いて呆れる。アメリカニズムとどう違う?
日本でも其の尻馬に乗って、柔らかな物腰とやさしい口調で国民の危機感をあおり、日本ををアメリカに売り渡そうとしている輩もいる。

マルキシズムという暴君に、シカゴ学派が取って代わったに過ぎないのではなかろうか。
この暴走を止めるには、株主の利潤優先の前に、経営者のモラルが問われるのではないだろうか。
それと同時に、ケインズの名を借りた“土建屋国家”から脱皮し、もっと“血の通った経済原理”が日本から発信できないものだろうか。

なに、素人は黙ってろ、ですって。
確かにアンチエイジングを推進し、かねて「医療崩壊」をなんとか食い止めるのが目下の急務かもしれない。
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by n_shioya | 2008-07-15 22:03 | コーヒーブレーク | Comments(3)
Commented by TSUDA at 2008-09-07 15:46 x
私は二分脊椎で左足が麻痺していますが、障害と認定されず苦しんでいます。発病するまでたくさんの税金を払ってきたにもかかわらず、自分に還元されない社会とはなんでしょう?年金問題ももそうです。積み立てたお金を政治利用するこの国の、おかしな側面を知るために経済の勉強を始めました。そこでソロスは時々出てきます。現在ソロスのことを完全に把握してませんが、私も塩谷様と同じ意見を持っています。彼の人道活動が過去の罪滅ぼしのように思えます。国境なき政治家と言われてるようですが、良い社会を作るのは大きなお金でもなく、小さな善意の集合だと私は思っています。
Commented by n_shioya at 2008-09-07 17:28
TSUDAさん:
脊椎分離症とは、今までずいぶん苦労をされてきたことでしょう。
専門でないので、なぜ障害と認定されないのかわかりませんが。
市場原理というと聞こえはいいですが、弱者切り捨ての論理で、医療の目指す福祉社会とは、相容れないものがあります。
高福祉高負担と言ういいわけめいた主張もわからぬではないですが、問題は其の負担は国民がしていると言う意識が失われ、役人は自分の金のように錯覚して、むだにばら撒いてしまうことに在るのではないでしょうか。
ただおっしゃるように、国家にすべての責を負わすのではなく、個人レベルの相互扶助の精神も大切だと思います。
Commented by TSUDA at 2008-09-07 23:10 x
返事ありがとうございます。「ソロス」を検索してて、偶然このブログに出会いましたが、内容が面白くてファンになりました。塩谷様は形成外科の先生なんですね。アンチエイジングの研究をされてるせいか、ブログの文章が生き生きしています。39歳の私にはとてもわかり易く勉強になることばかりです。私も自己紹介できるブログを作ろうと思っていますので、出来たらご連絡します。


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