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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
日本男子に告ぐ
その昔、ブラジルで開かれた形成外科の国際会議の際に、会員一同でツアーを組んで南米を観光旅行したときのことである。

其の中に一人、若くて仕事熱心だが、ユニークな男がいた。
大体形成外科には変わり者が多いが、其の男のユニークさは群を抜いていた。ただ本人に自覚も悪気はないので、多くの場合はお愛嬌に終わっていた。

一行の中にこれも一人、うるさ型のご夫人がいて、奥さん方を仕切っていた。
リオデジャネイロから移動してブエノスアイレスのホテルのロビーでチェックインを待っているとき、仲間の医師がユニークな医師に意見していた。
“あの奥方には敬意を払うんだぞ、チャンスを見ては何でもいいから一言積極的にお声掛けするんだ。わかったか?”
“へい”

翌朝、皆でブレックファスト・テーブルを囲んだとき、ユニーク医師は張り切ってうるさ型夫人に声をかけた。
“おはようございます、奥様。今日はお化粧ののりが悪いですね。”
皆唖然としたのは言うまでもない。その時の夫人の反応は想像にお任せする。

いまさらこんなことを思い出すのは、昨日のブログで女性の輝きを支える二大要素を列挙してからである。
内面からにじみ出るものと、それを裏付ける外面の装いと。
だがそれを引き出し、磨きをかけるもっとも大切な要素を書き忘れたのに気がついた。
それは“異性からの賞賛の言葉”ではなかろうか。

ドレスでも髪型でも、しぐさでも何でも良い。相手の男からのちょっとした褒め言葉がどれほど励みになるだろうか。
決してこれは僕のあつかましい妄想ではない。イタリア男はこの技術を最大限に利用するというではないか。
言上げしないのを美学と心得る日本男子も少しは見習うべきだろう。要は美学とよべるものではなく横着に過ぎないのだから。

“それでは先生はさぞ家では奥方に甘い褒め言葉を・・・?”と美女の一人が意地悪く聞いてきた。
“冗談じゃありません。僕にとっては「女性礼賛」はあくまで「外貨獲得」の手段で、輸出オンリーです。”と本音を吐いてしまった。
“でも、「内需拡大」も必要ではございません?” とやんわり美女にたしなめられた。
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by n_shioya | 2008-08-09 17:13 | アンチエイジング | Comments(4)
Commented by きのこ組 at 2008-08-10 01:06 x
ふふ。先生は”外貨獲得”だけでいいです。。日本人男性の美徳はやっぱり”男はだまってサッポロビール”です。最近アメリカ人男性はセクハラで訴えられたらこまるので、女性への褒め言葉を言わなくなりました。これも寂しいですが。
Commented by n_shioya at 2008-08-10 13:45
きのこ組さん:
有難うございます。
それでは心置きなく、これからも“対外貿易”に励みますので宜しく。
Commented by こでまり at 2008-08-12 09:46 x
妻に直接言うのは日本男児には難しいかも。でも、公の席に決して若いとは言えない年代の妻を連れた夫が、優しい目を妻に向けるのを見れば、女性というものは真の男らしさを感じるものでは。
Commented by n_shioya at 2008-08-12 10:18
こでまり さん:
確かに日本でも夫婦同伴の機会が増えて、変わってはきました。
そして大事なのは表現の手段よりも、ケアする気持ちでしょうね。


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