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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
百寿者百話:生き方上手の生活法
b0084241_10201690.jpgこのところ“老人本”漬けである。アンチエイジング、老年学関係の本で書架が撓んできた。
そこへ有隣堂で前坂俊之氏の「百寿者百話」と言う本を見かけ、パラパラめくると親父のことが出て来た。
ちょうどセンティナリアンのことも調べなければと思っていたところなので、早速購入しさらに書架に負担をかけることにした。

親父も含め、70人ほどのセンティネリアンを良く調べ上げて、其の言行を簡潔にまとめてある。

著者が指摘するように、老人問題や長寿に関する本の多くは、平均寿命の半分ほどの若い専門家や医者によって書かれている。
其の点僕は、センティネリアンの息子で、すでに76歳だから、多少ものを言っても許されるだろう。

彼らに共通な意外な事実として著者が挙げている6項目は、親父を見聞きしてきた僕にとっては馴染み深いものである。6項目を親父に当てはめると、

病弱だったが、病気を克服して天寿を全うしたものが多い。・・・自分では子供のときは病気のデパートだったと主張していた。祖母からはあまりそんな話は聞かなかったが。
②食事は粗食、小食のほうが長生きをする。・・・二木式の玄米菜食だった。だが親父は本当は肉や甘いものが大好物だった
したいことをやる。・・・あれだけ他人に無頓着でわが道を邁進できれば、誰でも長生きできるだろう。
④物事を前向きに捉える・・・いわゆるポジティブ・シンキングの権化だった。ちなみに僕は其の反動で、ネガティブ・シンキングが大好きである。
⑤芸術家や学者で、創造的な仕事に携わった人は長生きする。・・・呼吸法でもゴルフでも、自分で編み出すのが好きだった。ちなみに何事においても、確心を持って前言を翻すことが出来るのも、創造性といえるかもしれない。
日本の伝統的な食事は世界一の長寿食である。・・・親父のは日本食をさらに切り詰めた玄米菜食で、僕たちの子供時代は悲惨なものだった。

ただ親父の場合ははたで見ているとずいぶん無理があったように思う。
また、親父のファンの見る目と、家族の捉え方には相当なギャップがあったと思う。だが、これは“預言者は故郷では入れられない”の部類かもしれない。
しかし、あれだけの強靭な意志の力は常人には望むべくもない。いま少し肩の力を抜いたら、と言うのがはたから見ての偽らざる感想だった。ことに晩年になってからは。

ほかのセンティネリアンの方々がどんな考えとライフスタイルだったか、前坂氏の御本を通してゆっくりと実像に迫りたい。
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by n_shioya | 2008-08-15 21:02 | アンチエイジング | Comments(5)
Commented by きのこ組 at 2008-08-16 04:02 x
ははーん。先生はお父上に反逆したいんですね。ふふふ。
Commented at 2008-08-16 06:36 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by n_shioya at 2008-08-16 07:59
きのこ組さん:
ぼくの好きなルナーるの短編に、
“公園を散歩しいていると、前を若いのと年寄りと男が二人歩いていた。
何時までも其の二人の間には会話がない。きっと父と子に違いない”
と言うのが在りました。
Commented by n_shioya at 2008-08-16 08:01
ぷろぷ さん:
コメント有難うございます。
確か二木先生ご自身、晩年はどこかの校長さんをされていたように思いますが・・・
Commented at 2008-08-16 20:09 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。


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