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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
青春彷徨
“私ほど雲を愛する人がいたら教えてほしい”
紅葉の山間の池のほとりに寝そべって、青空を眺めながらヘッセの「青春彷徨」の一節を反芻していた。

真綿のような千切れ雲が、キリンになったり、クジラに姿を変えたりしながら青空をゆっくりと遊泳していく。
石川啄木は言った、“雲は天才である”と。

そして僕はシャガールの言葉を思い出す。
“私にとっては、その人が詩人かどうかだけが大切である。詩人とはシェークスピアやゲーテのように「言葉を操る人」に限らないのは言うまでもないが。”
ならば雲も立派な詩人であり、見る人を詩人にしてくれるのではなかろうか。

想念はさらに広がっていく。
昔フィラデルフィアにエーデルマンという心理学者がいた。交換教授で来日し、僕にとっては“心の恩人”であることは以前に書いたが、帰国後、手紙でこう書いてきたことがある。
“この狂った世の中で正気を保つには、『』が必要です。”
僕はそれに、『自然』を加えたい。いや自然も大切な友の一人というべきだろう。
人類とは矛盾に満ちた愚かな集団である。
己が作り出す文明で自己を窒息させ、破滅を呼び込もうとする。
ちょうど人体が抱える、いわゆる自己中毒自己免疫疾患のように。
これを吹き払ってくれるのが香ばしい森林浴であり、爽やかな潮風ではなかろうか。
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by n_shioya | 2008-10-17 22:57 | コーヒーブレーク | Comments(2)
Commented at 2008-10-18 03:09 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by n_shioya at 2008-10-18 22:01
山路さん:
仰せののとおり僕の幸せは、配偶者も僕同様に自然の愛好家だということです。


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