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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
廊下トンビの怒り
b0084241_9451158.jpg今一冊の本を前にして、僕はどこまで本音を語ろうか迷っている。
その本とは「霞が関の逆襲」で、著者は皆様よくご存じの江田憲司氏と高橋洋一氏である。
まだ読み始めばかりである。
だが云わんとしていることは分かっている。それだけに読むのが怖い気もする。
つまり日本の政治、行政は癌に侵されている。しかも体中に転移している。その癌とは官僚支配である。

昔僕は゛廊下トンビ”という役を長年やらされてきた。
学会のため、大学のため、予算を獲得し、場合によっては法律改正まで持ち込まねばならぬ大仕事である。
そのために、官庁の廊下を飛び回る役は、“廊下トンビ”と呼ばれていた。
これを40年やらされれば、官僚の哀れな生態は実によくわかってくる。
哀れというのは、もしひとかけのプライドでもあったら、異物反応で生きて行けないないのが官僚であることが、いやというほどわかったからである。

「霞が関」で最優先するのは「村の掟」である。
その具体例や、それに守られ横行している悪弊の数々は、おそらく前掲の著書にあふれているだろうし、このブログでもおいおい取り上げたいと思うが、まず国民が捨ててほしいのは、官僚は国家のため、国民のためを考えているという幻想である。

国民のためなどと本気で言ったら、はしたない、の一言でかたずけられるのが霞が関である。
そして官僚は絶対に責任を取らない。
そして税金は国民のものという考えは一切ない。すべて自分の金で、いかにそれで他人をというのは政治家を含め、コントロールするかということしか考えない。
それでなければバブル崩壊、年金の振り込め詐欺、公文書偽造等々、あれほどのチョンボというより、詐欺まがいというより、明らかな犯罪行為を犯しても、だれも処罰されないではないか。

だが官僚個人を責めるのは酷かもしれない。
村の掟が彼らに、自己保存と増殖、権力への病的な執着、そして人を蹴落としての出世を価値観として要求する。
そのためにはどんな破廉恥な言動でも、鉄面皮に押し通す勇気が、村の生活で涵養される。
官僚制度は日本の進歩に立ちはだかる巨大な壁である。しかも国に巣食うシロアリの群れである。

これを改革するには、官僚自身が恥を知り、他人を思いやること、つまり自己改革を始める以外にない。
この制度によっていかに自分の人間性が腐食されてきたか、思い直してほしい。
奴らだってなにも好き好んで、恥をさらし、人間性を削っている訳ではないと思う。

そのための手立ては?
That is a question!
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by n_shioya | 2008-10-21 22:53 | コーヒーブレーク | Comments(4)
Commented at 2008-10-22 01:51 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by アヤメ at 2008-10-22 13:52 x
このような見苦しい日本の社会で 先生の医者としてのミッションは何だったのですか? 先生がしたい医療は出来ましたか? 医者として どうやって希望を持って生きてこられたのですか?
Commented by n_shioya at 2008-10-22 21:52
REIKO さん:
日本国民は騙されているのか、寛容なのか、呑気なのか、あまりにも甘すぎます。政府と政治家に対して。
一度も、何らかの形で、革命に相当する洗礼を受けていないからでしょうか。
セミナーの宣伝ありがとうございました。
きっといいセミナーになると思います。
Commented by n_shioya at 2008-10-22 21:55
アヤメ さん:
僕が帰国した時は、まだ形成外科は揺籃期で、にーづに対応する体制がなく、ある意味で苦労は多いが、やりがいのある時期でした。
そして40年前位の学園紛争は、医学部が発端で、みな真剣に医療改革に取り組んだ時期でした。
まだ、希望を捨てたわけではありません。


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