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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
肝斑は治せる・・・第3回日本美容抗加齢医学会
今日は日曜というのに、また朝から学会である、などとは口が裂けても言えない。
日本女性の若返りの希望の星、湘南鎌倉病院の形成外科山下理絵部長が精魂込めて立ち上げた、日本美容抗加齢医学会の第3回学術集会の日である。
肝斑は治せる・・・第3回日本美容抗加齢医学会_b0084241_10382968.jpg

朝9時。
肝斑治療のための戦略」というパネルで始まった。
一口にしみといっても、老人性色素斑、太田母斑、脂漏性角化症など様々あるが、そのうちで最も治療に難渋してきたのがこの肝斑というやつである。
成人女性に多く発症し、ほほ骨を中心に茶色の染みができる。
それが今は、薬や場合によってはレーザーで改善できるというのである。

ただその見分け方や、治療手段の使い分けと組み合わせ方。2時間にわたる議論を聞いていると、肝斑オタク(失礼)の世界で、とても僕が手を出せる代物ではないことがわかった。

それからメゾセラピー、プラセンタつぼ打ち、サプリメントと続き、最後が「ホルモン補充治療と美容医療」のパネルだった。

演者は
 東京女子医大産婦人科の太田教授
 帝京大学泌尿器科の堀江教授
そして
 銀座オクトクリニックの伊藤院長
のお三方で、座長は僕が務めさせていただいた。

それぞれが、女性ホルモン療法、男性ホルモン療法、そして成長ホルモン療法の現状について、まことにわかりやすくお話しくださった。
初期には混沌としていたホルモン補充療法も、ここに来てやっとその使用法が整理されてきたようである。

結論から言うと、適応を選び、必要なら専門家の指導を仰ぎながら行えば、我々形成外科医でも、アンチエイジング医療の武器の一つにできるし、またそうすべき、という感じを受けた。

しかし、ホルモンの世界は複雑に絡み合って、奥が深い。
これは新しい治療法すべてに言えることだが、この治療法も自家薬籠中のものとするには、それなりの基礎知識と経験が必要なこともよくわかった。
by n_shioya | 2008-11-30 21:33 | アンチエイジング | Comments(2)
Commented at 2008-12-01 11:31 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by n_shioya at 2008-12-01 22:38
マイコさん:
あせらず、明るく。
陰ながら応援します。


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