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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
2012年 01月 11日 ( 1 )
癌とアンチエイジング
このところ訃報に接することが多い。
真夏と真冬は高齢者には鬼門のようだが、80歳という大台も一つの山場のような気がする。
今まで年甲斐もなくのさばってきた昭和一桁だが、このへんで我が身を振り返ってみることも大事かもしれぬ。

高齢化が進めば、癌が増えても当たり前かもしれないが、それにしても若い人を含め、知人で癌の宣告を受ける人が増え続けている。
そのたびに思うのは、アンチエイジング等「能天気」なことを言っている場合か、という苛立ちである。

だが冷静に考えれば、アンチエイジングに励むことは、そして若さを保つことは、癌の予防につながると考えていいだろう。
昔外科医をやっていたころから、僕は癌は外科の病気ではなく、内科的な治療の対象と考えていた。
外科手術は、例え癌を切除しても、機能を奪い、醜形を残すからである。
だが、僕の言う内科的とは、いわゆる狭い意味の抗がん剤ではない。
これは全身の細胞を多かれ少なかれ生涯を与えるからである。
癌細胞は静状態でも毎日無数に発生すると言う。それが発病につながらないのは、免疫機能が働き、癌細胞を退治してくれるからである。
その意味で、究極のがん対策は免疫脳の活性化でなければならぬと、外科医の僕でも思う。
だが、それがまだ開発されないうちは、次善の策として抗ガン剤、放射線そして外科手術も必要であろう。

癌は自己の細胞の反逆である。
その点で、自己免疫疾患とも共通の面がある。
つまり人間は、自分の中に自己を破滅に導く因子を抱えている。
どうしてこんなことになったのだろうか。
僕が取り組んでいる大テーマ「人間の愚かさの生理学的基盤」の一つともいえる。

ともあれ、アンチエイジングは、細胞の働きを正常化することで、癌の予防にも役立つはずである。
又、最近では笑いの効果なども云々されているから、アンチエイジングを唱える「能天気」な精神構造にも、癌の抑制効果が潜んでいるのかもしれない、など、都合よく考えている。
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by n_shioya | 2012-01-11 23:35 | アンチエイジング | Comments(3)




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