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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
カテゴリ:美容外科( 83 )
「美容外科の魅力と魔力〜形成外科医へのメッセージ〜」
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この7月1日に仙台で開催される、形成外科医が運営する美容外科学会で話をさせてもらうが、その要旨をご紹介しましょう。

形成外科医にとって「再建と美容は車の両輪」、という言い方がよくされます。
本当にそうでしょうか?
まず、再建と美容に線を引くことは可能か、という疑問です。これは再建を復元と考えるからで、外傷で失われた鼻を再建する場合、もし、元の鼻が鼻ぺちゃだったとしたら、わざわざ見っともないぺちゃんこの鼻を作りますか。いや、本人の喜ぶような立派な鼻、つまり美しい鼻を目指すでしょう。
再建と美容と分けるのは、「醜形の原因」が外傷、腫瘍などの病的なものか、生まれつきなのかだけの違いで、目的は「美」にあります。
そして手段、つまり「手術方法」も再建と美容で異なることはない。
ということを前置きとして、美容外科の魅力の最たるものは造形の楽しさにあると申し上げたい。
鼻を例にとれば、数ミリ、1度、2度の角度を変えただけで「決まった」という感じを得た場合の達成感。これこそ何物にも代えがたい魅力といえます。
その反面、魔力というか落とし穴もあります。
まず自由診療のため、とかく「イージー・マネー」としか捉えられない。
また、良くも悪くもリスクを冒したくないので、臆病になる。新しいことに挑戦しなくなる。
もちろん、怖さを知らない素人美容外科医が、無茶苦茶なことをやらかすのも問題ですが。
また、美容の目的は究極はセックス・アピールにつながります。エロスを裏側からメスでマニピュレートしているうちに、倫理観が曖昧になり身を滅ぼすものも過去にありました。
そういうわけで美容外科に関わる医師には、美的感覚の他に、患者とのコミューニケーションの能力、厳しい倫理観が再建外科以上に要求されます。
こうして再建外科が美容外科の基盤として必要な反面、美容外科の経験が再建外科医をさらに洗練されたものにすると僕は信じています。
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by n_shioya | 2017-06-04 23:17 | 美容外科 | Comments(0)
形成外科医にとって美容外科とは?
学会最後のセッションは
「形成外科医のための美容外科」といった内容のシンポだった。
大学病院の形成外科で美容外科を教える難しさなど小手先の議論ばかりで、「美容外科とは何か」という本質論に話がおよばず、いささかがっかりした。どうも皆さん、美容外科をアルバイト先としか考えておられないようである。
美とはなんぞやとか、なぜ女性は美に命をかけるかとか、美容と再建の線引きは不可能であり、形成外科のゴールは美にあるといったことは、大学でこそ追求できる課題であることがお分かりでないようだ。
所詮形成外科医は建具屋に過ぎないのか、失礼、昨今は建具屋さんの方がもっとプロ意識があるのでは・・・
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by n_shioya | 2017-04-14 21:57 | 美容外科 | Comments(0)
美容医療の健全化を目指して
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今回の形成外科総会のハイライトのひとつは、今日の特別シンポジューム
「動き出した美容医療制度改革」。
安心、安全な美容医療を目指し、学会と行政が手と取り合って一歩を踏み出した画期的な一日である。
フォトはその動きを支える面々。
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by n_shioya | 2017-04-13 22:24 | 美容外科 | Comments(0)
自由が丘クリニックの院長に北研病院の佐藤君が
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自由が丘クリニックの院長に北研病院の佐藤君が就任した。
中北現院長は総院長に。
今日はその就任祝賀会。
北里研究所病院には相模原の北里大学病院のエース島倉君が転出。
目黒通りを中心に、環七と環八の間で地域密着型のクリニックとして地道に努力してきた自由が丘クリニックだが、今やアジア諸国も周辺地域として取り込む一大美容医療センターに発展した。
ここにきて行政は「美容医療の健全化」に乗り出した。
新体制で発足した自由が丘クリニックが、その先兵を務めることを期待する。
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by n_shioya | 2017-04-01 23:09 | 美容外科 | Comments(0)
「僕は金魚の糞だった。」
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これまでの僕は幸せな「金魚の糞」だった。
「糞」は「金魚」の後をくっついて回るだけで、親分が抵抗勢力をはねのけながら突進する後を追っていれば良い。
マラソンでもそうでしょう、トップランナーの後を走れば空気抵抗もなく、コスパは最高である。
幸いどんな世界でも金魚にあたる「仕切り屋」がいる。抵抗勢力をはねのけるだけでなく、必要悪とも言える「汚れ屋」の役も買って出てくれる。
だが同世代の仕切り屋さんたちは次々に世を去ってしまった。
ここにきて「糞」は、意に反して金魚の役を引き受けざるを得ない事態に追い込まれた。「美容医療の健全化」という難問題との取り組みである。
始めて自分で矢面に立ち、突進する覚悟があるだろうか?
昔は楽だった。
かつては日本形成外科学会を医学会分科会に加盟させ、法律改正をして形成外科を標榜科組み入れ、形成外科を一人前の専門分野に仕立てた3人の男たちがいた。三人とも苗字に「野」が含まれているため、その功績を讃えて「3悪野」と呼ばれるようになった。僕はその後を付き纏う「金魚の糞」にすぎなかった。
そしてまた教授を務めていた医学部で学部長に推された時、その器ではないとお断りしたのも、私学の学部長に付き纏う汚れ役、つまり寄付金の徴収という役割はご勘弁、というのが本音だった。
だがここにきて、「糞」は考える。
最後のご奉公だ。「金魚」になろうかと。
というわけで皆さん「糞」が飛び回り始めると、悪臭紛々かもしれませんが、しばらくはご勘弁のほどを。
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by n_shioya | 2017-03-30 22:10 | 美容外科 | Comments(0)
アルマレーザー・セミナー
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今日はアルマ・レーザーのセミナー。
場所は東京ステーションホテル。
日曜にもかかわらず、参加者100余名。
最近のレーザーの進歩は目覚ましい。
様々な機能の機種が、色々な名前で発売されているので、僕のような素人は聞くほどに混乱してしまう。
だが今日の収穫は
①脱毛にはソプラノ。痛みが少なく、硬毛化も防げる
②皮膚の若返りとメンテナンスにはテノール
③一つの機器でヘッドを変えるだけで、幾様にも使える優れものはハーモニー
という知識と、
④特定商取引法の改正で「美容医療契約」指定の可能性
⑤院長一人で稼ぎ出すクリニック経営からの転換
と言った情報でした。
来日した社長のジブ・カーニによれば、レーザーの開発でイスラエルが世界をリードしているのは、パレスティナに対する自国防衛のために、兵器としてレーザーを重視してきたからだという。
講師の皆さん、ご苦労様でした。
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by n_shioya | 2017-03-12 22:55 | 美容外科 | Comments(0)
「美容医療を憂うる二人組」
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東海大学の谷野君と自由が丘の状元楼で夕食を。
これまで50年間、我々は日本の形成外科、そして美容外科の健全な発展を目指して努力してきた。
だが、こと「美容医療」については、誇大宣伝とそれに惑わされる被害者の続出という憂うべき状況は依然改まっていない。
だがここに来て、行政も重い腰を上げたと昨日申し上げた。その影の功労者が谷野君である。
これが最後のご奉公と思って、二人で「美容医療の健全化」に突き進むことの決意を新たにした。
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by n_shioya | 2017-03-10 22:56 | 美容外科 | Comments(0)
優しい声には気をつけよ!
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頻発する美容医療の不祥事に、やっと行政も重い腰を上げた。
「美容医療。受ける前にまずチェック ですよね。」というチラシである。
すでに女性誌などで紹介されているというが、どなたでも美容医療を受ける前には是非目を通してほしい内容である。
そしてチェック・ポイントを確認してほしい。
一言で言えば「優しい声には気をつけよ」だ。
“ホームページで甘い誘い文句を使っている医療機関にも注意してね”と訴えている。
こんなことを言われねばならないとは、同じ医師として本当に悲しい。一部の悪徳医師のために、美容医療の足が引っ張られているのがもっと悲しい。
美容医療によって救われ、幸せになった患者さんはいくらも知っている.また、そのために心血を注いでいる医師も周りには大勢いる。
僕が老骨に鞭打って、アンチエイジング・ネットワークを運営し,DAA(アンチエイジング医師団)を結成したのも、「美容医療の健全化」が重要な目的の一つだった。
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by n_shioya | 2017-03-09 20:57 | 美容外科 | Comments(0)
医師免許は殺しのライセンス?
このところ医療事故が頻発している。
群馬大学の腹腔鏡手術の死亡事故や、死亡事故を含む相次ぐ美容クリニックの不祥事件など、「医療過誤」を通り越して、「犯罪行為」ではと言いたくなる。
そして氾濫する誇大広告。
医師がプライドと倫理観を捨てれば怖いもの無しである。医師免許が「殺しのライセンス」となってしまうから。
「美容医療」の健全化を考える時、次の二つが焦眉の急である。
まず、ネットの医療広告規制。
医療法により、医療広告は厳しい規制がはめられ、本当に必要な情報も出せないくらいだ。しかしネットの医療広告は全く規制がない。詐欺まがいの広告が氾濫するわけである。そこで広告規制そのものを実情に合わせて多少緩和し、ネット情報も規制の対象とする。ネットパトロールというか、監査機関が必要であろう。
次に美容医療で使用される医療機器や材料について、効果と安全性の検証を行い、周知徹底する。これは「日本形成外科学会」が責任を持つべきと考える。
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by n_shioya | 2017-03-02 22:12 | 美容外科 | Comments(0)
豊胸術で死亡
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つい4日まえ、「危険な乳房注入術」と警告を発したばかりなのに、今日、豊胸術による死亡事故が報道された。
詳細は分からないが、原因は三つ考えられる。
1 局所麻酔のショック。稀に局所麻酔剤のアレルギーでショックを起こし、救命、リサシテーションに未熟な医師だと対処できず、死亡させる。
2 もし注入療法だと、注入物が血管に入り、肺塞栓をきたし死に至ることがある。
3 注入物自体の毒性。この場合はもっと時間が経ってから発症する。
いずれにせよ、体に害のありうる化合物を、未経験の医師が闇雲に注入する現状が問題である。
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by n_shioya | 2017-02-28 20:44 | 美容外科 | Comments(0)




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