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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
カテゴリ:美容外科( 82 )
美しい鼻とは?
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昨日、欧米では「鼻の美容手術」といえば,低く小さくする事を意味すると書いた。
僕もアメリカでは鼻を削る手術に明け暮れしていたのに、東大に戻っての最初の患者は隆鼻術を希望していた。
“なんでそんな可愛い鼻をみっともなくしたいの?”とつい本音が出てしまった。
患者はからかわれたと思ったのか、席をけたてて出て行き、第一号の患者を失ってしまった。

その後東大病院で,アメリカからの患者の鷲鼻を懸命に削り、其の骨片を捨てるよう看護婦に渡すと,“あぁもったいない,私の鼻に入れて”といわれる事が屢々だった。
その両極端の手術の説明は別の機会に譲って,今日は彼我の骨格の違いに触れたい。
白人の顔は額と鼻がT字型に頬からせり出している(図の斜線部)。それに引き換え我々生粋の日本人の鼻は平面から突き出ている。
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つまり白人の鼻は斜線部分だけ始めから優位に立っているので、幾ら削っても無くなる事は無い。反対に日本人の場合、眉間まで隆鼻術のプロテーゼを入れるとまことに不自然になるのはこの骨格の違いだ。
ちなみにミロのビーナスの鼻は決して美的とは思われていない。鼻陵があまりにも直線的で,鼻根部の凹みが無いからである。
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by n_shioya | 2014-11-12 21:54 | 美容外科 | Comments(0)
いまだに蔓延る悪徳美容外科
いまだにこのざまか。
昨日から報道されている悪徳美容外科医の御乱行を目の当たりにして,唖然としている。
情け無い!
これが50年以上この世界に身を置いた者の偽らざる気持ちである。
医者がプライドを捨てると怖いものは無い。彼等にとって,医師免許はころしのライセンスだから。
だがこれは氷山の一角。悪徳美容外科クリニックの一つにすぎない。

どうしてこんな事が許されるのか?
先ず,法律上は医師は何科を名乗ってもよい。メスを一度も握った事の無い男が,子供が大学に行くので,学資稼ぎにその日から美容外科の看板を掲げる事もある。
そして美容外科の患者の間には口コミが無い。患者は皆隠れて手術を受けるから。
だから彼等はテレビの誇大宣伝で患者を吊る。
患者もテレビの露出度が多い程良い医師と思い込む。
そしてネット上は,比較できるのは値段だけだ。
安かろう,悪かろうの世界かもしれぬ。
しかも、シミで訪れても,それだけにとどまらずシワ伸ばしだの強引に薦められ,しかも莫大なローンをその場で組まされる。そして顔を,身体をめちゃくちゃにされる・・・
高かろう、悪かろうになってしまう。
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今は潰れたが、某院長は年収200億だが、其の140億円つまり7割を広告に使うと豪語していた。
これに対して,厚労省管轄の「日本美容医療協会」が存在するが,其の広報費は年間僅か20万円だった。(20年前、僕が理事長当時)「蟷螂の斧」である。
美容医療は今後ますます大切な分野である。
ですから美容医療をお考えの皆さん。
悪徳美容医療チェーンに引っかからぬよう,お悩みがあれば「美容医療協会」(03−3239–9710)に御相談ください。○適マークのクリニック(適正なクリニック)をご紹介します。また電話相談も行っています。
そして僕が個人的に患者さんをお願いするクリニックの一部をご紹介すると、

日本医大病院:形成外科・美容外科(後遺症外来があります)
福岡大学病院:形成外科・美容外科
聖路加病院:形成外科
湘南鎌倉病院:形成外科・美容外科
自由が丘クリニック:自由が丘
クリニック宇津木流:帝国ホテル
クリニック・サフォ:六本木
M&Mクリニック:神保町
市田クリニック:岐阜

まだ,まだありますがこれはあくまで僕が個人的にお薦めしているクリニックの一部です。
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by n_shioya | 2014-10-31 22:22 | 美容外科 | Comments(1)
乳房再建の今昔
乳がんの手術と、乳房再建は今やセットのように受け止められている。
それを専門とする学会も,去年乳腺外科医と形成外科医が参集して誕生した。
感無量である。

30年程前、乳房再建が可能になったとき、外科医医の反応は冷ややかだった“。癌の治療は根治と癌のコントロールが最優先である。お前ら形成外科医が余計な口出しをするな”。
又、再建を希望する患者に対しては、“折角癌を治してやったのに、何故形にこだわるのか、俺たちに失礼ではないか”と怒鳴りつける外科医もいた。
それが今や、アンジェリーナ・ジョリーのように、遺伝子診断に基づいて予防的な乳房切除を受ける者を現れたが、これも再建手術が前提となっている。
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そして昨日のワコール研究所乳房文化研究会では「乳がんは予防できる?」のテーマで、田代会長の司会のもと、その遺伝子診断の最新情報が存分に議論された。
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by n_shioya | 2014-10-26 22:19 | 美容外科 | Comments(0)
安心してかかれる美容外科を目指して
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昨夜松本から戻って、今日は1日相模原。
北里大学形成外科の同門会である。
研究発表と懇親会。
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印象的だったのは、美容外科医開業の様々な問題点が浮き彫りされた事である。
テレビコマーシャルで派手な宣伝をしている美容外科の大半はイカサマのようだ。
彼等は収益の半分以上を宣伝費に使うのが常識だと言う。それを回収し、利潤を挙げる為には、当然ながら無理な、場合に寄っては非常識な医療行為に繋がる。
意志がプライドを捨てれば怖いものはない。
かくして良貨は悪貨に圧迫されている。
問題は、患者がこの悪徳美容外科医をどう見分けるか?
更に問題なのは、9割の患者はそれでなんとなく満足している事のようだ。トラブルがあっても億単位の賠償金で闇に葬られると言う。
同門会のメンバー達はその1割のニーヅに答えるべく、真摯な努力を日夜続けている。
皆さんどうぞご支援ください。
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by n_shioya | 2014-10-11 21:36 | 美容外科 | Comments(0)
注入療法とレーザー治療
今日は「注入療法」と「レーザー治療」の1日だった。
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朝一番で、征矢野会長の会長講演「注入療法について」。
さすが注入療法に半生を捧げてきた征矢野先生だけあって、注入療法の全てについて、その得失、使い分け、そして組み合わせなど、余すところなく実演を含めて解り易く解説された。
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そして夜は、レーザーの専門家の方々とアルマレーザーの輸入元メディカランドの方々を交えての会食。
専門家とは皆様ご存知の大慈彌教授、石川院長、藤本院長そして有川院長である。
話題の中心は今人気急上昇中の脱毛レーザー「ソプラノ」だった。痛みが少なく、肌色に関係なく使えると言う。
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by n_shioya | 2014-09-03 22:17 | 美容外科 | Comments(0)
日本美容外科学会開幕
日本美容外科学会が開幕した。
場所は東京ドームホテル。
会長は神田美容外科の征矢野院長である。
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征矢野院長はコラーゲン、ヒアルロン酸注入の権威として知られているが、カラオケの歌唱力も抜群であった。
その征矢野院長に挑戦したのが、市田形成外科の市田院長。脂肪注入では日本一と言われている。
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by n_shioya | 2014-09-02 21:40 | 美容外科 | Comments(0)
女医さんにはかなわぬ美容医療
“美容外科の女医さんはなぜ美人ぞろいですか?”と塾生(アンチエイジング塩谷塾)に聞かれた。
何故かと言われても困るが,確かにそのようである。
「紺屋の白袴」では困ることは当然だが・・・
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僕の持論だが美容医療の分野では、女医さんは我々男性医師に比べ分がいい。
それは先ず,彼女等は患者さんの悩みを自分の問題として,親身に受け止めることが出来るからである。
そして患者を治療する前に、先ずご自身で試してみる。
となれば,美人女医さんの説明の方が説得力もあることになる。
反対に僕などは,口ではなんと言おうと、シワの一本や二本・・・と言う本音が顔にでてしまい、患者さんに逃げられることもままあった。

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by n_shioya | 2014-06-10 21:21 | 美容外科 | Comments(0)
女医さんにはかなわぬ美容医療
“美容外科の女医さんはなぜ美人ぞろいですか?”と塾生(アンチエイジング塩谷塾)に聞かれた。
何故かと言われても困るが,確かにそのようである。
「紺屋の白袴」では困ることは当然だが・・・
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僕の持論だが美容医療の分野では、女医さんは我々男性医師に比べ分がいい。
それは先ず,彼女等は患者さんの悩みを自分の問題として,親身に受け止めることが出来るからである。
そして患者を治療する前に、先ずご自身で試してみる。
となれば,美人女医さんの説明の方が説得力もあることになる。
反対に僕などは,口ではなんと言おうと、シワの一本や二本・・・と言う本音が顔にでてしまい、患者さんに逃げられることもままあった。

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by n_shioya | 2014-06-10 21:20 | 美容外科 | Comments(0)
醜形恐怖症とは?
容貌に対して過度のコンプレックスを持ち、手術をするほどに悩みが深くなるこだわりのタイプもまれにある。これは「醜形恐怖症」といって、一種の精神病質であることもありうる。
それでおもいだすのはH嬢である。
H嬢を最初に外来で見たのは30年前、既に三十才だったろうか。とりわけ美人というわけではないが、丸顔の可愛らしいお嬢さんだった。
怪我で鼻がつぶれ、隆鼻術を受けたが形が気に入らないという。
そこでプロテーゼを入れ替えた。その結果鼻筋も真っすぐ通り、プロフィールも、自然なカーブを作ることが出来た。と僕は思い、本人もそれは認めてくれた。
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しかし、何かまだ不満が残っている様子で、更にいろいろ、細かい注文を付けてくる。納得のいく希望もあれば、一寸頚をかしげるような注文もある。
僕としては出来るかぎりのことをして、後は当時美容担当の大竹助教授に頼むこととした。

大竹助教授は生まれ付いての美容外科医である。
鼻の手術はことに名人芸で、ほとんどの場合、本人の耳介軟骨を巧みに細工して、スッと決まった鼻筋、つんと可愛らしい鼻尖部。ほれぼれする仕上がりである。
その大竹先生の名人芸にも、彼女は満足しなかった。
僕は、精神科の石郷岡先生の直々の診察をお願いした。診断は「醜形恐怖症」であった。
その後僕は大学を離れたので、現在彼女がどんな状態か、叉、 現在は聖路加の部長となった大竹先生がどう対処しているのか不明である。

僕が彼女のことをこう長々とかいたのは、実は現役を引退してから、ふと疑念が生じたからである。
勿論、「醜形恐怖症」の傾向はあったのかも知れない、しかし、僕らは本当に彼女の悩みに、耳を貸していたのだろうか?
例えば、彼女にとって本当の問題は鼻ではなかった。唯もっと美しくなりたい。或いはそういわれたいと願った。しかしそれがかなわぬので、鼻をスケープゴートにして、文句を言い続けたのではないか。それに僕らは気づかなかったのではないか。
ちなみにフォトは、石膏像に赤鑞を付け加える昔の隆鼻のシミュレーションの手法。今はコンピューター・シミュレーションが手軽に行える。
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by n_shioya | 2014-05-08 21:27 | 美容外科 | Comments(0)
形成外科医の報い
カウンター席で配偶者と料理をつまんでいると、突然後ろから若い男の子に声をかけられた。服装からみると従業員の一人のようである。
“人違いならお許しいただきたいのですが、もしや塩谷先生では?”
“そうですが?”
“ああ、やっぱり。“とホットしたように男の子は話し始めた。
“20年ほど前、北里大学でお世話になった○○です。”
“○○君?・・・”
そうだ、思い出した。栃木県からお母さんに連れられて、赤ん坊のころ手術し、それから半年に一度診察に見えた。退官した頃もまだ子供だったので、名前を言われても,すぐにはわからなかったのはいたしかたない。
“あれから東京に出てきて、今はこうして働いています。”
立派になったなあ、おめでとう。
声をかけてくれて僕は本当にうれしかった。
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医者と患者は一生の付き合いである。
ことに形成外科医の場合、相手が子供の場合は手術が終わっても、やはり学校を卒業し、就職、結婚するまで、自分の子供のように気になるものである。何かそこまで見届けないと、治療が終わった気になれない。
いまでもわずかだが、年に一度は診させてもらっている方もいる。また、季節の便りを毎年くださる方も多い。
このようにいつまでも昔の患者さんが気になるのは、一つには手術というものも“人の技”で、完璧というのはあり得ないし、どれだけ仕上げが巧くいったかよりも、どれだけいたらぬ部分が残っているかに悩むのが、“形成外科医の業(ごう)”だからである。

その故に、こうして昔の患者さんから声をかけてもらうと、ああ、この俺でも少しは人の役に立ったのだと、あらためて嬉しく思うのである。
これこそが形成外科医にとっての最大の「報い」である。
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by n_shioya | 2014-05-05 16:40 | 美容外科 | Comments(0)




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