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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
カテゴリ:美容外科( 94 )
今時の若い者
今日は赤坂でとびきり上等な寿司を御馳走になった。
ホストは新進気鋭の形成外科医と其のフィアンセ。
久しぶりに「美容外科」の将来と患者の啓蒙について熱い議論を交わした。
「今時の若い者」も捨てたものではないと思わせられた楽しい一夜だった。
その議論の内容はいずれ又。
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by n_shioya | 2012-10-16 22:53 | 美容外科 | Comments(2)
アンドロイド「三人姉妹」
今日は珍しい方にお会いできた。
平田オリザ氏。今が旬の演出家である。
最近,ロボットやアンドロイドを使った劇を演出されてると聞き,吉祥寺シアターの練習現場にお伺いした。

僕は今、容貌そして表情の「メッセージ性」と言う課題に取り組んでいる。
人は何故美容手術に踏み込むか?
その答えは“シラノドベルジュラック”にあるとは,何度も触れたところである。
自分の発したいメッセージが容貌に裏切られる。シラノの場合,自分の発したいメッセージをクリスチャンの容貌に託す。その悲喜劇がエドモン・ロスタンの名作と言えよう。
つまり,容貌とメッセージの乖離。その「ギャップ」をメスで安全に埋めるのが美容外科医の使命と僕は捉えた。
その為にはその「ギャップ」を客観的に把握し、出来れば数値化する必要がある。
ならば,アンドロイドの顔にアニメーションを付ける作業は、解剖学的な表情筋の作用を分解し,表情そしてメッセージの次元に結びつける事であり,そのノウハウは「ギャップ」の分析に役立つに違いないと思ったのである。

幸い今日は,そのアンドロイドの登場する新作の稽古場面を見せていただき、予想した以上の示唆を得る事が出来た。
このアンドロイドは大阪大学のロボット工学の石黒教授と,平田オリザ氏のコラボレーションで生まれたそうだ。

この新作アンドロイド「三人姉妹」は来週末に吉祥寺シアターで開演する。
まことに楽しみである。
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by n_shioya | 2012-10-12 22:33 | 美容外科 | Comments(1)
「次世代への提言」
無事、日本美容外科学会のシンポジュームを終えた。
そのシンポジューム,タイトルは正確には、
『次世代への提言:
日本美容外科学会をひとつに
〜よりよい美容医療を求めて〜』
であった。
疲れました。
さて,その成果は?
参加された方々の忌憚のないご意見を歓迎します。
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by n_shioya | 2012-10-11 22:42 | 美容外科 | Comments(2)
日本美容外科学会開幕

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いよいよ日本美容外科学会開幕。
会長招宴は日本舞踊で始まった。
市川??が三越劇場の夜の部をキャンセルして,佐藤会長の為に駆けつけた。
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そして僕のテーブルには,美容外科のお歴々が。
はて,左の金髪の男は?
そう,今ひとつの日本美容外科の重鎮、泣く子も黙る高須先生です。
明日の夕方のシンポジューム,「二つの美容外科学会どこへ行く?」にご出演くださる。
その司会を,不肖私めが務めさせていただきます。いやはや。
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by n_shioya | 2012-10-10 23:06 | 美容外科 | Comments(4)
二つの「日本美容外科学会」
珍しくちょっと頭が痛い。
昼,そごうの上でランチを食べたとき,冷房が強くて寒気がし,途中で配偶者に羽織るものをかってもらったが、それで風邪でもひいたのか・・・
いやどうも来週の美容外科学会が原因のようだ。
去年に引き続き「二つの美容外科学会をどうするか?」というシンポジュームの座長を引き受けさせられているからだ。

ご承知かも知れないが,今この国には「日本美容外科学会」という全く同名の学会が二つあり,仲良く争っている。しかもそれぞれが専門医制度を造っている。
一つは形成外科の素養を必須としているが、今ひとつは何科の先生でもどうぞというおおらかな学会である。
どちらがどうという判断は皆様にお任せするとして、また来週のシンポで御議論いただく訳だが、現状は患者にとっては迷惑しごくで,はなはだ異常な状態と言える。

この辺で小異には目をつぶって,大同団結といって欲しいところだが、なかなかそうもいかない事情があるようだ。
何か,国民不在の永田町の政争と似たところがないでもない。
政治屋どもに良識を期待する事は無理なようだが、医師ならばもっと見識があっても良さそうに思うが。

ま,来週のシンポでは,パネリストの方々,そして会員の諸兄も原点に立ち戻って,患者の為の医療として美容外科はどうあるべきか,真剣に討議してもらいたいのだが・・・
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by n_shioya | 2012-10-06 22:48 | 美容外科 | Comments(2)
美容医療の潮流
日曜と言うのに、今日は「見た目のアンチエイジング研究会」。
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予定を遥かに上回る参加者を前に、主催者側を代表して、次のような挨拶をした。
『会場のキャパをはるかに超える多数の方が参加を希望者され、一部お断りせざるを得なかったり、また、ご参加の方に窮屈な思いをさせることになり、主催者としてお詫び申し上げます。
一つには、ここ一二年の変化と言いましょうか、「美容医療」の大きなうねり画素の原因とも言えるようです。
今まで潜在的であった関心が顕在化したとも言える・・・
マスコミや著作などにその傾向は明らかです。
例えば唯川恵さんの「テティスの逆鱗」。これは美容外科医と患者の両方の心理を誇張はあるが、鮮やかに描いている。
また日テレ「のクレオパトラな女達」。これは美容外科医の内幕を描いて、同業の我々には面白かったが、一般の方の関心はひかず、途中降板したようです。
注目すべき出来事は、NHKがSSTと言う括りで、「しわ、しみ、たるみ」を朝イチで取り上げたことでした。お固いNHKがやっとと言うことで、これを話題とすることが解禁になったと言うことでしょうか。
そして極め付きは今上映中の「ヘルタースケルター」
まだ見ていませんが、監督がさすが蜷川の娘だけあって、容貌に対する「女性の心理」を余すことなく描いているようです。筋書きはいささか猟奇的、グロテスクとも言えるようですが。
ともかくこれで、やっと「見た目」も市民権を得ました。

我々もうかうかしていられません。
これまでは美容医療では、どちらかと言うと手法が先行してきました。
ここで原点に戻り、美容医療に携わるものは「何故に(女性の深層心理)そして何を目指して(美の基準)」を真摯に追求する必要があります。
まさにこれがこれから開催される「見た目のアンチエイジング研究会」の目的であります。
是非最後まで存分にご討議のほどを』
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by n_shioya | 2012-07-29 22:53 | 美容外科 | Comments(2)
ヘルタースケルター
映画「ヘルタースケルター」が話題を呼んでいる。
このところ、「テティスの逆鱗」やら「クレオパトラな女達」など、美容外科ネタが大流行りだ。
美容外科に関わる者として、見るべきか見ざるベキか迷っている。

とかく医者ものは、医者の目から見ると嘘っぽいか、あざといものが多い。
よく調べ上げていて、専門的な部分ではよく出来ていても、何気ない仕草とか台詞でこんな事は絶対言わないと言ったような事が気になるからだ。
また、美容外科絡みになると、得てして猟奇的になりがちである。

「ヘルタースケルター」にしても筋書きだけ聞くと、超猟奇的だが、ちょっと奥が深いのでは、と思わせるものがある。
「女性セブン」によれば、
蜷川さんが本作で問うのは、”見た目の美”への執着が、時に、女性の人生をも狂わせてしまいかねない現実世界の危うさであろう。

蜷川さんは言う
「・・・美人に生まれるか、そうではないかで生きる人生が全然違ってきますよね?
(中略)
それって圧倒的に不公平ですよね。でも女性はそういう前提の中で、不公平な世の中に生きているんだって言うこと。そういうところから始まって、その中で“女がどういうふうに生きていくのかを描けたら言いなと思っていました」

僕が美容外科に携わっていた時、何時も頭を悩ましていたのは、“女性はなぜメスの力を借りてでも、美を追い求めるか?”と言う素朴な疑問だった。
この当たり前のようで当たり前でないことの問題提起をしたのが、以前に出版した講談社のブルーバックスの「美容外科の真実」のつもりだった。
当時はあまり相手にされなかったが、ここに来て一挙に、しかもいろいろな切り口で、女性の作家達が語り始めてくれている。

やはり見るべきですかな。
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by n_shioya | 2012-07-15 21:48 | 美容外科 | Comments(2)
形成外科と美容外科
先週の学会の最後のセッションは「形成外科の修練が美容外科にどう役立つか」といったテーマだったとおもう。
“え、形成外科と美容外科は同じじゃないの?”といわれる向きも多いかもしれないが、形成外科には火傷、怪我などの外傷、そして唇裂等の先天奇形の修復などを扱ういわゆる再建外科のほかに、今ひとつの軸として美容外科が含まれるのである。

その区別は、対象とする醜形の原因が病気であれば再建外科、正常ならば美容外科ということになる。
とは行っても、用いられる手法はまったく同一で、また目的も美であるので、美容と再建を無理に分けるのはナンセンスという考えもあるが。

例えば正常の鼻を高くすれば美容外科だが、怪我でつぶれた鼻を修復する際、もとの鼻が形がよくなかった場合、無理して元通りの鼻を作るより、よりその人の顔にあった美しい鼻を造ろうとするだろう。これでも定義上は美容外科でなく再建外科になる。
このような混乱が起こるのは、再建を復元と同義語に捉えるからであろう。

だから、例えば交通事故で顔のキズを修復して、“これ以上は今の形成外科の限界です”、と患者に告げて、“では、この先は美容整形ですか”と言われるとがっくり来てしまう。
つまり、美容か再建かは原因による区別なので、怪我によるキズの修復は、何をどうしようと、定義上、再建と呼ぶことになっているからだ。

再建と美容の線引きはともかくとして、原因が病気にある再建外科の患者に比べ、正常な肌にメスを入れられる美容外科の患者の方が、一般的に結果に対する期待度が高い、つまりより洗練された技術が要求される厳しい分野である。
したがって、美容外科は再建外科に熟知した専門医が行うべきで、素人の医師が安易に手を出すべきでないというのが、今回のセッションの結論のようであった。

わけの分からない議論に聞こえるかもしれないが、要は、マスコミであくどい宣伝をしている、「自称美容外科医」の罠に引っかからないようにということらしい。
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by n_shioya | 2012-04-17 22:49 | 美容外科 | Comments(1)
学会を終えて・・・
久しぶりに我が家に戻ると、どっと疲れが出て、ひたすら寝に寝ている。

朦朧とした頭で、形成外科学会をふりかえってみると、
①かつては再建優位の本ホンちゃんの形成外科ではタブー視されていた美容外科の演題が圧倒的に多く、参加者も満員御礼だったこと
②招聘講演に聞き応えがあるものが多かったこと。例えば、
「はやぶさ」を開発した川口教授のお話
バイオエシックスのパイオニア木村教授の「バイオ絵シックはなぜ必要なのか」
僕にとって最も興味深かったのは、スカイツリーの設計者吉野繁さんの「時空を越えたランドスケープの創出」であった。
実はこの設計に関わった、元芸大学長の澄川教授はニュー・ヨークにいる長男の恩師で、去年三越の展示会だったかで、スカイツリーには日本の木造建築、特に五重塔のノウハウが利用されたとお聞きしたからである。
③そして感慨深かったのは、ぼくが医学部卒業したときには日本に存在しなかった形成外科学会が、いまは参加者2千人を超える一大学会に成長したことである。

会長の内沼教授、そして教室員の皆さん、本当にご苦労様でした。
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by n_shioya | 2012-04-14 21:54 | 美容外科 | Comments(2)
容貌のメッセージ性
“容貌のメッセージ性“という魅力的なテーマを思いついたのは、一昨年のNHKの大河ドラマ「竜馬伝」がきっかけだった。
製作の段階で主役予定のすらりと長身のイケメンの福山君に、あの竜馬のフテブテさを演ずることができるか、という批判に対し、僕なりの竜馬を描き出します、と答え、立派に役をこなしたたことにある。

当初、あの竜馬の図太さには、それなりの容貌が伴っていなければ、という懸念があったわけだが、それはとりもなおさず、容貌が性格を表しているはず、という前提というか固定観念を我々が抱いていることを示している。

政治家なども、俺は顔で損していると公言してはばからない輩が何人かいる。
実名を挙げるのは失礼かもしれないが、ご自分で発言されているので、例えば亀井静香。
あのカメムシのような御面相は確かにプラスではないが、でもやはりその発言や行動がそれ以上に品がないのが問題だろう。

だが、鳩山の場合はもっと深刻だった。
ETを思わせる風貌から“宇宙人”と揶揄されていたが、首相になって中身もまさに“宇宙人”だったと判明したのは、わが国にとって不幸だった。
こうなると、政治家の場合にも“見た目”が重要な判断基準とすべきかもしれない。

今の首相も例外でない。泥鰌を持って自認しているようだが、風貌はナマズかよくて山椒魚である。その政治的リーダーシップも山椒魚並みに鈍重、愚鈍だと言ったら、山椒魚に失礼だろうか。

これはある意味で、人相学の正当性に通ずる問題である。
だが“容貌のメッセージ性”は今一つ、我々形成外科医にとって、重大な問題をはらんでいる。
容貌が自分の性格、そして自分の発したいメッセージを裏切っている場合だ。
これはフランスの名戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」で鮮やかに描かれている。

自分の心と、その容貌が発するメッセージとの乖離。
容貌に裏切られたギャップに嘆き悲しむ女性が如何に多いことか。
このギャップを安全に、効果的に埋めるのが、美容外科の使命だと僕は考えている。
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by n_shioya | 2012-02-12 22:39 | 美容外科 | Comments(14)




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