ウーマンエキサイト ガルボ Exciteホーム | Woman.excite | Garboトップ | Womanサイトマップ
ガルボウーマンエキサイト
NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
カテゴリ:アンチエイジング( 944 )
「高齢者のQOLとは?」
「高齢者のQOLとは?」
b0084241_2274712.jpg

アンチエイジングの究極の課題は高齢者のQOL(生活の質)の探求にあると思う。
それは「生き甲斐」にあると言って良いだろう。
それを支えるものの一つは「人に必要とされること」であるとは繰り返し述べてきた。
今一つの「趣味の世界」の有り難みは改めて説明の要はないだろう。
ここで三番目にあげたいのが「過去との折り合い」という考えだ。
自分の過去を振り返ること。「自分史」を綴ることも役に立つ。。
そして事の成否を問わず自分の過去を認めること。人を許し、ことに自分を許すことも含め。
幸い過去は、時間のフィルターにかけられると、楽しいことが優先的に思い出されるようになる。
「同窓会」という集まりがアンチエイジングに良いと言われるのもこんなところにあるかもしれない。
ヘルマン・ヘッセは名著「老年の価値」の中でこう言っている。
“・・・そして今日、私たち自身の絵本を注意深くめくりながら、あの疾駆と狂奔から逃れて,「静観の生活」に到達した事が、どんなに素晴らしく、価値のあることであるかに驚嘆するのである。”
凡人の僕は、「静観」にはまだほど遠い事を白状するが。
[PR]
by n_shioya | 2017-02-22 22:08 | アンチエイジング | Comments(0)
老いとヘッセ
b0084241_2223480.jpg

風邪で家に閉じ込められ、ヘッセを読みふける。
その一節
“「青春」とは、私たちの心の中の大人になっても変わることのない子どもらしさです。そしてその子供らしい部分が多ければ多いだけ、私たちは冷静な意識をもった生き方をしながらも、よりいっそう豊かに生きることができます。”
ヘッセの故郷カルフを訪れ、マウルブロンの修道院の中庭で「車輪の下」に思いを致したのは10年も前のことだったなぁ。
[PR]
by n_shioya | 2017-02-16 22:02 | アンチエイジング | Comments(0)
人体蜘蛛の巣説
b0084241_2215563.jpg

このところ、ホルモンの作用の多様性が話題になっている。
例えば食欲ホルモン「グレリン」の抗老化作用、また骨ホルモン「オステオカルシン」の抗糖化作用などなど。
これは僕の、人体蜘蛛の巣節から言えば当たり前なことである。
免疫系、内分泌系、神経系などは丁度蜘蛛の巣のように複雑に絡み合い、一箇所の刺激が網の目全体に波及する都いう考えだ。
そもそもこの何々系というのは、西洋医学が便宜的に腑分けしただけで、その分析的手法はそれなりに役立ってきたが、そろそろ統合を考えてもいい時が来ているのではなかろうか。
細分化するほど、医療は八幡の藪知らずに迷い込む。ここで何か、全体俯瞰を俯瞰し、中心のファクターに迫る。
伝統医学、殊に東洋医学にその辺の知恵があるような気もするが・・・
[PR]
by n_shioya | 2017-02-15 22:16 | アンチエイジング | Comments(0)
アロマで安全運転
b0084241_1945778.jpg

ホリデーオートに連載中の「乗るクスリ」第三弾が出ました。
今月のテーマはアロマと運転。
アロマの伝道師、大工原忍さんとの対談です。
認知症にも良いというアロマ、高齢者の安全運転の助けになるはず。
集中力を増すアロマ、眠気覚ましに役立つアロマ、そして目の疲れに効くアロマなどなど。
アロマの世界は奥が深い。
ちなみに回春のアロマもあるそうです。いかがですか?
[PR]
by n_shioya | 2017-02-13 19:06 | アンチエイジング | Comments(0)
アンチエイジング塩谷塾へどうぞ
b0084241_14564194.jpg

アンチエイジング塩谷塾もおかげさまで5年目を迎えます。
「美とはなんぞや?」と大上段に振りかぶって、いろいろな切り口で「美」を追求してきましたが、今回も「美しく年を重ねる」を課題に「老いと美とエロス」の種々相を議論していきたいと思います。
今年も、塾長の講義だけでなく、テーマによっては専門の講師をお招きし、また塾生同士のグループディスカッションにも充分時間を割き、有意義な集まりにしたいと思ってます。
美容やその関連のお仕事をされている方はもちろん、一般の主婦の方も大歓迎ですので、「美」に興味をお持ちの方はどなたでも是非ご参加ください。
[PR]
by n_shioya | 2017-02-09 14:57 | アンチエイジング | Comments(0)
DNAとアンチエイジング
b0084241_2025098.png

分子生物学者が言うようにDNAが「生命の暗号」ならば、当然その中に「寿命」の鍵も含まれていて良いだろう。
昨日ご紹介したテロメアもその一つと言える。
染色体はDNAの鎖であり、細胞分裂の際に複製されるが、時折、そのアミノ酸の取り違えを起こす。また、紫外線や酸化ストレスでもDNAに傷がつく。このようなDNAの劣化や損傷も癌化や老化の原因となる。
アンチエイジングのために「紫外線防止」や、「抗酸化」が重要とされるのはこのためである。
もちろんビタミンDの合成など、ある程度の紫外線は体にとって必要なことは言うまでもない。
また、酸化ストレスの原因の「活性酸素」は、細胞が糖分を燃やしてエネルギーを産生する際に、僅かだが発生してしまうものである。
運動も過度になれば、活性酸素が発生しすぎるのでアンチエイジングにならないというのはこのためだ。
ちなみに今市販されているほとんどのサプリメントの効能・効果は抗酸化作用にあると言っても過言ではない。
また最近の話題はサーチュインといった長寿に関わるとされる遺伝子だが、これは飢餓状態で活性化するとされ、今はやりの「カロリー・リストリクション」の裏付けとなっている理論である。
ただこれは、ウイスコンシン大学で行われたサルの実験がもとになっており、そのまま人間に当てはまるかは議論があるようだ。
DNAとアンチエイジング
[PR]
by n_shioya | 2017-02-05 20:26 | アンチエイジング | Comments(0)
テロメアは細胞分裂の回数券
b0084241_21194661.png

これは「染色体」の蛍光染色像である。
ホタルの尻尾のように光っている部分をテロメアという。
テロメアはアミノ酸の鎖だが、細胞分裂の回数券のようなもので、分裂の度に短くなり、あまり短くなると細胞は分裂を止め、やがて自滅する。これが個体の老化に繋がるとされているので、細胞時計の一つと言える。
生体は上手く出来たもので、短くなったテロメアはテロメラーゼと言う酵素が復活させるが、これには限度がある。
ならばテロメラーゼをもっと働かせば不老不死につながるのではと考えても無理はないが、ことはそう簡単ではない。テロメアが失われず細胞分裂を無限に続け、制御不能になれば、癌化につながるからである。
[PR]
by n_shioya | 2017-02-04 21:19 | アンチエイジング | Comments(0)
「人はなぜ老いるか?」
現時点で分かっている老化の主な原因を列挙すると、次の六つになる。
① 細胞時計:テロメア、長寿遺伝子
② 染色体の損傷:活性酸素、染色体の読み違え
③ ホルモンの減少
④ 免疫機能の低下
⑤ 活性酸素説
⑥ 糖化説
① 細胞時計:染色体は、そのしっぽの部分にテロメアというアミノ酸の鎖がついている。テロメアは細胞分裂の度に短くなり、あまり短くなると細胞は分裂を止め、やがて自滅する。これが個体の老化に繋がるとされている。
② 染色体の損傷:染色体は分裂の度に、時折、遺伝子のアミノ酸の取り違えを起こす。また、紫外線や酸化ストレスでも遺伝子の変異は起こる。これも老化の原因となる。
③ ホルモンの減少:加齢と共にホルモンの分泌は全て減少する。例えば成長に不可欠な成長ホルモンは二十歳をピークに急速に減少する。
④ 免疫能の低下:加齢と共に免疫能も低下し、感染に弱くなる。だがこれは免疫細胞の数が減少するのではなく、個々の免疫細胞の機能が低下するためとされている。
⑤ 酸化ストレス:細胞はミトコンドリアという細胞内の器官でブドウ糖を酸素で燃焼し、エネルギーを産生する。その際、どういう訳か数%だが活性酸素と言う悪さをする酸素を発生させる。これが他の分子に取っ付くと酸化であり、錆びとなる。こうして組織が劣化して行くのも、老化の大きな要因と考えられている。
⑥ 糖化ストレス:糖分が過剰であると、他の組織について糖化を起こす。特に困るのはタンパク質と結びついて編成を起こし、AGEと呼ばれる老廃物になることである。
①と②は染色体が原因の細胞自身の老化で、やっとその一端がわかり始めた段階であり、まだ直接治療には至っていない。
③と④は機能低下として括られるが、ホルモン補充療法として、ある程度補正は可能である。
⑤と⑥はいわゆる老廃物であり、抗加齢医学の対処法は一番進んでいる。
[PR]
by n_shioya | 2017-02-03 22:01 | アンチエイジング | Comments(0)
ノーベル賞とアンチエイジング

大隅栄誉教授のノーベル賞受賞でなじみ深くなったオートファジーだが、これがアンチエイジングに関わるということは、今日、FML理事会での川上名誉教授のお話で知った。
細胞内の老廃物を包み込んで、分解し、再利用するのがオートファジーの仕事である。
従ってオートファジー機能が低下すれば、老廃物が溜まって細胞の老化につながるということは理の当然と言えるだろう。
そしてオートファジーの機能を促進するファクターの一つが、細胞の飢餓だというのは、カロリーリストリクションにも繋がるものとして面白い。
b0084241_22331147.jpg
ノーベル賞とアンチエイジング
[PR]
by n_shioya | 2017-02-01 22:33 | アンチエイジング | Comments(0)
ジェロントフォビアとは?
ジェロントフォビア
b0084241_22142647.png

欧米の文化では老いは醜いものとされてきた。
デューラーはそのエッチングで、老醜をみごとに描き出している。
ジェロントというのは老。それからフォビアというのは、嫌悪である。それを結合した言葉が、ジェロントフォビア、つまり老醜嫌悪。
日本ではあまりジェロントフォビアの考えがなかったが、西洋では老人の差別化は当たり前であった。それをエイジズムと呼び、20世紀の半ばから改めようという風潮が生まれている。最近は日本の文化も変わっては来たが、日本の場合には、年をとってシワだらけになると柔和な顔になる、という言い方をして受け入れ、シワ伸ばしはとんでもないと言う向きもあった。
一つは日本人の場合、西洋人に比べて骨格が違う、つまり平面的であるということがプラスしている。西洋人の場合、彫が深いということがあだになり、そこに加齢による皮膚や脂肪の垂れが加わると、鬼婆の様相になりやすい。いま一つは日本人の場合、皮膚の結合組織がしっかりしていて厚いので、西洋人ほどシワやたるみが出来にくい。
シワ伸ばしの手術でも日本人の場合、だいたい耳の周りを切って顔の皮膚を剥がす際、ハサミで切らなくては剥がれないが、西洋人の場合は指でも剥がれていく、それほど結合組織が弱いので、垂れ易い。これで顔の老化の受け止め方の違いも生まれたのではなかろうか。
[PR]
by n_shioya | 2017-01-24 22:15 | アンチエイジング | Comments(0)




woman.excite TOPへ Copyright © Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.
免責事項 - 会社概要 - ヘルプ | BB.excite | Woman.excite | エキサイト ホーム