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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
カテゴリ:アンチエイジング( 957 )
「人はなぜ老いるか?」
現時点で分かっている老化の主な原因を列挙すると、次の六つになる。
① 細胞時計:テロメア、長寿遺伝子
② 染色体の損傷:活性酸素、染色体の読み違え
③ ホルモンの減少
④ 免疫機能の低下
⑤ 活性酸素説
⑥ 糖化説
① 細胞時計:染色体は、そのしっぽの部分にテロメアというアミノ酸の鎖がついている。テロメアは細胞分裂の度に短くなり、あまり短くなると細胞は分裂を止め、やがて自滅する。これが個体の老化に繋がるとされている。
② 染色体の損傷:染色体は分裂の度に、時折、遺伝子のアミノ酸の取り違えを起こす。また、紫外線や酸化ストレスでも遺伝子の変異は起こる。これも老化の原因となる。
③ ホルモンの減少:加齢と共にホルモンの分泌は全て減少する。例えば成長に不可欠な成長ホルモンは二十歳をピークに急速に減少する。
④ 免疫能の低下:加齢と共に免疫能も低下し、感染に弱くなる。だがこれは免疫細胞の数が減少するのではなく、個々の免疫細胞の機能が低下するためとされている。
⑤ 酸化ストレス:細胞はミトコンドリアという細胞内の器官でブドウ糖を酸素で燃焼し、エネルギーを産生する。その際、どういう訳か数%だが活性酸素と言う悪さをする酸素を発生させる。これが他の分子に取っ付くと酸化であり、錆びとなる。こうして組織が劣化して行くのも、老化の大きな要因と考えられている。
⑥ 糖化ストレス:糖分が過剰であると、他の組織について糖化を起こす。特に困るのはタンパク質と結びついて編成を起こし、AGEと呼ばれる老廃物になることである。
①と②は染色体が原因の細胞自身の老化で、やっとその一端がわかり始めた段階であり、まだ直接治療には至っていない。
③と④は機能低下として括られるが、ホルモン補充療法として、ある程度補正は可能である。
⑤と⑥はいわゆる老廃物であり、抗加齢医学の対処法は一番進んでいる。
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by n_shioya | 2017-02-03 22:01 | アンチエイジング | Comments(0)
ノーベル賞とアンチエイジング

大隅栄誉教授のノーベル賞受賞でなじみ深くなったオートファジーだが、これがアンチエイジングに関わるということは、今日、FML理事会での川上名誉教授のお話で知った。
細胞内の老廃物を包み込んで、分解し、再利用するのがオートファジーの仕事である。
従ってオートファジー機能が低下すれば、老廃物が溜まって細胞の老化につながるということは理の当然と言えるだろう。
そしてオートファジーの機能を促進するファクターの一つが、細胞の飢餓だというのは、カロリーリストリクションにも繋がるものとして面白い。
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ノーベル賞とアンチエイジング
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by n_shioya | 2017-02-01 22:33 | アンチエイジング | Comments(0)
ジェロントフォビアとは?
ジェロントフォビア
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欧米の文化では老いは醜いものとされてきた。
デューラーはそのエッチングで、老醜をみごとに描き出している。
ジェロントというのは老。それからフォビアというのは、嫌悪である。それを結合した言葉が、ジェロントフォビア、つまり老醜嫌悪。
日本ではあまりジェロントフォビアの考えがなかったが、西洋では老人の差別化は当たり前であった。それをエイジズムと呼び、20世紀の半ばから改めようという風潮が生まれている。最近は日本の文化も変わっては来たが、日本の場合には、年をとってシワだらけになると柔和な顔になる、という言い方をして受け入れ、シワ伸ばしはとんでもないと言う向きもあった。
一つは日本人の場合、西洋人に比べて骨格が違う、つまり平面的であるということがプラスしている。西洋人の場合、彫が深いということがあだになり、そこに加齢による皮膚や脂肪の垂れが加わると、鬼婆の様相になりやすい。いま一つは日本人の場合、皮膚の結合組織がしっかりしていて厚いので、西洋人ほどシワやたるみが出来にくい。
シワ伸ばしの手術でも日本人の場合、だいたい耳の周りを切って顔の皮膚を剥がす際、ハサミで切らなくては剥がれないが、西洋人の場合は指でも剥がれていく、それほど結合組織が弱いので、垂れ易い。これで顔の老化の受け止め方の違いも生まれたのではなかろうか。
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by n_shioya | 2017-01-24 22:15 | アンチエイジング | Comments(0)
高齢者の生き甲斐
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100歳までゴルフを続けていた僕の親父の話をさせて欲しい。
多忙な内科医だったが、84歳で引退して熱海の老人マンションに入り、毎日好きなゴルフを楽しむようになった。
半年ぐらいは幸せそのものだった。だが、それから落ち込んでしまった。
“親父どうした?”
“信幸、な、俺は今まで毎日患者の為に働いていた、昼夜を分かたず。だが今俺は、自分の楽しみはあるが何も人の役に立っていない。これでは生きている意味がない。”と嘆く。
その後、入っている老人マンションでゴタゴタがあり、最高齢者ということで調停役を頼まれ、円満解決し、“俺でも役に立つ”と生き返った様に元気を取り戻した。
そして、ゴルフ情報を発信するメディア「ゴルフダイジェスト」にて、ゴルフのテクニックの一つ、エージシュートのコツを交え、自分なりの健康法などを連載をし、100歳まで日本全国を講演してまわった。
人間は人に必要とされていなければ生きていられない動物なのだと、痛感したことを思い出す。
ヴィクトール・フランクルが著書「夜と霧」でアウシュビッツの経験を語る中で、“あの過酷な状況で帰ってきた人は何か希望を持っていた”と強調している。その希望を支える重要な要素が「人に必要とされている」という意識であり、それが生き甲斐に繋がるのではなかろうか。
もちろん生き甲斐を生むものとして、現役の時に出来なかった色々なことをすることもあるだろう。
例えば趣味の世界。
人の交わりの中で一番大事なのは、やはり家族友人。
よくボケ防止にいいのは同窓会と言われる。
人間の記憶の中で新しい記憶は忘れていったとしても、古い記憶は覚えているもの。しかも都合のいいことに、いい記憶の方が思い出としては残りやすいので、昔の友達との付き合いでそれを思い出すのが若返りに繋がるのではないだろうか。
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by n_shioya | 2017-01-23 22:31 | アンチエイジング | Comments(0)
認知症予防はドライブで?
今日発売のホリデーオートに「乗るクスリ」第二回が掲載されている。
著者はこの塩谷信幸。
“認知症の予防としては,クルマが大好きで、僕のように毎日運転している人ならば、「年をとったから危ない」などと思わず、クルマを積極的に運転することをお勧めする。
(中略)
「スピードトレーニング」というパソコンを使った脳トレがあるが、実際のドライブは、バーチャルな脳トレよりもずっと効果がある。”
というのがこの男の主張のようだ。
この男、多少短絡思考的なところがあるので割り引いてお読みください。

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by n_shioya | 2017-01-10 21:48 | アンチエイジング | Comments(0)
塩谷塾クリスマス
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今日はアンチエイジング塩谷塾最終日。
終了後はアメリカンクラブで同窓生も交えて懇親会。
その懇親会で僕の誕生日も祝っていただいた。
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by n_shioya | 2016-12-16 23:56 | アンチエイジング | Comments(0)
「オープンカーはバイアグラ!?」
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車は走る凶器である。運転中はいつも緊張感を失ってはいけない。
したがって自動運転という方向性は必ずしも高齢者の運転のプラスにはならぬというのが僕の考え。
しかもドライブは楽しくなければとなると、行き着くところは「スポーツカー」。
「ロードスターこそアンチエイジング」という僕の持論が、今日発売の「ホリデーオート」で展開されている。
ご笑覧のほどを!
註:実はまだスポーツカーを手にしたことはありません。
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by n_shioya | 2016-12-11 20:37 | アンチエイジング | Comments(0)
ファングループの忘年会
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今日は「ファングループ」の忘年会。
ファングループとは僕が名誉院長を務める「AACクリニック銀座」や他の発毛クリニックをマネージしている(株)ライカとスカルプDを扱っている(株)アンファを傘下に収めた企業グループで、「予防医学」を目指している。
ちょとややこしいですね。ま、「美と健康」を志向する企業グループとしておきましょう。
今年一年お世話になりました。
来年もよろしくお願いします。
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by n_shioya | 2016-12-07 21:58 | アンチエイジング | Comments(0)
歯を大切に!
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試してガッテンで「歯周病」の怖さを取り上げていた。
歯周病菌が血流に入って全身に回ると、動脈硬化、糖尿病、肝炎その他あらゆる臓器の炎症を起こす、つまり「全身病」と捉えるべきである。
昔アメリカで抗加齢医学を勉強していた時、アンチエイジングの三割は歯科分野であると叩き込まれた。
それは歯周病だけでなく、自分の歯で噛むことが脳の活性化につながるからである。
だいぶ以前に始まった「80/20 」と言って、80歳で自分の歯を20本確保しようという運動のおかげで、自前の歯を維持している高齢者が増えているという。
そのキーは適切な歯磨きにある。
これが意外に難しい。どうしてもプラークがたまり、歯石を形成してしまう。
電動ブラシも役に立つようだ。
それでも年に数回は歯科医を訪れ、クリーニングを受けることをお勧めする。
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by n_shioya | 2016-11-30 22:07 | アンチエイジング | Comments(0)
美とエロス
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今日は「自由が丘クリニック」の企画で、古山理事長といっしょに美容師さんのグループにアンチエイジングの話をさせていただいた。
僕のテーマはご存知「老いと美とエロスの三角関係」
「老いと美」はわかるが、なぜ「エロス」?

まず、「美」と「エロス」は切っても切れない関係がある。ギリシャ人にとっては美とエロスは同義語だったという。
さらに人間には「個体維持」と「種族維持」の二大本能がある。
個体を維持するのは「食欲」で、「種族維持」には性欲が働く。
だが性ホルモンの働きは「性行為」だけではない。動物と違って繁殖期を終えてからも生き続ける人間の活性を保つ働きがある。たとえ「性の営み」は卒業しても、性欲そのものを否定することは、存在そのものを否定することになる。わかりやすく言えば、幾つになってもへそから上の人格は、へそ下によって支えられているというのが僕の主張である。

参加者の大半は若い女性であったが、みなさん熱心にメモをとってくださっていた。
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by n_shioya | 2016-11-29 22:10 | アンチエイジング | Comments(0)




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