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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
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男性の病気の手術と治療
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今日は堀江君の出版記念会がプレスクラブであった。
b0084241_10253685.jpg著書は「男性の病気の手術と治療」。
堀江君は帝京大学の泌尿器科の教授で、メンズヘルス学会の事務局も運営している。
数年前にも、小学館新書で「ホルモン力が人生を変える」という名著を出さしており、僕も6月の三越のカルチャースクール「男のアンチエイジング」では、ずいぶんと中身をパクらせていただいた。
碩学であり、センスがあり文章もこなれている。
今度の御本も、洛陽の紙価を高めるであろう。

彼の人脈の豊かさを表して、今日の記念会には各界の名士が200名近く参加した。男がほとんどということは、皆彼に急所を握られているという現れであろう。

ゲストのスピーチも楽しめた、
まず、下村満子女史一家がやはり医療界の名門「顕微鏡院」を運営されていること。そして性差医学を日本に初めて導入されたこと。
つい最近でも、カルチャースクールの経験で、ほとんどの女性が、自分たちも前立腺をもっていると思っているのを知って、カルチャーショックだったことを思い出した。

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また今、統合医学でご活躍の帯津先生と堀江君の対談もも面白かった。セックスはいくつになっても楽しめること。また、最後はコロリが理想的だという。煎じつめると「腹上死」が最高ということか、とにやりとした。

とまれ、堀江君の今後のますますのご健闘を祈る。
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by n_shioya | 2010-06-30 23:05 | アンチエイジング | Comments(2)
戴冠式
教職にあった者にとって、自分が教授になったときより、弟子が教授になってくれるほどうれしいことはない。これも教授の性(さが)というべきか。
今日はその嬉しい日であった。
直接の弟子ではないがそれ以上に親しくしてきた、慶應の貴志君の教授就任祝賀会が、ホテルオークラの平安の間で行われた。

貴志君は、創傷治癒という学問がまだ日の目を見ないというと語弊があるが、まだ地味な分野だったことから、シコシコとスカーレスヒーリングに取り組んできた仲間の一人である。
僕の親友の、マンチェスター大学のファーガソンのもとで2年修業し、一段と成長して慶應の形成外科に戻り、アメリカのゴードン・カンファランスに毎年招かれるまでになった。

僕は密かかに彼を形成外科のプリンスと呼んでいた。
今日はその戴冠式であった。
彼の今後の活躍と、彼の王国の発展を心からお祈りする。

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by n_shioya | 2010-06-29 23:30 | キズのケア | Comments(2)
[けが、キズの治し方」
やっと神戸での市民講座「けが、キズの治し方」の骨子が固まった。
NPO法人創傷治癒センターとしては初めての試みである。
NPO法人の目的は市民の啓蒙にあり、これまではホームページで「けが、キズの治し方」は解説し、傷跡の相談も受けていたが、やっと体制も整い、又、第2回創傷外科学会とその主催者である神戸大学形成外科の御協力を得て、発足可能になった。

アピールしたい点は多々あり、
①キズは最初の処置が重要なこと。
②その一つは、通常の怪我の場合、あまり消毒剤に頼らず、水道水で十分に洗い流すこと。
③乾かして瘡蓋で治すのは間違いで、できればモダーン・ドレッシングで湿潤環境を保つこと。医療用にはコンバっテック社から優れた製品が出ているが、家庭用としては、ジョンソン・エンド・ジョンソンのキズパワーパッドが推奨されること。
④不幸にして傷跡が残った場合は、形成外科で可能な限り修正を行うが、傷跡を完全に無くすことは不可能であること。
⑤最近再生医療で培養皮膚が可能になったが、まだその使用は重症熱傷に限られること
⑥褥瘡は予防可能であり、又一旦発生しても治療可能であること。ただそのためにはそれなりの人員と、減圧マットレスのような介護器具が必要なこと。
⑦最近はわが国でも、下腿潰瘍(足の皮膚の崩れ)が増えてきたが、その根底には糖尿病か動脈硬化があるので、現疾患を治療し又潰瘍はその専門家の治療を受けること。
など、などだが、どこまで数時間のセミナーでカバーできるか、どこに重点を置くべきか、今思案中である。

いずれにせよ、ご協力いただく神戸大学の形成外科の諸先生と、賛助企業の方々にあらかじめ御礼を申し上げる。
開催日は7月31日。
詳しくはホームページをどうぞ。
http://www.woundhealing-center.jp/topics_100731.html
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by n_shioya | 2010-06-28 22:29 | キズのケア | Comments(2)
旅とアンチエイジング
“月日は百代の過客にして、行きかう年もまた旅人なり。”
さすが芭蕉、うまいことを言う。
この僕も“いづれの年よりか、片雲の風に誘われて、漂泊の思いやまず”、このところ海外旅行が何時もドタキャンになり、フラストレーションがたまっていたところ、「旅とアンチエイジング」についてという講演の依頼が舞い込んできた。

旅行会社の社長さん方の集まりで、八ヶ岳の西武の施設で研修会を行うのでという。
思えば「旅」ほどアンチエイジングにぴったりのテーマはない。
まずはリラクゼーション。
そして好奇心の満足。
それなりの運動。
人々との出会い。
そして適度のストレス。
最後に「旅」はアンチエイジングの手段でもあり、目的にもなるところが素晴らしい。

NPO法人アンチエイジング・ネットワークを立ち上げた時、理事の一人にお願いした医療評論家の行天氏からすぐさま言われたのは、“先生ね、旅行ですよ、旅行。定年退職者は時間があって、多少の蓄えもある。一番したいことは旅行ですよ。NPOでそれをサポートせにゃ。”ということだった。
これを機会にその実現に結びつくよう、講演内容を工夫して知るところである。

ま、ドイツみたいに、年に三週間はスパ滞在も保険でカバーしてくれれば理想的だが、まずは二泊三日ほどの、温泉地巡りはどうだろう。
温泉と森林浴と山菜料理と。
合間に数時間のアンチエイジング・セミナーを入れて。

もしそれがうまく言ったら今度は、ヨーロッパのスパ巡り。ドイツのバーデン・バーデン、フランスのエクスレバン、そしてイギリスはラングデール。いい場所がいっぱいで、選択に迷ってしまう。

その次はアンチエイジング・クルーズというのはどうだろう。4,5泊でクルーズを楽しみながら、アンチエイジングのレッスンと実践。

そう、それから今度の政権はメディカル観光ツァーを日本の目玉商品にしようとしている。なにも外貨を使うだけでなく、日本に落としてもらうのもいいアイデアだ。
など、など、講演をする前から“夢は世界を駆け巡り“始めている。
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by n_shioya | 2010-06-27 21:37 | アンチエイジング | Comments(4)
「あの夏の子供たち」
冒頭に“ケ・セラ・セラ・・・“が流れ、映画は始まる。
フランス映画「あの夏の子供たち
主人公はこれまで名作を物にしてきたプロデューサー。今も数本を同時進行している。
現場と出資者とのはざまで調整に追われ、「携帯」の奴隷のような毎日。だが、週末はパリ郊外のミィー・ラフォーレで妻と三人の娘の家族と過ごす良きパパ

だが彼は映画製作の為、莫大な借金を抱えており、行き詰って物語の半ばで自殺を遂げる。
その後の夫の会社の再建の為の妻の必至の努力と三人の娘の三様の苦しみ。
万策尽きて、最後に家族は妻の生まれ故郷のイタリアに旅立つ。

暗い、悲しい物語のはずだが、観た後になぜかさわやかさが残る。
懐かしいパリの街角。
美しく輝くフランスの田園。
そう、ミィー・ラフォーレには、ジャン・コクトーが壁画を描いた可愛い聖堂があり、以前、捜し歩いたのを思いだす。
何よりも、「死も人生の出来事の一つ」と漏らす妻の一言が、未来への道を暗示してくれる。
そしてまた、“ケ・セラ・セラ”が流れてエンディング。

“そういえば、留学当時、仲間のヴァン・ミュロップが、何時も動物実験室で犬の心臓の手術をしながら、ケ・セラ・セラを口ずさんでいたね。”
“何か思うことがあったのかしら?”と配偶者。
“いや、別に。ただあの頃流行ったメロディーだし”。

そういえばあの頃は心臓外科の黎明期で、命の保証はなかった。
ケ・セラ・セラ(成るようになるさ)。”
でもまさかそこまで深読みする必要はないだろう、と僕は思った。
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by n_shioya | 2010-06-26 22:56 | コーヒーブレーク | Comments(2)
三越セミナーの総括
“このような医学的なテーマは三越カルチャーセンターとしても初めてで、皆様の熱心なご参加を感謝するとともに、今後どのようなテーマでの講習を希望されるか、是非、アンケート調査にご協力をお願いします。”
という担当者のあいさつで毎回始まった、三越のアンチエイジング・セミナーも昨日で無事終了した。

五月と六月にかけて三回ずつ、五月は女性を中心に、六月は男性を中心にしてほぼ網羅的にアンチエイジングのトピックをカバーしたつもりである。
一番準備に苦労したのは、一回ごとの参加になるので、毎回、その日の参加者がどのような方々なのか、老若男女入り交り、そのバックグラウンドもまったくつかめめず、焦点が絞りにくかったことである。

だが終わって見て、よかったと思うことが幾つかある。
①まず、これは勝手な言い分だが、自分の知識の整理に大変役立ったこと。
②こちらの興味の視点と、参加者の知りたい点とのギャップも少しずづ明らかになり、軌道修正しながらこれからの活動の参考になったこと。
③毎回、男性も女性も参加してくださり、ことに男性の部は半数が女性であり、男女がお互いの立場を理解し合うという、当初の目的の一つが達成されたこと。
④本当に皆さん熱心に聞き入ってくださり、後の質疑も活発で、こちらも啓発されることが多かったこと。
⑤後半では、高校時代の親友二人も参加してくださり、昔のことを思い出しながら、第二の人生を構築してゆくよすがになったこと。
⑥限られた時間のセミナーではあったが、アンチエイジングをご自分のライフスタイルの中にいかに組み込むか、多少ともそのきっかけづくりになったのではないだろうか。
等々。

今後はもっとこういう地道な活動を続け、出来ればもっと、一人一人の方との対話を大事にしながら、参加者全員の交流を深めていければと思う。

改めて、三越とNPO法人アンチエイジング・ネットワークの方々に感謝します。
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by n_shioya | 2010-06-25 22:13 | アンチエイジング | Comments(2)
三越最終回
無事、三越のカルチャー・スクール最終回を終えて帰宅。
ほっとしたが、どっと疲れも出た。
でも、岡本行夫氏も参加してくださり、今後NPOアンチエイジング・ネットワークと新現役ネットワークの協力体制を話し合うことができた。
事務局の皆さん本当にありがとうございました。
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by n_shioya | 2010-06-24 23:09 | アンチエイジング | Comments(3)
「不良」長寿のすすめ
明日の三越カルチャースクールの準備にと、新書を一冊買い求めた。
「不良」長寿のすすめ』、著者は免疫の大家奥村教授である。
結論を言うと、不真面目な生き方の方が免疫力が高まり、長生きでいるということのようだ。
免疫の世界的権威が書かれているだけあって、説得力はある。
しかも、非常に気真面目に学問的な裏付けで不真面目を推奨されているところが面白い。

白血球には顆粒球リンパ球があるが、免疫の主役はリンパ球である。そのリンパ球は副交感神経で活性化する。
ストレスがかかると、交感神経優位となって、リンパ球が減少し、免疫能が落ちる。
ビールス感染にも弱くなり、又癌にもなりやすい。
人間の体内では一日で一兆個の細胞がつくられるが、そのうち5000個ほどは欠陥があり癌細胞となる。通常はこれをリンパ球が退治
してくれているという。

これを踏まえて著者がすすめる「不良長寿」への七つの習慣はこうだ。
①「不良」は仲間と出歩く
②「不良」のそばに女あり
③「不良」はゲラゲラよく笑う
④「不良」はうしみつ時には暴れない
⑤「不良」は能天気
⑥「不良」は何でもほどよく食べる
⑦「不良」の運動はちんたら、ちんたら

まさに僕のライフスタイルそのものである、特に②の項は模範生といえるだろう。

詳しくは宝島社新書をお読みください。定価はただの667円ですぞ。
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by n_shioya | 2010-06-23 21:53 | アンチエイジング | Comments(6)
出会い
今日は山手教会で晴佐久神父の講演を聞いてきた。
題は「出会い
趣旨は、人との出会いに偶然はない、すべて神の計らいであるということだ。
そこから生まれてくる不思議なつながりを大切にということだった。
決して難しい抽象的な神学論ではない。すべてご自分の体験、それも「魂のほとばしり」だった。
神父の御著書「星言葉」の一節、「会う」を引用する。

出会いは力だ。ちょうど、それ一つでは何の役に立たないジグソウパズルの一ピースが、もう一つのピースと出会って意味を持ってくるように、人と人は出会うことでお互いに意味あるものになっていく。愛し合うことも、助け合うことも、夢を持って共に働くことも、すべて出会いによって生まれる。出会いには限りない可能性と力が含まれている。
そんな出会いの不思議さ、値打ちに気づけば気づくほど、出会いをおろそかにできなくなる。たまたま同じクラスの中に、かけがえのない親友がいたりする。飲み屋で隣り合わせた人から、人生の素晴らしさを学んだりする。旅先で出会った人が、生涯の伴侶になったりする。今までの人生を振り返ってみても、まさにそんな不思議の連続ではなかったか。
(中略)
今日はどんな出会いが待っているのか、わくわくして家を出よう。今日出会う人は、きっと自分の人生というパズルになくてはならない大切な一ピースに違いない。私もまた、その人にとっての大切な一ピースかもしれない。』

これまでどれほどの出会いに恵まれてきたか、また明日からどんな出会いが待っているか、しばらくじっと想いにふけろう。
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by n_shioya | 2010-06-22 22:40 | コーヒーブレーク | Comments(10)
再び大森先生
大森先生は人心を収攬する術にもたけていた。
弟子たちといっても皆、もう一人前の医者である。そう言いなりに動くものではない。
“塩谷君、あいつらをコントロールするコツを知ってるか?”
“いえ?”
“まず、弱みを握ることだ。金の問題だろうが、女だろうが、患者とのトラブルだろうが、何か問題は抱えているものだ。そこに助け船を出して弱みを握ってから首根っこを押さえつける。これがコツだ。俺はそうして君臨してきた。”

“その女だが、君、決して素人には手を出すなよ。金で解決できる奴だけ相手にしろ。
ま、なんかトラぶったら俺にすぐ知らせろ。面倒にならぬうちにけりをつけてやるから。”
“へぇ”とだけ答えるしかなかった。
不幸にして僕にはそれだけの余力も、甲斐性もなかったのでこの領域で先生のお世話になることもなかったし、首根っこを押さえられずに済んだ。

先生ご自身はそのころ60台だったはずだが、まだまだお盛んなようだった。出入りの業者さんから言われたことがある。
“朝鮮ニンジンだの、ヨヒンビンだの年中お届けさせられるんですよ、お若いですね。”

その乱用がたたったのか、ついに心筋梗塞で倒れられた。バイパスだの、カテーテルだののなかった時代である。それに、皆に隠してニトログリセリンを飲み続けていたらしいことが分かった。
それが奇跡的に回復され、又仕事に復帰された。
もっと休まれてと気遣う我々に対し、“君たちな、心筋梗塞は治った後は瘢痕で固まって、鉄筋コンクリートのように頑丈になるんだ。”といって、それまで以上に活躍された、10数年後に芦の湖の遊覧船上で再発作を起こされるまでは。

実はその時は僕が会長として日本美容外科学会を箱根で開催し、船上で懇親会を行ったのである。
11月ですでに寒いときだった。
すぐに応急処置を施し、地元の病院を経て警察病院の集中看護室に移送した。
だが年を越して間もなくお亡くなりになった。

ひたすらお詫びを続ける僕に、御夫人は反対にこう慰めてくださった。
“武士が戦場で死んだのですから、本人も本望ですよ。”と。

いずれ僕も余裕ができたら、「大森誠一一代記」でも書かせていただきたいし、又十分にその材料は持ち合わせている。
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by n_shioya | 2010-06-21 22:49 | 医療全般 | Comments(2)




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