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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
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戦後史の正体
太平洋戦争に関しては、ほぼ資料や証言は出尽くした感があるが、戦後の日米関係に関しては闇の部分が多い。
それが今の日本の隷属状態を形成しているとしたら、知らないで済ます事はできない。
またこの問題が殆どマスコミで取り上げられないのは、そこまでアメリカの情報操作と圧力が徹底しているのか、官製報道にぬくぬくする日本のジャーナリズムの限界なのか。
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それに答えてくれるのが、
孫崎享元外務省国際情報局長の「戦後史の正体」かもしれない。
帯にはこう唱われている、
『最大のタブー「米国からの圧力」を軸に、戦後70年を読み解く!』

吉田茂が「対米追随派」の権化で、岸信介が「自主派」で、従属性の強い旧安保を改定し、更にその先に行政協定の見直しを視野に入れていたというのは、意外であった。

いずれにせよ、この創元社の「戦後再発見」双書の第一巻は一読に値すると思う。
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by n_shioya | 2012-09-30 21:58 | コーヒーブレーク | Comments(2)
アンチエイジングの 泣き所
アンチエイジングの難しさはまず、当人のモチベーションの維持にある。
肺炎や癌などの疾病治療と違い、ターゲットが曖昧で、又痛みなどの苦痛がある訳でない。
ただ何となく調子が良くなるとかいう曖昧さ、また将来認知症の予防になるとか、健康長寿とか現時点ではあまりピンとこない未来への投資という面が強いからである。

現実に、今アンチエイジング医療で活躍されている方は、ご自分で健康上の問題があったりして、自分の問題解決の為に関わるようになった方も多い。僕みたいに、幸か不幸かあまり病気で苦しんだ事のないものは、どうしても有言不実行になりがちである。

ところで最近はアンチエイジングでビジネス展開をしたいのだが、という問い合わせが多い。
これが又難題である。

既存の分野にイメージ的にアンチエイジングをかぶせるのならまだしも、本格的にアンチエイジングを軸に据えようとすると、何をもってアンチエイジングとするかのそもそも論から入らねばならぬからである。

また、大方のアンチエイジング医療は自由診療で保険は利かない。アンチエイジングは予防医学の前段階、「未病」と呼ばれるステージだからである。
保健医療に馴染んだ一般の方にとって、たとえ将来のためとはいえ、ドックや治療にそれなりの出費をというのは抵抗がある。また、本当は必要とされる50代の方々は仕事盛りで時間も割きにくい。

しかし個人の福祉と社会的貢献を考えると、病気になってから多額の医療費を割くよりは、予防医学の前段階、「未病」の時から手当をした方が、総体的には費用対効果はあがる筈なのだが。
ドイツなどではスパの保養は年に2週かほど保険の対象になると言う。
だが、今の縦割り行政では、何処へこの提案を持ち込めば好いのか、それすら判然としない。
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by n_shioya | 2012-09-29 19:13 | アンチエイジング | Comments(3)
百才まで生きて何になる1
「百才まで生きて何になる!」と喚いても、近々101才を迎えられるかの有名な先生にケチをつけようと言う訳ではない。
先生は見事はな百寿者である。
頭脳も明晰である。
講演をされても、一時間、舞台の上を駆け巡り、あれこれ話しは飛ぶようでもちゃんと繋がって、一時間ぴったりで終わらせる。
たいしたものだ。並の若者にはあの真似はできない。

僕が気に入らないのは、「百才まで生きられるなんとか」と言ったハウツーものの氾濫である。
人には天命がある。何か一つを守れば百才が保証されるというのはおこがましい。
其れこそ、今流行のエビデンスはあるのか、と言いたくなる。

しかも今の日本の社会、無理して百才まで生きて何のいい事があるか、と言いたい。
視力、聴力は衰え、自力で歩くのもままならず、若者からは社会の重荷のように扱われ、食い扶持である年金さえ削られようとしている。

更に言えば、ウイスキーでも年代を経るほどに値段は急上昇し、また、樹木でも、千年の屋久島杉は皆が仰ぎ見るというのに、何故人間だけは年を経るほどに屑に近づかねばならぬのか。

もちろん、野上弥生子のように百才直前まで執筆活動を続けたり、三浦雄一郎の父君のように百才過ぎてもゲレンデを飛び回った方も居られる。
だがこの方達は、健康に留意しながらもご自分の好きな事をひたすら続け、気がついたら百に近づいたの言うのが本音ではなかろうか。

アンチエイジングは一口に「健康長寿」が目的と言う。
だが、長寿そのものが目的ではなく、健康寿命を心がけて、結果的に長寿に繋がるのでなければおかしいと思う。
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by n_shioya | 2012-09-28 21:25 | アンチエイジング | Comments(2)
滝川奨学金
滝川株式会社と言えば、美容機器の大手企業であるが、進取の気性に富んだ会長のもと、エステ分野でも、シデスコ日本校の創設、ネイル協会の設立など数々の貢献をしてきた。
今回、東日本大震災の被災地で美容を志す若者への奨学金を発足させた。
滝川会長とは長いお付き合いである。
以前報告したように、僕もその活動のお手伝いをさせていただいている。
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今日はその選考委員会が、六本木の楼外楼で開かれた。
その席で選考委員の一人、山東昭子女史から、今の政局の生々しいお話が聞けたのは面白かった。
テレビや新聞などの報道では想像もつかぬくらい、毀誉褒貶、そして思惑の渦がとぐろを巻く世界のようである。
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by n_shioya | 2012-09-27 22:46 | エステティック | Comments(1)
医師の一言
このところ眼科通いが続いている。
今日も相模原の古巣北里大学の眼科を訪れた。

以前にも何回か報告したが、10年ほど前から網膜のレーザー治療を繰り返している。
原因は動脈硬化による静脈の圧迫で、眼底に血液成分が漏れだし、浮腫が生ずるからである。
視力に最も大切なのは、中心部の黄斑だが、そこへ影響が及ばぬよう、周辺の漏れに対してレーザー照射を行うのだ。
何回も照射を繰り返し、眼底写真を見ると僕の網膜は東京大空襲の後のような焼け野原になっている。幸い皇居に当たる黄斑部は直接の被害は免れているが。

“いずれ黄斑部にも被害が及ぶのでは?”と、以前主治医の市部先生に伺った時、
“絶対そうならないようにくい止めます!”と力強く言ってくださった。
この一言で僕は希望を持って、“市部通い”を続けている。
勇気づけられる有り難い言葉だった。
僕も医者の端くれである。自分の網膜の状態が決して楽観を許さない事は知っている。だが、患者として欲しいのは励ましであり、単なる現状のアリテイの通告ではない。
医者の一言がどれほど患者にとっては重みがあるか、改めて思わされた時だった。
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by n_shioya | 2012-09-26 22:17 | 医療全般 | Comments(2)
また会う日まで
秋山が逝ってしまった。
秋山洋。享年81。元虎ノ門名誉院長。
日本の食道外科の最高峰を行く男だった。
彼との出会いは、旧制一高の理乙二組。
その後医学部、米軍病院でのインターン、木本外科入局、そしてアメリカ留学。
とこれまで60余年の歩みを共にしてきた。
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葬儀のミサはイグナチオ教会。
霊名は僕と同じルカ。

でもなあ、秋山。僕は君がカトリックになったとは知らなかったぜ。
まあ、こちらもこれまで「隠れキリシタン」を通してきたが。
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じゃ、お互い達者でな。
“また会う日まで!”
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by n_shioya | 2012-09-25 22:16 | コーヒーブレーク | Comments(3)
学習院のアンチエイジング講座
今日の午後は学習院でアンチエイジング講座。テーマは「肌の若返り」
10人ほどの小人数だったが、皆さん熱心に聞いてくださり、大変話し甲斐があった。
その他、朝から夜までミーティングや会食がぎっしり。
いささか疲れました。
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by n_shioya | 2012-09-24 22:44 | アンチエイジング | Comments(5)
モナリザ
15年前、恵比寿の閑静な住宅街に、一軒のフレンチレストランがオープンした。

丁度その頃、僕の次女が恵比寿に住んでおり、その娘、詰まり幼稚園児の孫を連れて散歩中に僕は前を通りかかった。
メニューを二人で眺めていると、マネージャーらしき男が“如何です?”という。
“もし宜しければお孫さんもご一緒に”と誘ってくださる。
その夜、我々夫婦は娘と孫を連れてお邪魔すると、オーナー・シェフの奥さんが丁度同じ年頃のご自分のお子さんと一緒に孫のお守りをしてくださり、大人三人はゆっくりとフレンチを楽しむ事とができた。
以来そこは、僕の「決して裏切られる事のないレストラン」の主要メンバーの一つとなる。
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そして5年後、新装なった丸ビルの最上階にそのレストランは出店し、やがてスタートした「ミシュラン東京」の一ページを飾る事になる。
そのレストランの名は「モナリザ」。
丁度今日が創業15周年という事で、記念行事にお招きいただいた。
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by n_shioya | 2012-09-23 22:12 | 食生活 | Comments(2)
HowからWhy?へ
50年前の夏。
ロッキー山脈で家族でキャンプ生活を楽しんでいたとき、隣のテントで親子が何やら言い合っていた。子供は小学生だったか。
何か子供の問いかけに、アメリカの親によくみられるが、一人前の相手としていちいち理由を説明しているようだ。それに対し子供はwhy?そしてまた、why?と畳みかける。
ついに親父も我慢ができなくなったのか、
“Because I said so!”と怒鳴り返した。

今それを思い出すのは、最近では反対にwhy?があまりにも少なくたってしまった気がするからだ。
その代わりに情報氾濫で、howが先行し、もっと手軽な「ハウツー」に堕してしまっている。

例えばアンチエイジングがそうだ。
老化の原因が多少解明(how)されると、すぐ飛びついてビジネス化(ハウツー)に走る。
アンチエイジングを「健康長寿」と捉えても、“何故年を取るのがいけないのか(why?)”の問いかけもなく、まして「健康長寿は何の為(why?)」と言う掘り下げもない。

もちろん、人間には答えの出せない「why?」は幾らもあるが・・・
数年前、筑紫哲也が子供を集めての討論番組で、「何故、人を殺してはいけないのですか?」と子供に聞かれ、グッと詰まったのを思い出す。
「唯物論」に立ってこれに答えられる人はいるでしょうかね。
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by n_shioya | 2012-09-22 22:34 | コーヒーブレーク | Comments(2)
白髪にはコラーゲン17?
今日はグループのカンファランスで、大変好いお話を伺う事ができた。
講師は東京医科歯科大学の西村先生。
テーマは「白髪と17型コラーゲン」。
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このところ、若はげ、つまり男性型脱毛症の原因はある程度解明され、治療法も開発されてきたが、考えてみると白髪の研究はあまり聞くことがなかった。
先生によると、白髪の原因には17型のコラーゲンの不足が関与していると言う。
その詳しいお話は、分子生物学の最先端の知識が必要で、僕の理解の範囲を超えていたが、治療対象となる白髪があるうちに、早くこの知見が実用化される事を切望する次第。
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研究会の後は、例の銀座のアジトで懇親会。
西村先生、ご苦労様でした。
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by n_shioya | 2012-09-21 22:34 | ヘアケア | Comments(2)




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