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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
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内なるヒットラー
“何であなたそんなにしつっこく官僚の悪口を言い続けるの、はしたないじゃない。”と配偶者に言われた。
“こっちは我慢して黙っていようと思っても、あいつらのほうが、せっせと話題を提供してくれるんだ。国民の福祉を犠牲にして,汲々と保身と出世を計る悪代官ども・・・”

だが、よくいわれることだが、ニュースには非日常性が欠かせないので、犬が人を噛んでもでもどうということはないが、人が犬をかめばニュースになるという。
たとえば中国通に言わせれば、かの国では警官が賄賂を取るのが当たり前で、もしも賄賂をとらなければニュースになるほどだそうだ。
ということは、官僚の不祥事にこれだけニュース性があるということは、わが国ではそれが日常茶飯事ではないわけで、まだ救いがあるということかもしれない。
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それにしても、何故僕は官僚に対しこうカッカくるのだろう。
確かに僕自身、官僚の無作為に50年間苦しめられたことは確かだ。
だがふと僕はいまだに続くドイツ人のヒットラーに対するこだわりとユダヤ人虐待に対する、それこそ自虐的ともいえるほどの罪悪感と責任追及に思いをいたした。
もちろん現存している人たちは、当時ヒットラーに迎合し、ユダヤ人虐待に加担しなくても、見ぬ振りをしたというやましさを持っているが、それ以上に、ゲルマン民族は自分たちの内に未だ潜んでいる、ヒットラー的なものの影におびえているのが、あそこまで過剰にきびしくなる一因だと聞いたことがる。

こういえば慧眼な読者はもうお分かりでしょう。
僕がここまでしつっこくブログやフェースブックで官僚を糾弾し続けるのも、自分の中に潜んでいる役人根性に対する嫌悪感、そして場合によってはあいつらよりはるかにいやらしい官僚になれたかもしれないという自負が最大の理由だということを。
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by n_shioya | 2014-03-31 22:10 | コーヒーブレーク | Comments(0)
孫の大事故:その後
今日は白金の北里研究所病院に孫を見舞ってきた。
丁度一月前、安曇野で友達同士でスノーボードの妙技を披露していた甥は,運悪く転倒し前腕を骨折したのである。
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前腕には橈骨と尺骨と二本あるが,両方ともに折れ皮膚を突き破って突出してしまった。
専門用語で言えば,複雑解放骨折である。
週末だったので,紆余曲折の末東京に搬送し,緊急手術を受けた。
あと数時間遅れれば切断もやむを得なかったかもしれない重症であった。
その後2度の手術を受け,経過は順調だが,未だ2度の手術は必要だ。
幸い孫は楽天的である、このフォトでお分かりのように。
この危機的な一月の経過を,再三フェースブックに揚げているのでご覧になった方もあるだろう。
更に幸いなのは,担当の医師達の素晴らしい腕前である。
まだまだ辛抱は必要だが、完全復帰もそう遠くはないだろう。
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by n_shioya | 2014-03-30 22:01 | コーヒーブレーク | Comments(0)
嵐が丘
配偶者の誕生祝に親しい友人から大きなヒースの花束が届けられ、リビングに薄紅のヒースの小花の群れが満天の星のように溢れている。
まるで茜色に染まったヨークシャの丘が目の前に広がるようである。
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「嵐が丘」ではこの「ヒース」がいわば主役でもあるが、へザー、エリカとも呼ばれ、女性の名前にも使われている。
数年前のある夕方、ヒースだけでなく、西の空も茜色に染まった頃、ヨークシャの山並みを目指し、僕はハワースに向けて車を走らせていた。
金沢医大の塚田教授夫妻にブロンテ姉妹の故郷をお見せしたかったのである。
一般公開されているブロンテ姉妹の牧師館にたどり着いたときは、もう閉館時間だった。
いったん閉鎖された鉄格子を、このために日本から来たのだからと無理を言ってあけてもらい、早足で一巡した。

訪ねた方ならご存知だろうが、あの牧師館で驚かされることがいくつかある。
まず、ベッドの狭いこと。ワーヅワースのダブ・コッテージでも感じたが、どうも半座位で寝る習慣だったのかもしれない。
また、展示されているシャーロット・ブロンテの靴の小ささにもおどこかされる。まさか、纏足をしたわけでは無かろうに。
次は裏庭の墓場である。墓碑銘をよく見ると、小児が多い。当時は下水も無く、衛生環境は劣悪で、いったん疫病が発生すると、まず子供が犠牲になったという。
そして最後に窓から見る風景だ。そこからは見渡す限り、ヨークシャ・ムアが広がりを見せている。ただそれだけである。姉妹はここに閉じこもり、ひたすらこの光景を眺めていたはずである。そのことがかえって、姉妹の想像の羽を伸ばして、ジェーン・エア、嵐が丘などの傑作の原動力になったのかもしれない。

回想から醒めて改めてリビングのヒースの盛り花を眺める。
春一番はもう過ぎたが、外は今日も風が強い。
ヒューヒューと吹く風の音に混じって、ヒースクリッフの叫びが聞こえるのは僕の空耳だろうか。 
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by n_shioya | 2014-03-29 20:15 | コーヒーブレーク | Comments(0)
ミラクル チェア
ハーマンミラーは誰もが憧れるアメリカの高級家具メーカーである。
企業の役員は、其の贅沢な椅子でふんぞり返ることが,ステータスシンボルであると言う。
2年前、新たにアンチエイジング・チェアを造りました、と日本社長のマッツ君から提供を受け、愛用している。腰にも大変よろしい。
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今度は、パソコンによる姿勢の悪化を矯正するアタッチメントが導入されたというので、其の使用法の説明を受けた。
それにより,画面を眺める視線が水平になり,首に負担がかからなくなると言う。
また、アンチエイジング・チェアのアームレストを上下することで,キーボード操作による前腕の負担が軽減されると言う事も改めて教えて頂いた。
これを日本の中心、丸の内で活躍される皆様にお試し頂き、やがては全国に広めたいと,マッツ社長は意欲満々だった。
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by n_shioya | 2014-03-28 21:42 | アンチエイジング | Comments(0)
良い子はもう沢山
このところ、「正気」が少しずつ飛び去っていくような気がする。
今まで「良い子??」を演じてきたことへの反動かもしれない。
バランスの取れた常識人を演じるのに疲れてきたのかもしれない。
“道化はもう沢山!”と最後に叫んだパリアッチではないが、“良い子はもう沢山!”といったところか。
これも左脳の抑圧に対する右脳の反乱かもしれない。
同病相哀れむものとしてはトーマスマンの名作の主人公トニオ・クレーゲルがいた。
ケアフリーのラテン気質の母親がトニオであり、クレーゲルは父親の律儀な小市民性を表す。誰でもが抱える右脳と左脳の相克。
何で又いまさら?
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高橋洋一氏の「ジャン・コクトー」を読み始めたせいかも知れぬ。
「オルフェ」のそして「美女と野獣」の日常と非日常とのめまぐるしい交錯。
そして数年前、彼の終の棲家、ミアラフォーレの聖堂に垣間見た不思議なコクトーの小宇宙。
右脳の奔放な活動の軌跡か。
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人の遺伝子の99%は一生眠り続けるという。
コクトーの亡霊でその中のどれかの抑制がはずれ、やっと僕の右脳のプロモーターが動き始めたのかも知れぬ。

などすごそうなことを言っても所詮僕は小市民のクレーゲル。
トニオには又引っ込んでもらって、アンチエイジングにシコシコ励みますからご安心を。
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by n_shioya | 2014-03-27 21:09 | コーヒーブレーク | Comments(0)
キッテへのお誘い
キッテビルは今人気のスポットのようだ。
アクセスはいいし、ショッピングモールやレストラン街に人が溢れている。
キッテに移ったと言うと、あ,行きたい,行きたいと皆さんがおっしゃって下さる。
ただ,僕の部屋のあるオフォイス・タワーはセキュリティが厳重なのが難で、あらかじめインフォに報せておき、そこで名刺や運転免許証をお見せ頂き、面会表に記入して,バッジを付けないと入って頂けない。
ま,これが最近のオフィスビルの通例のようだが。
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其の厳重な警戒網をくぐり抜け、コンバテックから二人の美女が現れた。コンバテックは創傷被覆剤のリーディングカンパニーで,我が創傷治癒センターの賛助企業の一つである。粗相があってはいけない。
早速、6階のフレンチレストラン、カラトにご案内し、ランチをご一緒した。
野菜にこだわる唐渡シェフの創作料理である。
その他,中華、寿司、肉料理、諸々のレストランがあるようで,是非皆さんも僕のグルメ探訪におつきあいください。ただし其の場合は事前にご一報のほどを。
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by n_shioya | 2014-03-26 19:53 | コーヒーブレーク | Comments(0)
久世光彦の世界
“言うなかれ、君よ、わかれを、
世の常を、又生き死にを・・・
この夕べ相離(さかる)るとも
輝かし南十字を
いつの夜か、又共に見ん・・・・”
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この大木惇夫の「戦友別盃の歌」を、配偶者が買ってきた「久世光彦の世界」の中に見つけ、敗戦の色濃くなった中学一年の時、漢文の教師が万感の思いを込めて聞かせてくれたのを思いだす。
いまだに「軍国の昭和」と和解できず、日の丸から顔を背け、君が代には口をヘの字に閉じる僕が、唯一日本と持つ接点がこの詩である。
何もそこまでかたくなにといわれるかもしれない。だが、あの時最高責任者を断罪にしなかった、考えもしなかった体質が今の官僚支配の無責任体制に繋がっているように思える。

久世光彦もこの歌をこよなく愛した。
小説「卑弥呼」は彼の愛読書のアンソロジーというより、この歌のためだけに書かれたような気もする。
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by n_shioya | 2014-03-25 20:20 | コーヒーブレーク | Comments(0)
縁は異なもの
縁とは不思議なものである。
堀辰雄夫人のお話を聞きに信濃追分まで出かけた配偶者が、帰りの軽井沢までのバスでルリュールをなさる御婦人と知り合いになった。
その後文通を続けていたらしい。
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その方が個展をみなとみらいで開かれた時、配偶者と一緒に画廊に伺い、近くのホテルのコーヒーショップでお昼をご一緒した。
栃折さんと同じようにベルギーで修行されたという。
個人装丁を前提としたフランス装と違い、普通製本の本を装丁しなおす難しさ、楽しさ、装丁を頼まれた作家たちのお話など伺い、楽しいひと時であった。

又、児童文学の大家清水真砂子夫妻と知り合ったのは、ベルゲンのフィヨルド巡りのときだった。彼らとはその後、帰国してからも文通を続け、ときには一緒にお食事などしたりして、旅の思い出を反芻している。

“この狂気の世の中で正気を保つために不可欠なのは友人です。”と教えてくれたのは僕のアメリカでのメンター(指導者)のエーデルマン教授だった。
特にしげく会うわけでもない、ただその方たちを思い出すだけで、気持ちが豊かになる、そういう何人かの友人を与えられたことを幸せに思う。

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by n_shioya | 2014-03-24 21:30 | コーヒーブレーク | Comments(0)
男の一生
「女の一生」はモーパッサン。
では「男の一生」は?
僕はディッキンスのデヴィッド・カッパーフィールドを挙げたい。
子供時代繰り返し読んだ一冊である。
あるイギリスの一少年の生い立ちから、挫折と立ち直り、結婚相手との死別、そして再婚。
ドイツ文学には多いジャンル、エントウィックルング・ロマンの名作である。
確か明治の文豪徳富蘆花の愛読書でもあったと思う。
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なぜこんな話を?
このところ一人二人、仲間や先輩が先立っていく。櫛の歯が欠けて行くとはこういうことか。
先日も、北里大学医学部の大黒柱の一人、畏友佐藤登志郎君が逝去した。
「青春」という糸で繋がった、60年に及ぶ教養学部からの付き合い。僕にとっては「青春」の最後を奪われた想いである。
告別式の式場に飾られた往時のフォトを眺めながら、その懐かしい人となり、輝かしい業績を偲ぶとともに、「男の一生」とはどう総括すべきだろうか、想いにふけったからである。
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by n_shioya | 2014-03-23 19:23 | コーヒーブレーク | Comments(0)
ハヤシオムライスバーグとは
オムライスは子供の頃からの好物である。
そしてハヤシライスは明治の頃の日本の創作と聞いている。
ハンバーグはアメリカ発だが、いまや日本人の常食である。
この三つの定番を一緒にしたらどうなるか?
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今度引っ越したキッテビルは東京駅南口あるが、その対岸と言うか北口のオアゾの丸善の4階のコーヒーショップはそれが売りものである。
銘して、「ハヤシオムライスバーグ」
東京駅を望む窓際にどっかと腰をすえ、書籍棚を行き来しながら、新刊書のページをめくりながら食後のコーヒーを啜るのは至福の時である。

是非、一度お試しあれ。
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by n_shioya | 2014-03-22 22:10 | 食生活 | Comments(2)




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