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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
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霊験あらたかな?ビタミン
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なかなか風邪が抜けてくれないので,今日は意を決してAACクリニック銀座でビタミンCの点滴療法を。
何も大げさに意を決しなくとも,風邪のひき始めにさっさと,いやもっと前から予防的にやっておけばいいのに,この男、大の薬嫌いでしかも優柔不断と来ている。
2週間振りに都心へ出たのを機会に、ランチは次男夫婦と乃木坂のシェ・ピエールへ。
何年振りだろう、昔はやれ誕生日だの、やれ出版記念だの、やれ遠来の客をもてなすだのと年に何回も行ったのに。
ピエールも変わりなかった.むしろ若返ったかな、と思ったのはひげを剃ってしまったからのようだ。
そして帰宅したのが夜6時。
うちの周りはハローウィンの大群で騒然としている。明かりを消してそっと家に忍び込む。
今、点滴をしてから6時間。体が少しずつ楽になってきた。
ビタミンCのお陰か、ランチの前菜で摂ったモンサンミッシェルの産地直送のムール貝の効果か、いずれにせよ有り難いことである。
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by n_shioya | 2015-10-31 23:06 | 医療全般 | Comments(0)
姉の文化功労賞受賞
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僕の一つ違いの姉が「文化功労賞」をもらったようである。
ようだと言うのは,朝、テレビで見たと言って従兄弟から連絡があって、すぐ電話してみたが,夫婦ともひどく耳が遠くて,相手が僕だということがなかなか分かってもらえない。
とり合えず“お目出度う!”と怒鳴っておいたが通じたかどうか・・・
子どもの頃から遊びもせず、ひたすら原稿用紙の升目を埋めるのを生き甲斐としていた。「吉川英治」に傾倒していた。「神州天魔侠」は山口将吉郎の挿絵とともにすっかり魅了されていた。
直木賞など幾つか文学賞はもらっているが,一番嬉しかったのは吉川英治賞だったとつねづね言っていた。
僕はあまり讀んでないが、ファンにとっては怪し気な「皆川博子の世界」があり、それが堪らないと言う。
今度の受賞はどう受け止めたのだろうか。
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by n_shioya | 2015-10-30 21:56 | コーヒーブレーク | Comments(0)
笑いと治癒力
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ノーマン・カズンズの「笑いと治癒力」は何度か取り上げた覚えがあるが、風邪で寝込んだのを機会にまた読み返している。
彼はアメリカの週間評論誌「サタデー・レビュー」の編集長を永年務め、日本ではいわゆる25名の「原爆乙女」をニュー・ヨークのマウント・サイナイ病院で治療を受けさせ,日本の形成外科の誕生に寄与した人として知られている。
その彼が1964年に重篤な「膠原病」を発症し,当時はこれと言った治療法もなく、助かる確立は500人に一人と言われた。
だが彼はそれで落ち込まず、独自に膠原病と可能な治療法を探求し、
①ビタミンCの大量点滴療法
②笑いの効用
に辿り着き、見事に「膠原病」から脱出した。

ビタミンCの点滴療法は最近ではその抗酸化力、免疫能強化力が認められ、アンチエイジングの分野でも,有効な手法として普及し始めている。
昨日も触れたように,現代社会では「ストレス」が殆ど全ての病気に関与している.
過度のストレスは、昨日触れた「視床下部—脳下垂体—副腎系(HPA)」で受け止められ,過度のストレスは「副腎疲労」を惹起し,様々な病気を引き起こす。
「膠原病」もその一つ。

「副腎疲労」を起こすストレスの一つとして,ストレス説の提唱者セリエは「情緒的緊張」を挙げている。例えば欲求不満や押さえつけた怒りなどである。
このネガティブな「情緒的緊張」に対して,「積極的,肯定的な情緒は?」と考えたのがノーマンカズンズの偉い所である。
その有効手段として彼は笑いに着目し、寝室にテレビを持ち込んで毎日お笑い番組を見続け,見事に病を克服する。
彼はその他にも「積極的な情緒」を引き起こすものとして,「愛」「希望」「信仰」「信頼」そして「生への意欲」などを挙げているが、これらは全て医療の根幹にあるべきとは,遅まきながら我々医師共も気付き,真剣な取り組みが始まっている…と思いたい。
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by n_shioya | 2015-10-29 21:38 | 医療全般 | Comments(0)
ストレス解消法
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「日が落ちたら寝て,朝日が射したら起きるだけですよ」と或る意味で理想的なアンチエイジングライフスタイルを披露してくださったのは、アメリカで活躍された岡田謙三画伯である。
グリニッチビレッジの一角のアパートの2階の広大なアトリエ兼リビング兼キッチン兼・・・の中央にはこれ又広大なキングサイズのダブルベッドがデンと広がっている。
岡田夫妻には「睡眠傷害」はなさそうである。

今日は「バランスの取れた食事」と「適度な運動」と並んで、アンチエイジングの基本と言われる「快適な睡眠」と取り上げたい。
まず僕の結論から言うと,睡眠のパターンには個人差が大きく、こうでなければならないとは言えないことである。
たとえばよく言われるのは睡眠時間は7時間が理想的で,それより多くても少なくても死亡率が上がると言う事。
“7時間は寝ることが望ましい”と言うなら分かるが、それ以上寝ると寿命が縮むと言うのは気に入らない。でもどの教科書を見てもこの統計が引用されている。ただ,皆さんご自分で調べたわけでなく,孫引き,ヒシャゴ,ヤシャゴ引きも少なくない。どういうスタディがもとにあるのか,改めて検証の余地があるのではないか?
それに睡眠はほかの健康法と違って、意識すればするほど,つまり努力するほどに寝付けなくなると言う特性がある。だから時間にあまりこだわると,それがストレスとなって逆効果を生むわけ。
それほど睡眠についてはまだ、まだ曖昧な点が多い。
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早い話が専門家に言わせると,人は何故寝るか?すら分かっていないと言う。

とりあえず言えることは
①高齢者は睡眠が浅くなり,すぐ中途覚醒する。
②高齢者は運動量も減るので,必要な睡眠時間も短くなる.丁度,食事の摂取量が減るのと同じである。
③朝起きたら先ず日の光を浴びる.曇天でもかまわない,光の量は室内より遥かに多いから。これにより,メラトニンと言う「睡眠ホルモン」の分泌時期を調整する。
あまり不眠が続くときは,医師の指導のもと睡眠剤も試す。
最近の睡眠剤は習慣性の心配はないからと医師は言うが、これに関しては,殆どの睡眠剤や抗不安剤は基本とされる成分物質は同じなので、避けた方が良いと言う専門家も居る。
最近は習慣性のない他の薬剤もあるので,医師と相談脳絵試されてもよいのでは。
④だが,不眠と言っても、頻繁に中途覚醒をするだけであり,自分の意識ではその覚醒時間が繋がってしまうが、切れ切れでも必要な量は寝ていることが殆どなので,ご安心のほどを。
でもここでも基本になるのは「バランスの取れた食事」と「適度な運動」特に大事なの,日中出来るでけ体を動かすこと。
そして昨日述べたように、昼間のストレスをなるべく持ち越さないこと。

“はぁ,分かりました。”

そう,いい忘れましたが,アロマは見直されてもいいかと思います。
僕自身、香水療法の大家にパーソナルな香水を処方して頂き、寝付きはまことによくなりました。
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by n_shioya | 2015-10-28 21:05 | アンチエイジング | Comments(0)
ゴルフは最高のストレス解消法?
「ゴルフこそ最高のストレス解消法?」

今日はストレスのお話、

カナダのハンス・セリエがストレス学説を提唱したのはほぼ70年前,丁度日本が連合国に降伏して間もなくの頃であった.と言う事は僕が医学生になる数年前。医学部の講義はストレスで持ち切りだった.そして治療面ではステロイドの登場。ほとんど全ての疾患の治療法の最後にはステロイドが登場し,いわば救世主の感があった。
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セリエの言うストレスとは、
「生体の中に起こる生理的・心理的な歪みであり,このストレスを作るものが外から加えられたストレッサーである」
そして生体はストレスはまず視床下部(Hypothalamus)で受け止められ、脳下垂体(Pituitary gland)へ伝達、脳下垂体から放出されるホルモンが,副腎(Adrenal gland)に働きコルチゾールが分泌される。コルチゾールがストレスホルモンと言われるわけである。
この経路をそれぞれの頭文字をとってHPA軸と呼ぶ。

ストレスは悪いだけではない。適度なストレスは生体の維持に必要である。
これを「ユーストレス」と呼ぶ。
宇宙飛行士が帰還後しばらくは、筋肉の退化、骨粗鬆症で悩むのは重力と言うストレスが宇宙空間で欠如していたからである。
だが過剰なストレスは生体に異常をもたらす。
これが「ディストレス」である。
この世でストレスフリーはありえないし,望ましくもない。
どのようにこの二つのバランスをとるかが大事と言えよう。
一つの指標はコルチゾールとその拮抗作用の或るホルモンのDHEAとの比率。
コルチゾール/DHEAが低い方が望ましい。

さて異常に背負い込んだストレスをどう対処するか。
まずは「リラクゼーション」。
手軽なところでは入浴、散歩.出来れば折々の温泉や森林浴。
系統だったものとしては呼吸法、ヨガそして自律訓練法など。
最近は「運動」の効果が見直されている。
ストレスが堪ると交感神経優位になり、闘うか逃げるか(ファイトorフライト)の緊張状態が続く。これを溜め込まないで運動で発散するとよいという。
ゴルフがストレス解消に良いのは,白い玉を「理不尽なボス」と思って思い切り叩けば,運動にもなり,メンタルなストレスの発散にもなるし、「一石二鳥」だからである。
ホントかな?
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by n_shioya | 2015-10-27 18:25 | アンチエイジング | Comments(0)
認知症と物忘れ
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人の名前が出て来なくて困りませんか。
僕は年中です。
最近は特に甚だしい。
これは年相応の物忘れで,認知症の物忘れとは違うと言われるが,どう違うのか,線引きは可能なのか,気になるところである。

記憶は不思議なものだ。
何時も気になることだが,日本の名前は漢字が殆どである。だから名前は「ビジュアル(視覚的)」に記憶しているのではなかろうか?
それなのに思い出そうとするときは、「音(響き)」で思い出そうしようとする.この乖離が想起を難しくするのでは?
この辺に名前を思い出すコツが潜んでいるのでは?
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そもそも認知症とは何だろう。
早速,機能ご紹介したアンチエイジングのバイブルを開く。
すすと認知症の原因は大別して二つあるという。
一つは血管性,今ひとつはアルツハイマーだ。
かつて日本では圧倒的に前者が多かったが,最近では半々か,むしろアルツハイマーが優位になっていると言う。
血管性とは動脈硬化で局所的な脳梗塞が原因である。
アルツハイマーはβアミロイドの蓄積が原因とされているが、その蓄積の原因も予防薬も確立していない。
動脈硬化は明白にメタボの一環であり、アルツハイマーも糖尿病がリスクファクターとされている。
どちらの場合でも,運動が脳細胞を活性化すると言う事は認められているようだ。
つまり,「バランスの取れた食事と適度な運動」というアンチエイジングの二大柱が認知症対策の基本である,と言う結論に落ち着いた。
分かりきってると言われる。
でもその当たり前のことが一番実行困難なのが、アンチエイジングの難しさですよね。
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by n_shioya | 2015-10-26 20:59 | アンチエイジング | Comments(0)
アンチエイジング関わる方への朗報
「アンチエイジングに関わる方への朗報」
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7年振りに「アンチエイジング医学の基礎と臨床」の新版が出版された。
このテキストはこれまで抗加齢医学の推進役を務めてきたが,これからも更に新たな挑戦者たちのガイドブックになるだろう。
①アンチエイジングの裾野は広い.その全てを網羅的にカバーしている。
②讀みやすい
③「小見出し」的な編集なので、その時々に必要なインフォメーションが手軽に得ることが出来る。
④それぞれが2~3ページの記述なので,結論が明解である。
というわけで、個別のテーマをアップデートするうちに、アンチエイジングの目標である健康長寿の全体像が浮かび上がるのではと,興味の赴くまま、あれこれ讀み齧っている。
執筆者の方々ご苦労様でした。
にかか
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by n_shioya | 2015-10-25 19:42 | アンチエイジング | Comments(0)
今更「菊と刀」?
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風邪の治りははかばかしくないが、お陰さまで読書ははかばかしく進捗している。
「エロティック・キャピタル」に続き,今度はルース・ベネディクトの「菊と刀」。
敗戦後数年で翻訳され、日本人の日本観に多大の影響を与えた著書である。
著者は著名な文化人類学者だが,日本を訪れたことはない。
開戦後間もなく,アメリカ政府は敵の行動と心理を理解するために,彼女に日本人の心理と行動規範の分析を依頼した。
その僅か数年間に,しかも日本での生活経験なしに,これを纏めあげた彼女の資料収集力と分析能力には唯々敬服する。
題名の「菊と刀」は欧米の罪の文化に対し、日本は「恥の文化」と捉えた呼称である。
彼女の分析には異論もあるかもしれないが,本質では日本人をよく捉えていると当時は圧倒的に日本人の共感を得た。
もし今彼女が日本を訪れたとしたら、日本人もすっかり変わったと思うか、本質的な所では全く変わらないと思うか,興味深いところである。
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by n_shioya | 2015-10-24 22:57 | コーヒーブレーク | Comments(0)
再びエロティック・キャピタルについて
今日はグッとくだけて「エロティック・キャピタル」
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イギリスの女性社会心理学者の書いたこの本は、以前にもご紹介したがその後原書も取り寄せて2回も讀み直し,改めてその概要をお知らせする気になった。
「外見で人を判断しないのは愚か者である」と言う,訳書の帯に引用されたオスカー・ワイルド言葉を見て、これは「見た目のアンチエイジング研究」の大きな助っ人と思ったが、著者の狙いはいささか違うことが分かった。

まず,通常人の資産として
①金銭的キャピタル:財産
②人間的キャピタル:学歴、資格等
③社会的キャピタル:人脈等
が挙げられるが,著者はそれにつけ加え、
④エロティックキャピタル
の重要性を主張している。
これは「人としての魅力」であり、あえてエロティックと呼んでいるが、著者の考えではセックスアピールだけでなく、魅力的な容貌・立ち居振る舞い、人付き合いのよさ,人に好感を与えるなどの資質が含まれる。
ここまではよい。

これらは,塩谷塾では「美女の商品価値」と言う切り口で分析しており,それに「市場原理」を適用してみるのは納得が行くが、著者は「男社会」の専横と結果的にそれと結託した「フェミニズム」に対する強烈な非難に終始している。
彼女が導き出した結論は、
①男は絶えずセックスに飢えている。
②女性にとっては,特に30才以降はそれほどセックスは必要としない。
③従って,セックスにおける男女の必要性には大きなギャップがある。
④だから女性はこのセックスにおける供給と需要の差をキャピタルと考え、いわば武器として男性を従わせるべきである。
⑤しかるに今のフェミニストたちは,男女同権と言う旗印のもと、結果的には男性にフリーでセックスを提供しているのは愚かしい。
⑥女性のエロテック・キャピタルを最大限活用する立場からは,売春も通常の商売と同列におくべきである。なぜなら,売春行為を不道徳と決めつけるのは、自分たちの「性的飢餓状態」はひた隠し、女性のエロティック・キャピタルを貶め、その金銭的価値を引き下げようとする男性の企てだからである。
等々。
はぁ。
もう,何をか言わんや,の世界ですな。
で,皆さんのご意見は?
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by n_shioya | 2015-10-23 16:51 | 美について | Comments(0)
新しい進化論
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今日はチョットお固い話。
ダーウィンの進化論はよくご存知でしょうが、あれだけでは説明出来ないと言う事は、僕のような素人でも気がつくことですが、最近は学者の間で論議されています。
進化論の柱は二つあります。
突然変異
適者生存。
両方とも必要な因子であることは言う間でもありませんが、それだけでは説明で来ない。
よく使われる「キリンの首」を例にとってみましょう。
高い梢の葉を食むうちにチョット首が伸びた。というより「突然変異」で首が長くなった。
それが生存競争に有利なため、その子孫が増えた。
②は何となく納得出来ますが、①はどうでしょう?
突然変異がランダムなものとしたら、そんな都合良く首の長くなる遺伝子が1品種に続けて発現してくれるでしょうか?
また、もし或る個体が環境に適応して、チョット首が長くなったとしても、それは一代限りのことです。これが子孫に伝わって蓄積されには「獲得形質の遺伝」が必要になりますが、これはありえないとされてきました。
70年ほど前、ソビエトのルイセンコと言う学者が,体制におもねって「獲得形質の遺伝」を唱えました。これは遺伝子が人の将来を決定し,それに介入出来ないと言うのはスターリンにとってありがたくなかったからです。これはすぐでっち上げと言う事が分かりました。何時の時代にも研究費目当てのイカサマは居るものですね。
だが最近、エピジェネティックと言う概念や,RNAの働きに関して新たな治験が発表され,環境因子が遺伝子を修飾し、生殖細胞を通じて子に伝えうるのでは内科,と言われ始めました。
この「Arrival of the fittest」には、その最新情報が満載されています。
この新たな分野、「進化論的生物学」の進歩の目覚ましさにすっかり興奮し,折角下がりかけた熱がまたぶり返すのでは,と心配するほどです。
題名が、「Survival of the fittest(適者生存)」に掛けたものであることはお分かりでしょう。
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by n_shioya | 2015-10-22 18:45 | コーヒーブレーク | Comments(0)




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