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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
コスメシューティカル
今日もまたアンチエイジングがらみの公開シンポジュームに参加。

コスメシュウティカル”について、化粧品業界の三人のパネリストが討論され、僕はその司会役
b0084241_21465420.gif健康産業流通新聞主催の健康自然食品展示会の企画のひとつで、場所は竹橋の傍の産業貿易センターであった。

じつはこの司会者、コスメシュウティカルなる言葉を知らなかったので、まずそこから議論していただいた。
コスメティック(化粧品)とファーマシュウティカル(医薬品)を組み合わせた造語のようで、今までの化粧品よりも効能を追及した、だが薬品レベルではないものといったところのようである。
又素材もなるべく天然のものが望ましいとか、飲んでも肌に効くものも含めるとか、まだ確たる定義はないが、化粧品の一つの方向性を示すキーワードのような感じであった。

いずれにせよ、肌のアンチエイジングについて、化粧品を開発する側の狙いやご努力のほどが伺われ、こちらの勉強にもなったシンポだった。

別の会議室ではマリー・秋沢嬢サプリの講演があったが、同時進行のため拝聴出来なかったのは残念至極。
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# by n_shioya | 2006-06-30 22:55 | スキンケア | Comments(0)
ゴルフ開始、今度こそ本当?
今日は明治記念館で開催されたアンチエイジングのセミナーの講師として招かれ、アンチエイジングの現状と美容医療について話をした。
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僕の後で銀座オクトクリニックの伊藤先生がキレーション、ホルモン療法そして栄養療法について話され、最後は四谷メディカルキューブの平野先生の、キューブでのアンチエイジング医療の実際についてご報告があった。

参加者は20名余り。
企業の方のほか数名医師の方も参加されていた。
アンチエイジングはまだ誕生したばかりの学問分野であり、僕も講師としてよりは参加者の立場で、ほかの二人の講師の話が大変勉強になった。
又、今後の本の参考にと、ゴルフダイジェストの方も熱心にメモを取っておられた。

というのは昨日のことだが、そのゴルフダイジェストの編集の方が銀座クリニックに来られ、親父の本のドイツ語版の報告の後、突然
“先生、アンチエイジングとゴルフというのは如何でしょう”
本の執筆をもちかけられた。

僕は遅筆でご迷惑をかけるかも、と言うとそれはライターを差し向けますとおっしゃる。
でも、大体僕はまだゴルフをやったことはないし、となおも逃げようとすると、
そこですよ、先生。
この機会に是非ゴルフを始められたら如何です。お父上も喜ばれますよ。
練習が必要?それでしたら飛び切りのプロをご紹介しますよ。初心者や特に高齢者を教えるのがうまい。
などと言いくるめられ、結局本の出版ゴルフのスタートを約束させられてしまった。

そうはいっても、この40年、今年は始めると言い続けたゴルフである。もう誰も信用してくれまい、と思っていたらその晩、クリニックの食事会の席で仲間の医師からメモが回ってきた。
“やっとのご決心おめでとうございます。先生のデビュー戦は10月4日で、もうコースは予約済みです。”
イヤーもう逃げられない。

ええ、始めますとも。今度こそ本当に。
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# by n_shioya | 2006-06-29 23:15 | Comments(0)
美女と野獣
堅い話が続いたので、この辺で目の保養に銀座クリニックの美女軍団の近影をどうぞ。

野獣も何匹か潜りこんでいるが、美女野獣は付き物なのでご容赦のほどを。
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# by n_shioya | 2006-06-28 23:30 | コーヒーブレーク | Comments(0)
三つの願い
今日は三度目のキレーションである。

b0084241_722886.jpg左の手首に点滴のボトルを繋がれ、ソファに寝そべってピクチャーウィンドウから外を眺めると、松屋デパートの大きなサインが目に入る。
中は買い物客でにぎわっていることだろう。そして眼下の銀座通りも人の波だ。
あたりにはブティック、レストランが立ち並び、購買欲、食欲を煽りたてている。
銀座は現代人の欲望の渦の中心である。

その欲望が環境汚染を生み、有害物質が体内に偲びこみ、又、自ら限度を越えた過食に走りメタボリックシンドロームに陥る。
その自分で作り出した体の錆や垢を取り除こうと、こうやって僕は点滴で体内浄化を図っている。
なんともあほらしいが、これが人間というものかもしれない。

b0084241_732065.jpg僕は昔のドイツだったかの民話、三つの願いを思い出した。

ある貧しい夫婦が神様からなんでも好きなこと、三つだけ願いをかなえてやろうといわれる。
二人はまず、ソーセージを山ほどとお願いした。
これが第一の願い

そのソーセージの分配で二人は喧嘩になり、ひとりがお前のにソーセージがくっつけ、とさけぶ。
とたんにソーセージは飛んでいって相手の鼻にくっつきもう取れない。
これでもう第二の願いを使ってしまう。

困った二人は、どうかソーセージを取ってくださいと願う。
ソーセージはとたんに離れるが、これで二人はせっかくの三つの願いを使い果たしてしまう。
といった話だったと思う。

よく僕は人の一生はこんなものだと思うことがある。
一生懸命自分達で傷つけあって、やっと何とか修復できても元に戻っただけ。
我々の努力なんて、神様の目から見たら所詮このソーセージの脱着に過ぎないのではなかろうか。

もっと、もっとと金をかけて飽食する。
その結果体内に有毒物質が溜まってしまう。
こうなるとやはりこれは取り除かないわけにはいかないと、またせっせと金を使ってキレーションする。

考えてみると人類の歴史も、戦争と修復という愚行の連続だった。
そして20世紀、我々は遂にプロメトイスの火、核エネルギーを手にする。
だがその結果、原爆というソーセージが人類にとっついてしまった。
このソーセージをなんとかならず者国家の手から奪い取ってください、というのが今我々の三つ目の切実な願いとなっている。
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# by n_shioya | 2006-06-27 21:32 | 全身療法 | Comments(0)
いびき
昔、学会で娘と一緒にベルリンのホテルに泊まったときのことは一度書いたような気がするが、今日改めて又思い出している。

そのときは学会場となっていた動物園近くのシェラトンに泊まっていた。

夜中、ふと目がさめて便所に行くと、ぐにゃっとしたものを踏みつけてしまった。
“いたい!”と叫んで起き上がったのは我が娘である。
僕のいびきが煩くて寝れず、便所に移動していたのだ。
次に泊まったブラックフォレストの宿は、居間の両脇にそれぞれのベッドが離れておかれていたので、娘はベッドの上で安眠できたようである。

今朝のことだが、このごろ夜中に何度か目が覚めて安眠できないと配偶者に洩らしたら、
それはきっと、睡眠時無呼吸症に違いないという。
あれだけのいびきをかく人なら、本当ならとっくに無呼吸死んでいても不思議ではないと言いはる。
早く検査に行ってみて、あのMチャンだって行ったじゃないの。と基礎学者の自分の従兄弟まで引き合いに出す。

デモさ、検査には入院が必要だろう。それに治療となるとあの猿轡みたいのをはめて・・・それで寝れるもんか、と従兄弟から一部始終を聞いている僕は必死で抵抗を試みる。

それを我慢して治療を続けたら、すっかり熟睡できるようになって、昼間もすっきりした頭になり、もっと早くやっておけばノーベル賞ぐらい取れてたかも知れない、とMチャンは後悔してたじゃないの、と配偶者。

確かに。
いまさらノーベル賞を口にするのもおこがましいが、せめて老後の安眠ぐらい確保してやらなきゃ、と50年間あの、と言っても自分で聞いたわけではないが、轟音に耐えてきた配偶者のためにも考えを改めねばと、いま僕は真剣に悩んでいる。
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# by n_shioya | 2006-06-26 23:07 | コーヒーブレーク | Comments(0)
ベンチャー ビジネス
今日は1日中、昨日のフォラムの討議を反芻していた。

特に再生医療の最先端を突っ走る京大の田畑教授の発言にこだわっている。
それは“医学の世界で遊んでいるだけでは駄目。医療の現場で生かすところまで持っていけなければ”といった御趣旨である。

再生医療とは本人の幹細胞を人工の骨組みに植え込んで、臓器の再構築を図る手法である。
培養皮膚の成功が再生医療の夜明けをもたらしたことはご承知の通り。
その後、骨、軟骨、心臓、神経組織などさまざまな臓器の再生が実験室で試みられた来たが、臨床の現場に到着したものはまだ僅かである。

培養皮膚にしても、昨日のブログではこれによって多くの熱傷患者が救われたなど書いたが、現実はそう生易しいものではない。
十数年前、ボストンで98%の火傷の男の子が培養皮膚で救われたとき、もうこれで皮膚に関しては問題は解決したかに思えた。
そしてこれを商業ベースに乗せるべく、ボストンにバイオサーフィスというベンチャー・ビジネスまで誕生した。

ところで皮膚は表皮と真皮の2層構造をしている。
バイオサーフィスが手がけたのは表皮の培養のみである。
真皮は俺たちがという事でサンディエゴでアドバンスト・ティッシュウ・サイエンスというベンチャーが名乗りを上げた。
こうして培養皮膚に携わるベンチャーはアメリカでゾクゾクと誕生したが、始めの二つを含めすでに殆どが消滅している。

何故か?
問題は実際の患者での成功率の低さと、作成にかかる莫大なコストである。

つまり研究室で成功した医学の成果が臨床の場で医療として取り入れられるまでには、いくつものハードルがあることを如実に示している。

このハードルには大雑把に言って2段階がある。
まず患者に使った場合、安全で効果があること。
次にある程度の量産が可能で、企業として採算ベースに乗せられること。

このそれぞれをクリアするには、研究室レベルの作業に比べ、比較にならぬほど莫大な人と金を必要とし、先端研究ほどこの要求は厳しいものがある。
だがの二つはバイオのベンチャーがビジネスとして成功すための必要条件である。

これはバイオだけでなく医薬品業界でも同じで、もはや一企業だけで新薬の開発は不可能になった。
世界的な製薬メーカーが合併を重ね巨大化する中で、わが国も立ち遅れぬためには、例えば昨日触れた第一製薬と三共の合併も、サバイバルのためには必要な手段ということになる。

そのためには、せっかく13年続いたフォラムが中断されてもやむをえないか、というのが今日のブログのオチである。
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# by n_shioya | 2006-06-25 20:46 | キズのケア | Comments(0)
創傷治癒フォラム
b0084241_10394435.jpg13年続いた研究会が今日幕を閉じた。
第一製薬主催の皮膚創傷治癒フォラムである。
創傷治癒を軸に基礎と臨床、皮膚科と形成外科の橋渡しを勤めてきた、ありがたい研究会なので残念だった。

創傷治癒というのは平たく言えば傷の治りに関する学問である。
具体的には

①傷跡をいかに目立たなくするか。この中にはいわゆるケロイドなども含まれる。
②皮膚の再生医療、というのは培養皮膚のことだ。切手大ほどの本人の皮膚を取って、体外で促成培養して3000倍ほどに伸ばし、又本人に戻す。金はかかるがこれで救われた重症熱傷患者も少なくない。
褥瘡の予防と治療。褥瘡とは床ずれのことである。床ずれというといかにも寝たきりになれば出来てもやむをえないととられがちだが、じつは適当なケアで予防は可能だというのが我々の主張である。
④いわゆるモイストウンドヒーリングとそのためのモダンドレッシングの研究。傷は乾かしてかさぶたを作って治すのは間違いで、ポリウレタンとハイドロコロイドを貼り合わせたモダンドレッシングで、傷口から出る体液を温存して、湿潤環境を保ったほうが早く綺麗に治るというのが最近の考えである。
サイトカインやその他の薬剤で傷を早く治す。この中には第一製薬で開発したアクトシン軟膏も含まれる。

例年6月にホテルオークラで開催され、全国からこの分野に携わる皮膚科医、形成外科医が3,400人集い、熱心な討議を重ねてきた。
又、始めの頃は海外からの専門家を毎回お一人招待する慣わしで、世界中の専門家は殆どこのフォラム参加したことになる。

そのほかフォラムの関連行事としては、ボストンでアメリカの創傷治癒学会が開催されたときは、第一製薬がホストとなって日本人参加者と、欧米の専門家を網羅的にディナーパーティにお呼びしたのを思い出す。
場所はボストンの埠頭にあるアントニー・ピア4という老舗のシーフードレストランで、通常は予約を取らず大統領でも順番をお待ちいただくというのを、一部屋借り切った豪華なパーティで今でも語り草になっている。

それほど由緒あるフォラムだが、来年の第一製薬と三共との合併を控え、いったん中止ということになったのだ。

残念ですね、何とかなりませんか、と世話人一同担当役員に詰め寄ったが、いえ、私達の身分もどうなるかわかりませんので、と頭を掻いておられた。
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# by n_shioya | 2006-06-24 22:42 | キズのケア | Comments(0)
二回目のキレーション
今日は午後、またキレーションを受けた。

初回は眠気に襲われたり、疲労感を訴えたりする人が多いようだが、幸い僕は多少の眠気で済んだ。

今回は2回目なので気分的には余裕があったが、後の疲労感は前回より強いような気がする。
昨夜よく眠れてなかったせいか、あるいは白内障の手術のときと同じように、二度目のほうがかえって痛みを感ずる、それは最初は緊張してかえって痛みを感じないからだといわれ、その通りだったが、それと類似の反応かもしれない。

点滴ボトルの液面は眺めているとなかなか減らないが、忘れて本を読んだり、うつらうつらしているといつの間にか一時間半は経って、ボトルは空になってくれている。
又途中でアポの方が見えても、傍のソファにお座りいただいて用件を済ますことも出来るので、決して時間の無駄にはならない。
今ご自分もキレーションに通っているライターの方などは、点滴中は誰にも邪魔されずに書き物もできるので、かえって仕事になるとおっしゃる。

ともかくこれで第二回も無事終了した。

b0084241_13201967.jpgところで昨日、ゴルフダイジェスト社から親父の本がまたドイツで出版されました、と見本が送られてきた。
Die Kraft strahlender Gesundheit” という題名で,数年前に同社から出版されて好評だった「大健康力」の独訳である。
ドイツ医学で育った明治生まれの親父である。認知できればさぞ喜ぶだろうに、と複雑な気分になった。
いずれにせよ、次回の訪問の際携えて親父の反応を見ることにする。
日によって波があるので、あるいは解ってくれるかもしれない。
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# by n_shioya | 2006-06-23 23:27 | 全身療法 | Comments(0)
プチ クラス会
今日は医学部のクラスメートが三人、銀座クリニックを訪れてくれた。

熊本君はNPO法人アンチエイジングネットワークの副理事長でもあり、泌尿器科医として男にも更年期があると主張する、男性抗加齢医学の旗振り役だ。

加藤君は産婦人科だが、内分泌の専門家でもある。僕を新宿のロータリークラブに引き込んだ張本人である。銀座に移ってからロータリーの例会は欠席がちだが、彼もなかなか出れないとこぼしていた。

村松君は生化学の世界的権威で、彼のために作られた埼玉大学の研究センターで活躍している。
恐ろしく頭の回転が速く、学生時代は昼間はバスケットに専念し、夕方バスケの練習を終えてから、僕達が1日かかって消化したことを1,2時間でチョチョッとこなし、凡人達をがっくりさせてくれたものである。その俊才ぶりは今も変わらない。

我々は昭和30年卒だが、医学部は一学年100人ほどの小クラスなので、割合もまとまりがよく、2年に一度のクラス会にも半数以上は出席する、ただ顔ぶれはほぼ決まっているが。
普通のサラリーマンと違い、医者の場合定年はあってないようなもので、殆どが名誉院長だの、顧問にだの、中にはまったくの現役の院長もいる。

昭和一桁は育ち盛りが戦中戦後で、食糧不足の安普請のはずだが、意外に皆元気でしぶとく仕事を続けている。
ねずみの実験でも、餌を三分の一カットすると寿命が三割がた延びると言うから、昭和一桁は若いときのカロリー不足が幸いしているのかもしれない。
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クリニックを案内した後、向かいのイタリアンで4人は飲み且つ食らった。
学生時代と変わらぬ談論風発で、店の人はこれが75,6才のジジイ達かと呆れたようである。
勿論話題は終始アンチエイジングであった。
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# by n_shioya | 2006-06-22 23:52 | アンチエイジング | Comments(0)
河原乞食
芝居は楽しい。それも小さな芝居小屋に限る。

今夕は新宿のシアターモリエールで方南ぐみの“THE面接”を楽しんできたところ。
例え小屋の名にすぎなくても、モリエールと聞いただけでもゾクゾクしてしまうのが我々世代であり、しかも主演の男優が近江谷太郎氏である。
彼は美女軍団の一人のご主人で、結婚以来出し物があるたびに楽しませていただいてきた。

役者というのは決して金にはならない、勝手にそう決めてるのかも知れぬが、舞台に入れあげている連中である。
河原乞食とはよく言ったものである。
彼女が結婚するといったとき、僕は思わず“え!河原乞食と”といってしまった。
“そうなんですよ、母にもそういわれました。”彼女は答えた。
でも、お母さんは心配してかもしれないが、僕は敬愛の念を持って河原乞食といったのは、彼女解ってくれたろうな。

ともかく面白かった。すじは一口ではいえぬほど工夫が凝らされ、テンポは軽快、どんでん返しの連続で、満員御礼の千秋楽のシアターモリエールは、二時間半、笑いが炸裂し続けた。
このところ、殺伐とした学会参加が続いたので、久しぶりに爽快な気分を取り戻すことが出来た。

近江谷君、次回が楽しみです。
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# by n_shioya | 2006-06-21 23:56 | QOL | Comments(2)
アルト・ハイデルベルク
b0084241_1010577.gifY君

君が編集に関られた芸術新潮の特集“ドイツの喜び”お送りくださり有難う。
まだこれからゆっくり読ましていただきますが、ぱらぱらとページをめくっただけで、かの国への懐かしさがふつふつと沸き起こってきます。

実は勘違いしていて、ベルリンの学会は今年ではなく来年の6月でした。
それまでこの特集をガイドに、今度はどこを遍歴するかプラニングを楽しませてもらいます。
すでに4,5回は訪れたはずのドイツですが、まだまだ行きたいところ、行くべきところは山ほどあますよね。

今回はベルリンを中心に、東独方面をじっくり味わいたいと思います。
ドレスデンライプチッヒ、そして出来ればミュンヘンにも足を伸ばし、まだヒットラーかといわれそうですが、やはりベルヒテスガルテンは見逃すことが出来ないでしょう。

そう、レーゲンスブルグにも立ち寄って、マリタとも旧交を温めたいと思います。
彼女は僕にとっては旧姓高校生がメーチェンとして夢見たドイツ少女の具現でした。
粗野なヤンキー娘、気位ばかり高いイギリス女、そして蓮っ葉なフランス女性たちとは一線を画した、こう知ったようなことを羅列するのは叔父さんの悪いくせですが、そうそれこそゲミュートリッヒという言葉がふさわしい、気配りのマークトでした。
僕は国際形成外科の副理事長として、理事の一人の彼女の優しい心遣いに何時も支えらてきました。
まだ、あの紫色のポルシェでアウトバーンをかっ飛ばしているのかしら。

それはともかくY 君、かつての旧制高校生にとってドイツはメッカでした。寮で飛び交う言葉は、隠語も含めてすべて妖しげな和製ドイツ語でした。
メーチェンから始まり、ムッター、オンケル、ガンツ、そして寮歌の出だしの掛け声は勿論“アイン、ツヴァイ、ドライ”です。

そしてそのシンボルが、あのマイヤーフェルスターの“アルト・ハイデルベルグ”。
留学中の某国の皇太子と学生酒場の少女ケーティとの束の間の物語は、宝塚歌劇にもなり、往年のファンの方ならご存知のはず。
これを下敷きにハリウッドが作った映画の題名が、なんとステューデント・プリンス。これじゃぶち壊しだと、皆悲憤慷慨したものです。

ケーティが始めて皇太子を学生酒場に迎え入れたときの詩片は今でもそらんじています。

“遠き国よりはるばると
ネカーの河の懐かしき
岸に来ませし我が君に
今ぞ捧げんゆく春の
いと麗しき花飾り。

いざや入りませ我が家に
されど去ります日もあらば
忘れたもうな若き日の
ハイデルベルグの学び舎の
幸ち多き日の思い出を。”

イヤー、長くなってしまいました。
ドイツへの想い思い出ならこうして何日でも書き続けられそうです。
幼児体験には拭いがたいものがありますね。
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# by n_shioya | 2006-06-20 22:08 | コーヒーブレーク | Comments(0)
学会の成果
3日間のA4M、日本で開催されたアメリカ抗加齢医学会を振り返ってみると、いくつかの特徴があった。

①良くも悪くもアメリカのA4Mの体質を露呈していたこと。
その露骨な商業主義、そしてタブーへの挑戦を含め。
②日本側で企画を統括された渥美、折茂両東大名誉教授の意向が反映され、より統合医学、代替医療的な面が濃く打ち出されたこと。
③市民講座の盛況ぶりを見ると、一般市民のアンチエイジングへの関心の高さに驚かされたこと

今後の課題としては

①今までの西洋医学の臓器別の分析的手法はちょうどめくらが象をなでるようなもので、人体という全体像を見失いがちだったのが、アンチエイジングという手法を突破口とし、各分野の成果を繋ぎ合わせ、一つの有機体に統合すべきこと。
②商業主義に押し流されず、しかも産学協同のメリットを生かしていくすべの模索。
老化自然現象と受け止めるべきか、またそれと病気との線引きは可能か。
④代替医療に馴染むエビデンスの取りかたの開発
日本の抗加齢医学会との関係の改善

等々が考えられるが、いずれもが一筋縄ではいかぬ難問題であり、当面はこれにチャレンジすること自体が僕自身のアンチエイジングなのだといって、この場はお茶を濁すこととする。
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# by n_shioya | 2006-06-19 23:59 | アンチエイジング | Comments(0)
父の日
今日は父の日である。

3日間続いたお台場のメリディアンでの抗加齢学会が夕方に終了したので、それから東京のレストランで家族と合流して、父の日を祝ってもらった。

母の日以外は父の日だと思っていた、などほざいたりしたのは一種のテレで、本心ではやはりとてもうれしく思っている。

ご存知だろうか?世田谷の淡島というところにドマニというレストランがあるのを。
40年ほど続いた地中海料理の店で、キャジュアルだがそれらしい雰囲気が在り、味も悪くない。
結構知っている方も多かったが、去年あたり都内数箇所に店舗を広げすぎて、倒産し閉鎖されたのが、幸い本店だけ別経営でかまた再開したのだ。

というわけで帰りがまた遅くなり、学会の報告は明日に延ばしたので、ご勘弁を。
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# by n_shioya | 2006-06-18 23:46 | Comments(0)
アンチエイジング ディナー
朝八時から夜六時半まで、休憩なしに講演を聞き続けると、頭が学問で破裂しそうになる。
これは怠け者の僕は学生時代からいままで一度もしたことの無い経験である。
それほど内容の濃い発表の連続だった。

その中のいくつかをご紹介すると、まずアイ・オープナーのブルジンスキー教授による遺伝子レベルでのアンチエイジングの手法。

ついで白壁先生の“美容外科におけるアジア人のためのアンチエイジング”。
東洋人と西洋人の顔の造作の差による老化の違い。
いつもながら先生独自の観察と分析が窺えて、大変参考になった。
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午後は漢方を含め、世界各国のアンチエイジングの取り組み。
色々と新しい手法が紹介された中で、いまだに成長ホルモンも根強いファンが居ることが印象的だった。

夜はガラ懇親会
シェフが工夫したアンチエイジング・ディナーということだったが、ビュフェなのであいも変わらずラムやローストビーフをパクついてしまった。
やはりディナーがアンチエイジングであるためには、お仕着せのコースの必要がある。
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# by n_shioya | 2006-06-17 22:21 | 食生活 | Comments(0)
アメリカ人の考えるアンチエイジング
“あのさ、アンチエイジングとかいうのやってたわ、地下一階で。”

そのアンチエイジングの学会の一日目を終え、メリディアンのコーヒーショップで、チョコレートパフェを待ってると、隣の三人づれの女の一人がしゃべっている。
声高なので、聞き耳を立てなくも自然に聞こえてくる。

“何、アンチエイジングって?”
“あれよ、クリームだの、サプリだの、デトックスだの。
肌が若返るっていうけどホントかしら?”
なんとも雑駁なやりとりだが、アンチエイジングの現状を反映して興味深い。

“今日さ、何もやることが無いなと思ってたら、ポスターを見たの。アンチエイジング学会にどうぞ、って。
そんでちょっとのぞいてみたら、いろんな会社のコーナーがあって、よ、体にいい水とか置いてあったわ。
でも、係りが説明するだけでサンプルお土産くれるわけじゃないの。クリームでもドリンクでも、何でもいいけどさ、くれりゃいいのに。
そう、奥でなんか話し合いをやってたわ、あれが学会だったのかしら。“

せっかく世界中からエキスパートを集め、アメリカのアンチエイジング医学会が日本で開催した初の国際会議も、街のおばちゃんたちにかかっては形無しである。

だが、中では実に中身の濃い、最先端のテーマが熱心に討議されていた。

9時の開会式に始まり、終わったのが夜の8時である。
何事でも本音むき出しのヤンキー気質丸出しの米国抗加齢医学会である。
目指すところも、老いは自然現象と受け止め、ただ緩やかにそしてピンピンコロリなどというまだるっこしいことは言わず、ずばり不老不死こそアンチエイジングのゴールだという。
そのためにはホルモン補充はもちろん、遺伝子操作、再生医療なんでもありだ。

に関してもあからさまである。
いくつになっても男と女。など、わがアンチエイジング・ネットワークの五箇条のような、オブラートに包んだ言い方はせず、いかに機能を回復、維持するかを、図解であの手この手をスクリーンに映し出す。

ポルノすれすれの映像の連続に、一般市民も多数混じっている参加者から、悲鳴とも感嘆ともつかぬ歓声が沸き起こった。
だが何もそこまで無理しなくても、というのが大方の受け止め方のようであった。

これだけは具体的な映像をアップできないのが残念である。
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# by n_shioya | 2006-06-16 21:57 | アンチエイジング | Comments(0)
拍手のない演奏
b0084241_1094980.gifきょうのN響の定期演奏会は、2日前に亡くなったN響の元正指揮者岩城宏之氏を追悼し、バッハのアリアから始まった。

広いサントリーホールに切々とアリアが響く。
演奏が終わり、暫し静寂の後、指揮者が去っていった。
そして、会員は皆在りし日の氏の活動を思い浮かべ、追悼をささげた。

やがて予定のプログラムの演奏が再開された。
武満徹のセレモニアル、そしてモーツァルトのピアノ協奏曲。これは予定されていたイングリッド・へブラーが急病で来られなくなり、代演となったのは残念至極。
休憩後のフランクの交響曲はなかなかよかった。
指揮はミュンヘン生まれの日独混血の準・メルクル。好感の持てる47才である。
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# by n_shioya | 2006-06-15 23:09 | Comments(0)
キレーションからの生還
b0084241_9333187.gif今日はついに第一回キレーションをうけた。
無事、今終わったところである。

まず血圧と血糖値をはかり、点滴を開始したのが2時半ごろ。
眺めていると、点滴ボトルの中身はなかなか減らない。
そのうちなんかボーっと眠くなり、ソファーでうつらうつらしていると、4時のアポの方々が見えた。

ジョンソン・エンド・ジョンソンとPR会社プラップの美女軍団である。キズパワーパッドのプロモーションのため、キズケア委員会を立ち上げた頃からのメンバーの一人が退職されるので、その挨拶ということである。
創立メンバーが一人減るのは残念だが、おかげさまでキズケアパッドの売り上げも順調で、安定成長をしているようだ。

この眠さというか、けだるさが取れるのには2,3時間かかるそうだが、これも初回だけだそうである。
回復しだい、栄養補給に出かけるつもり。幸い銀座ならその場所には事欠かない。
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# by n_shioya | 2006-06-14 19:02 | 全身療法 | Comments(0)
ガラスの魔力
サッカーで日本が負けたせいか、社長の朝の訓示は何時になく、いや常にも増してというべきか、厳しかった。

b0084241_18495320.gif開院以来三ヶ月。ちょうど路線の見直しと確認の時期である。
コンシェルジェ、看護師、事務方、皆始めての業務だが、よくやってくれてると思う。
だが、この銀座の地で、新たな事業を展開するのは並大抵なことではない。
創意と工夫と、なおいっそうの努力が必要だろう。

午後はサプリメント・スペシャリストのマリーが立ち寄った。彼女と秘書の渡辺嬢を引き連れ、一寸だけ隣の画廊を覗きに行った。
NORI画廊といって、前にも書いたが、順天堂の食道外科の名手、鶴丸教授の奥さんが開いている画廊である。
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ちょうどガラス工芸家の展示を開催していた。

ベネチア風、和風、スカンディナビア風さまざまな食器や飾り物を眺めながら、僕はスウェーデンのガラスの森を思い出した。
スウェーデンの南には広大な松林があり、その中にコスタ・ボーダオレフォスなど馴染み深いガラスのメーカーが集まっていて、グラース・カントリーと呼ばれている。
昔は赤松を燃やしてガラスを作ったので、ここにガラスの工場が集中したのだそうだ。
灼熱した赤い飴のような塊が、細い金管の先で風船のように膨らみながら、くるくると形を成していく様は、まるで魔術のようであった。

ベネチア風の赤いワングラスは鶴丸夫人にあのキャサリーン・ヘップバーンの名画「旅情」を思い出させたようである。
黒白だったような感じがするけど、赤いワイングラスがシンボリックだったのは、やはりカラーだったからかしら?

僕も同じような疑問をもてあそんでいた。
こんなことは淀長さんに聞けば一発で分かるはずだが、もう彼も故人である。
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# by n_shioya | 2006-06-13 23:59 | Comments(1)
新宿区医師会
今日は新宿区医師会に招かれ、アンチエイジングの現況について話をさせていただいた。
昨今、アンチエイジング流行りでネコも杓子もというと語弊があるが、何かアンチエイジングという言葉が独り歩きし、アンチエイジングとつけると金のなる木と勘違いし、またその風潮に便乗する輩も増え、まじめな医師会員の方々は、どう捉えてよいか迷っておられるようだ。
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確かにコマーシャリズムが先行したり、各界で専門医制度という名の家元制度が横行していることは嘆かわしいが、そのような弊害を排除すべく、日本抗加齢医学会はそれなりの努力はしているつもりである。
また抗加齢という手法そのものは、まだまだエビデンスの確立が必要だが、今後統合医学の中での有力な武器となりうるといった主旨のお話をした。

いつも感ずることだが、このような講演の機会は、自分の考えを纏めるのに役立つし、また、熱心がご質問の数々は、新たな問題提起であったり、別の視点を気づかされることにもなり、大変勉強になる。

この企画をされた丹羽委員長は横浜市大の出身で、副会長の平野先生は北里大学の一期生であった。

こうして昔の仲間にめぐり合えるのは、何時もながらとても楽しいことだ。
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# by n_shioya | 2006-06-12 23:35 | アンチエイジング | Comments(0)
親子どんぶり
今年の山はの到来が遅い。
例年ならもう盛りを過ぎているはずのれんげつつじもまだつぼみが固い。
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梅雨前線の接近で降り込められることを覚悟で山小屋で過ごした週末だったが、幸いに土曜日はお日様を拝むことが出来た。
新緑だが花は少ない。だが、ここに来るだけで全身が浄化される気分である。
目に若葉、耳にはホトトギスの鳴き声、胸には清浄な山の空気。そして口には、そう、地鶏の親子どんぶり

中央高速を降りて農道を北上し、清里への上り坂の手前に、渓谷に架かる長い橋がある。
左に八ヶ岳が威容を現し、右には甲斐連山のかなたに富士山が顔をのぞかせる絶景である。
その橋の袂に養鶏で知られた農園の小売店があり、卵や野菜を販売しているが、軽食も食べられる。
以前からそこの親子どんぶりが気になっていたが、食事時に通る機会がなく、いつも看板だけを眺めては通り過ぎていた。

それが今回は昼飯時にその店に差し掛かり、その親子どんぶりを試食することが出来てやっと気が済んだといえば、お前の好奇心など、その程度のものかといわれそうだが。
卵を産んだ地鶏の親子だから、文字通りの親子どんぶりだというのが店の自慢である。
確かに朴訥などんぶりで、味わい豊かだった。
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前回から間があまり開いてないので、家も汚れてないし、体もすぐ慣れてくれた。
もう何日も山で暮らしていたような気がする。

今日はこれから下山だが、次回はいつ来れるだろう。
横浜からだと片道三時間半の道のりである。一晩どまりだとちときつい。
東京からなら毎週末でも来れる近さなのだが。
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# by n_shioya | 2006-06-11 23:04 | Comments(0)
NY式デトックス生活
b0084241_1434197.jpg今日は朝から上符院長の力作、「NY式デトックス生活」を読みふけり、やっと夕方読み終えた。
非常に読みやすく、上符院長の目指すところが良くわかり、またアンチエイジングにかける彼の熱情が良く伝わって感銘を受けた。

そしてまた、なぜ彼の診察が時間がかかるかも理解できるようになった。
一人一時間の予定がすぐ二時間、三時間になり昼飯もそこそこに、夜中近く及ぶこともしばしばである。
患者は皆納得し上符教信者になって満足して帰るが、予約を管理するコンシェルジェ嬢や看護師一同の苦労は並大抵でない。

実はアンチエイジングは僕自身が説いているように、9割はバランスの取れた食事と適度な運動であるが、それを守るのが現代社会では困難なので、取り立ててアンチエイジングと叫ぶ必要が生ずる。
つまりこれはライフスタイルまで踏み込んでの指導が必要であり、また、長続きさせるためには、なぜアンチエイジングが必要かの理解を得、モティベーションを持たせなければならない。

これは根気の要る仕事である。

具体的に言えば、僕自身、上符先生の200ページの著書を一日かけて読み終えて、はじめてキレーションとサプリメントの大切さが飲み込めた。
そしてある程度食生活も改め、キレーションを受け、薦められたサプリも飲んでみようという気になった。
だが、これもいつまで持つか自信はない。

アンチエイジングはライフスタイルの見直しを要求する。
しかも5年10年先を見据えた、健康長寿への先行投資である。
盲腸炎とか心筋梗塞のような疾病対策と違って、痛みとか苦しみとかの警鐘を伴わない。
つまり当人に自覚症状が無い。

しかも疾病治療と違って、即効性に乏しい。
とりあえず検査値は改善されても、本人がなんとなくい体調が良くなってきたと感ずるのに最低数ヶ月の継続が必要だという。
つまり有り難味がわかりにくい。

こう考えるとアンチエイジングというのは、今われわれが置かれている不健康な劣悪な環境の中でサバイバルのための、新たなライフスタイルの提唱ともいえる。

上符先生、一緒にがんばりましょう、時間の有効活用は考えながら。
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# by n_shioya | 2006-06-10 23:59 | 全身療法 | Comments(0)
遠来の友
友あり、遠方より来る。また楽しからずや。
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今日は九州から教授就任一年目の大滋弥君が、同僚の皮膚科の教授とクリニックに訪ねて来てくれた。
大滋弥君はかつてのレジデントの中でも、最もまじめで、腕も優れ人柄も良かった一人である。

忘れる前にと、まず皮製のゲストブックにサインをいただく。
10年前の、創傷治癒センター開設以来の訪問者の方々が名を連ねている由緒あるゲストブックだ。
最近のページには、王監督の名前もあるし、もちろん昨日の岡本氏のお言葉も記されている。

これから教授に昇任するレジデントも居れば、もう定年退官という昔のレジデントも居る。今年は近畿大学の上石君がその番だ。
日本の頭蓋顎顔面外科のパイオニアであり、北里大学では長いこと助教授として僕を助けてくれた。その君がもう定年。こちらも年をとるはずである。

年寄りにとって一番の楽しみは、昔の弟子の活躍である。
幸い僕は優秀な弟子に恵まれた。

今旬の男の一人は横浜市大の鳥飼教授だ。上石君の愛弟子である。
女子医大にいった前田教授はだいぶ前に退官。今はがんの代替医療にこっている。
そう、横浜市大の口腔外科の藤田教授も今年定年か?いささか頑固者だったが、僕にはいい薬だった 。

昔の北里の良いところは人事がおおらかで、自由に基礎学者を招聘できたことだ。
皆それぞれが日本中の基礎の教室で活躍している。
まずは日本の皮膚再生医療のパイオニアの広島大学の吉里教授
そして北里大学の人工皮膚センターの黒柳教授
さらに鳥取大学では生物学教室で猪原教授が今も胎児の創傷治癒の研究を続けてくれている。

大学以外では、聖路加病院の大竹部長は美容外科では日本一といえるだろう。
また白金の北里研究所病院では宇津木部長が、究極のしわ取り術とともに独特のスキンケア理論を展開している。
また今の日本で肌の若返りは、湘南鎌倉病院の山下部長をおいて語ることは出来まい。
そして佐久病院では農村医療の若月先生の伝統を継いで、熱傷、褥瘡を中心に地域医療を支えているのが大谷津君である。
また、岐阜の市田先生と自由が丘クリニックの古山院長は、開業医の雄といえよう。
そのほか活躍している弟子どもは枚挙にいとまない。

ま、自画自賛ではないが、日本の形成外科・美容外科の基礎と臨床の重要な一角を昔のレジデントたちが担ってくれているといってもよいだろう。

誤解しないでいただきたい、僕は自分の過去を自慢しているのではない、はじめに言ったように、素晴らしい弟子に恵まれたと幸せを噛みしめているだけのだ。

そしてこのブログの主も、美女軍団にうつつを抜かしているだけの風顛老人ではなさそうだと、気がついていただければ望外の幸せである。
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# by n_shioya | 2006-06-09 12:59 | QOL | Comments(0)
新現役ネット
今日は珍しい方がクリニックにお見えになった。
外交評論家の岡本行夫氏である。
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湾岸戦争後、外務省を退官され岡本アソシエイツを設立、小泉首相の特別補佐官としてイラク問題で活躍されてきたことはご承知の通り。
その他多方面で活動をされているが、今回は氏の主宰されるNPO法人新現役ネットについてお話を伺いたく、お招きしたのである。

紹介してくださったのは、われわれのNPO法人アンチエイジング・ネットワークの顧問でもあり、ブログにもたびたび登場する謎の美女軍団の司令官の朝倉匠子女史である。
我々のNPO法人アンチエイジング・ネットワークは、健康長寿を医療の立場から支えるものとしてスタートしたが、その先には健康長寿何の為?すなわち高齢者の生きがいに通ずる大問題を抱えている。端的に言えば活動の場の提供である。

その意味で、われわれのNPOが医療を中心とした健康長寿の手段の構築のネットワークとすれば、岡本氏のはそれによって得られた健康な高齢者の生きがい、つまり目的の創出に関るものであり、われわれも参加して、今後は協力体制を築ければという話になった。

だが、じつは岡本氏にお会いしたのには別の理由が立派に存在していたのである。
それは累卵の危うきにある日本外交を、専門の立場からどうご覧になっているか、お伺いしたかったのだ。

経済、政治に全く疎い僕でも、昨今の日本外交にはあぶなっかさ感じている。
具体的にわが国の場合、アメリカの機嫌を損なわず、アジア諸国特に中国との関係を大事にしなければならない。
この綱渡りが生易しいものでないことは承知しているつもりだ。
だが今の拙劣な外交は、誰の責任にせよ、極東の島国をさらに孤島へとおいつめようとしているように思えて仕方が無い。

それに対する岡本氏のお答えは、いつもどおり明快であり、またある程度は予測されていた内容であったが、あまりにも生々しいので、たとえ個人のブログでもそのままお伝えすると氏にご迷惑がかかるかもしれないので、控えさせていただく。
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# by n_shioya | 2006-06-08 23:59 | QOL | Comments(0)
会議の1日
今日は新宿で会議の一日だった。

午前中はライカの傘下の全国六つのクリニック合同会議
ライカと言うのは五つの発毛のクリニックと銀座のアンチエイジング・クリニックを束ねている、マネージメントカンパニーである。

発毛クリニックのほうはもう立ち上げて5年ほどになり、発毛専門のクリニックとしては高い評価を確立し、経営基盤も安定している。
銀座クリニックは発足してまだ三ヶ月、キレーションという新しい分野の専門クリニックであり、当分は兄貴分の発毛クリニックのサポートを必要としている。

午後はそれらのクリニックのスタッフの研修会の終了式
じつは僕は知らなかったが、昨日一日と今日の午前中、スタッフ全員の年次研修会が行われたいたのだ。
いろいろな功労賞がそれぞれのスタッフに授与され、最後に医師側からの祝辞が述べられた。
皆さんご苦労様
そしてまた一年頑張りましょう。



夜は夜で、僕が理事長を勤めるNPO法人アンチエイジング・ネットワークの理事会と懇親会。
その模様は、月曜日に開催されたやはりNPO法人創傷治癒センターの理事会、懇親会の模様とともに明日にでも上げることとする。
もうすぐ今日が終わる。
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# by n_shioya | 2006-06-07 23:14 | アンチエイジング | Comments(2)
男中の男一匹
“エステティックの学校を30年続けてきて、いまだに持ち続けているがある。”



滝川学院の同窓会エステジュールの席で卒業生と来賓の方々を前に、滝川会長はこう熱っぽくいわれた。
それは、“大学の医学部では教育だけでなく研究も重視するように、滝川学院をエステティックの研究の場にしたい。そしてエステティックをもっと学問的なもに育てたい”という夢である。

僕はこういう会長が好きである。

明日の稼ぎしか考えず、エステティッシャンをディスポのように扱うサロン経営者の多い中で、滝川会長のように大局的に先を見据えて考え、行動する方は少ない。
エステティック工業会も会長のリーダーシップの下、快進撃を続けている。
いっそエステ業界全体の舵取りをしてくださればと願っているものも少なくない。

しかも会長は生粋の江戸っ子
三社祭、大相撲そしてお茶屋。どの場面でもこれほどぴったりの男前を見たことはない。

なんかエステジュールの総会、講演会そして引き続き開かれた懇親会のことを書くはずが、会長礼賛になってしまった。
それほど滝川会長は男中の男一匹である。


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# by n_shioya | 2006-06-06 22:43 | Comments(0)
美と健康
秋山先生:

老年学開講おめでとうございます。
土曜日にシンポジュームでお目にかかれたことは望外の幸せでした。

あの時申し上げ、また昨日のブログにも載せたように、NPO法人アンチエイジング・ネットワークのやろうとしていることは、ネットの上での老年学の構築だったときが付いたからです。
また近い内にお目にかかり、できれば大内教授とご一緒にでも今後のジェロントロジーそしてアンチエイジングのあり方についてお話し合いが出来ればと思います。

ところで昨今、アンチエイジングというとすぐ美と健康というキーワードが出てまいりますが、
友情出演の滝野文恵さんとジャパンポンポンの溌剌とした踊りは、まさにその象徴で、とても平均年齢65歳とは思えない健康美でした。
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これから三年間、老年学研究室の課題は山積みでしょうができればそのの一つとして、美の問題も加えていただければと思います。

それは端的には肌の若返りであり、また心へのフィードバックの問題でもあります。
NPO法人のアンチエイジング五箇条の第一条で、「いくつになっても男と女」と謳ったのは、このようなことを含めたおしゃれ心の大切さを強調したつもりです。

先般開催された抗加齢医学会では、坪田会長の発案で「見た目とアンチエイジング」というシンポジュームの司会を務めましたが、なかなか面白いくくりだったと思います。
皮膚の若返りは所詮カモフラージュで、本来のアンチエイジングからは外れるという考えの方も居られますが、カモフラージュでもそれなりの意味はあり、またこれからは全身のアンチエイジングと局所のスキンケアとの相乗効果を狙った内外美容の開発も必要と考えております。

先生はミシガン大学に長く居られたとお聞きしましたが、先日申し上げたように、私の次女もミシガン大学で美術を学び、その後絵本の作成にかかわり、結婚して今はニューヨークで三児の母親をやっております。
また、ミシガン大学の元の形成外科部長のスミス教授は親友で、今はフロリダ大学ですが、いろいろな意味で僕にとってアナーバーは懐かしい町です。

教室のご発展をお祈りしています。
また今後ともよろしくお願いします。
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# by n_shioya | 2006-06-05 22:53 | アンチエイジング | Comments(0)
サプリメントは必要か?
再び大内先生へ:

b0084241_4383073.jpgサプリメントの是非についてのフロアからご質問を振ってくださいましたが、それに対するお答えが不得要領だったような気がするので、改めて纏めて見るとこういうお答えすべきだったと思います。

まず現状ではサプリメントの問題は混沌としており、コマーシャリズムがそれに拍車をかけていることは確かである。
本当に必要というデータもそろっていないが、全く無駄だとかいえるわけでもない。

アンチエイジングとは畢竟ライフスタイルの問題で、適度な運動バランスの取れた食事で9割は達成できるはずだが、現在の社会生活で、特に食生活でバランスの取れた規則正しい食生活を確保することが困難である。
その意味で、ある種のビタミン剤は必須サプリと考えていいのではないか。また、CoQ10なども今後の研究で、もっと必要性が認識されるかもしれない。

ただサプリを含め、代替医療の手法は西洋医学の臓器別分析的手法の限界を補完するものであり、エビデンスのとり方にしても、それに適したパラメーターの開発が必要になるのではなかろうか。

取りあえずはアンチエイジング・ドック的な検診により、まず不足が証明されたものに関してはサプリで補うのも必要であろうし、また、高齢者の場合はとりあえずはマルチビタミンは必須と考え、場合によってはそれにCoQ10などを加えるのは許されるのではないであろうか。

しかし基本はあくまでバランスの取れた食生活で、サプリメントはあくまでサプリメント、つまり補助手段であることを忘れないで欲しい。

ま、以上のようにお答えすべきだったかと反省しております。
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# by n_shioya | 2006-06-04 20:38 | サプリメント | Comments(0)
ジェロントロジー
b0084241_15152034.jpg大内先生:

今日は本当にジェロントロジー寄付研究部門開設おめでとうございました。
また、シンポジュームではわざわざNPOアンチエイジング・ネットワークをご紹介くださり、また、懇親会では乾杯の発声までご指名いただき誠に光栄でした。ただ、ジュースと間違えてウィスキーの水割りをがぶ飲みしてをり、いささか呂律が回らず、ご迷惑をおかけしたのでは、と心配しております。

50年ぶりの安田講堂も、あの30年前の安田砦の攻防戦の跡形もなく、新築なった新病棟、立派になった山上会議所も初めてで、これだけは昔ながらの銀杏並木に聊かのノスタルジアを覚えました。

シンポジュームについては「長寿社会の食育・体育・知育」「シニア向けモノ作り工学の事例と課題」等々、すべての演題が大変勉強になりましたが、ひとつ改めて気づいたことがあります。
それはジェロントロジーアンチエイジングとの関係です。

今日本で老年学として誕生しつつあるこの分野は、アメリカではジェロントロジーとして高齢者に関るすべてを包括する学問として確立されているようです。
そのため10年ほど前から始まったアンチエイジングは始めはホルモン補充療法を中心にサプリメントの業界の後押しでここまで伸びてきた。したがってアメリカ国内での受け止められ方も、老年学の一分野か、むしろ異端児として扱われてきたのではないか。

その間の事情を知らずに、僕はアンチエイジングネットワークを立ち上げたときは、肌の若返りやホルモン補充療法といった手法を中核においても、その幅広い裾野、例えば食生活や運動といったライフスタイル、さらには介護など社会的な問題などにつなげていくことを考えたわけです。
考えてみればこれはジェロントロジーの世界ですね。

だが今こうして老年学という確立された分野の存在を知ると、これからは僕自身の活動のジャンルを老年学として幅広く定義しなおすべきか、むしろ老年学の一端を担うものとして、手法としてのアンチエイジング、つまりはホルモン補充療法、抗酸化療法、そして免疫能賦活それと並行しての肌の若返りなどに焦点を絞り込むべきか、改めて考え直しています。

こんな抽象的な議論はともかく、老年学とアンチエイジングは密な関係にあるわけですから、これからは是非秋山先生ともご一緒に、この問題に取り組んでいきたいと思います。

秋山教授のもと、今後の部門の発展をお祈りしています
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# by n_shioya | 2006-06-03 22:37 | アンチエイジング | Comments(0)
アンチ・アンチエイジングの一夜
ホテルの支配人が知り合いというのは、客船の船長と親しい仲だというなもで、何かにつけて便利だし、安心なものだぜ、とパリやニューヨークなど各地のホテルのマネジャーを紹介してくれたのは、横浜のインターコンチの総支配人のトウルニエ氏だった。
確かに飛行機でもパイロットが患者だったり、スチューワデスが娘の友達だったりすると気分がいいものである。

などもったいぶって書き始めたのは、じつは昨夜帝国ホテルの会長に夕食のお招きを受けたからである。日本一の帝国ホテルですぞ、そのありがたみも日本一というわけだ。

藤居会長は銀座クリニックの上符院長の昔からのお知り合いで、クリニックの披露パーティにもお越しくださり、一度食事でもとお誘いを受けていたのだった。
というわけで昨夜は、最上階の嘉門で鉄板焼きをご馳走になった。確かここは元はフォンテンブローというフレンチだったが、10年ほど前から衣替えして、今は中二階にあるセゾンが帝国ホテルのフレンチということである。

この道20年の氏からホテル経営のご苦労ノウハウを伺い、顧客サービス、ブランド確立、そして危機管理など、ホテル経営もクリニック経営も内容こそ違え、その難しさと楽しさは本質的には変わりないと感じた。

アンチエイジングの厳しいコーチである上符院長の険しい目つきを無視し僕と藤居会長は、今宵だけはサーロインでコレステロール値を高め、ロブスターで血中の抗体を急増させ、飲みかつ食らいのアンチ・アンチエイジングのかぎりをつくした一夜だった。

要するに週明け早々、デトックスですべてを洗い流せばいいんでしょ、上符先生。
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# by n_shioya | 2006-06-02 23:59 | Comments(0)
ブログ・トリオ
b0084241_10233137.gif年のせいか朝早く目が覚めてしまう。

いつもはなんとなくグダグダとベッドにしがみついているが、いっそ思い切って早起きして仕事を始めちゃったら、と配偶者に叱咤され、飛び出して銀座に着いたのが朝の7時半である。

店はほとんどまだ閉まっており、裏通りはに台所をさらけ出して店先を掃除する人や、ごみ処理の車などが走りまわっているだけで、なんとなく生活臭が漂い、昼間のそして夜に見せるよそ行きの顔とは様変わりしている。

なぜか僕はパリやニューヨークを思い出し懐かしくなった。
どうしてだろう?
そうこれはスッピンの銀座なんだ、と気がついた。

パリやニューヨークでは旅行者としてホテルに泊まるので、朝散歩する時に見るのは素顔の街である。
それが横浜に住んでいると東京に泊まることはあまり無いので、素顔の銀座が海外の街のように新鮮に感じられるのではなかろうか。

ところで先週末にブログ一周年を迎えたことは既に書いたとおり。
我ながら良く毎日続けたと思うが、実は背後には3名の強力な助っ人が居た。
その3人と一緒に昼は、シャンパンと軽食でお祝いをした。

女性二人は顔色ひとつ変えないのに、元新聞記者の広報担当部長だけは一杯のシャンペンで顔が真っ赤になり、なぜ白いワインで顔が赤くなるのだろう、と勝手に不思議がっていた。

それはともかくブログ・トリオさん達、これからもよろしくお願いします。
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# by n_shioya | 2006-06-01 22:20 | Comments(1)




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