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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
滝川学院
どういうわけかエステティッシャンには美女が多い。
そのエステティッシャンを育てる先生方も当然ながら粒よりである。
今日ははその粒よりのグループにアンチエイジングの講義をする機会を与えられ、充分講師自身のアンチエイジングにもなった。
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上はその滝川エステ学院教員研修会の風景。
皆楽しそうでしょう。僕も楽しかった。
(株)滝川は混迷するエステ業界の希望の星である。
エステ以外にももともとは理美容の機器を幅広く扱い、会長の先見の明でまずエステティッシャンの養成校を立ち上げ、更にフランスのエステティシャンの資格制度、シデスコをわが国で始めて導入したと聞いている。
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# by n_shioya | 2006-11-02 22:45 | エステティック | Comments(0)
脂肪融解?
今朝はクリニックの最後のグループ会議のために、徳島大学の武田名誉教授が銀座クリニックにお見えになった。
最近岩盤浴を人に薦められ、半信半疑で試したところ意外に効果があると言われる。
二十分ほどラドンがどうとかの岩盤浴を受け、それから万歩計で図りながらウォーキングを試みると、歩幅が明らかに大きくなっていると言う。
その解説書に、ごく少量のラドンは“いわゆる微毒の効果で細胞を活性化する”という、ホメオパチー的な理論が書かれてあったのを、皮膚泌尿器科の昔の癖で“梅毒の効果”と読み間違え、始めは一体コリャなんじゃと驚いたと笑っておられた。

その後、ある業者が現れ、最近はやりの脂肪融解のデモがあった。
まず脂肪を取りたい部分になにやら液体を注入して、その後ご首にかけたごく小型の器械でく弱いレーザーをかけると、脂肪が融解してくれると言う。
セールスの男の説明もあやふやで、何かいかがわしい感があったが、脇坂先生のお話では、最近いろいろな方法が、ライポライシス、脂肪融解法として出現し始めているので、検討の余地はあるそうだ。
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その一つは超音波で脂肪を破壊する?、ただその後は有酸素運動で脂肪を吸収させることが必要?
今一つは、薬剤、この場合はフォスフォチジルコリンを注射して、脂肪吸収を図る。これは結構痛いのが難点だそうだ。

いずれにせよ危険の有無や本当の効果の検証はまだこれからのようだ。
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# by n_shioya | 2006-11-01 23:34 | エステティック | Comments(0)
青森
実は昨日は午後青森に飛んで、今日の午後帰宅したところである。
青森の擁護教員の方々の集まりに招かれ、今日午前中に例のモイストヒーリングの講演を済ましてきた。
参加人員700名
今まででもっとも大きな集会だった。
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昨夜は地元名物の鍋料理をご馳走になり、今朝は6時起きでジョンソン・エンド・ジョンソンの方たちを巻き添えにして、近くの朝市を覗き、これも当地名物の食用菊を買い求めた。
出発前に配偶者が何かの雑誌で、南部町の阿房宮という食用菊の記事を見て、是非探してほしいと頼まれたからである。

5時から開かれる朝市は活気に満ち、食用菊のほかさまざまな食材、特に丸ごとの巨大な魚や干物などの海産物に溢れ壮観だった。
食いしん坊の僕は、外国旅行の際も行く先々で市場を覗くことにしているが、現地の人々の生活が身近に感じられ、なかなか楽しいものである。
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# by n_shioya | 2006-10-31 22:59 | キズのケア | Comments(0)
まず大人になれ、アンチエイジングを説く前に
今朝はひさしぶりに癇癪玉を破裂させてしまった。
電話のやり取りを聞いていた配偶者は、みっともないじゃない、怒りっぽいのは老化の始まりだからもう止めてという。

発端はこうだ。
初期から家で使っていたISDNではもう、スピードが遅く、重い画像だと処理できないので、別の回線に切り替えることにした。
NTTからの連絡で、その前に器械への接続を外しておいてほしいという通知がきた。もし自分で出来ないときは、出向くという。

我が家の電話や有線ケーブルそしてランは複雑きわまるので、早速担当者に点検をお願いしたところ、出向くとは言わず電話で説明をもとめられた。

その応対がいかにも横柄で、戦前の特高もかくやと思われる感じの悪さだった。
説明の途中、手元の現物と食い違っているのでそれを言おうとすると、黙って聞いてなさいとしかられる。
挙句にオタクのモデムは純正品でないからこちらではわからないという。
立派なNTT製品である。ただ初期のもので不勉強な担当が知らない機種だったに過ぎない。
長い不愉快なやり取りの後で、とりあえずどこそこのケーブルを外せばいいという。電話を切ってからよく蛸足配線をほぐしてみると、とんでもないケーブルだったことがわかった。
ここで僕の怒りは心頭に発した。

どうしよう。
このブログでいきさつを暴露するか、担当の実名を出して。いやそれともNTTの社長、会長に書面で社員教育がなっとらんと、抗議文を送りつけるか、いや記者会見を開いてNTTのサービス精神の欠如を社会に訴えるかなどボルテージは高まる一方だったが、いややはりここは我慢のしどころ、冷静に筋をとうして所長にまずいきさつを話そうと考えたのは、まだ確認したいことがあるのに、担当者と口を訊くのも業腹だったからである。

電話をすると、交換手の替わりに件の担当が出てしまった。
所長に話したいというと、何でしょうという。
お前とは話したくない。
どうしてですか。
とやり取りするうちに炸裂してしまったのである。
一応は先方も非を認め、作業員を後日派遣ということになった。

だが、いったん腹の虫が収まると今度は反対に、我ながら大人げのない振る舞いだったと後悔し始めた。
しかもこれは配偶者の一番嫌う振る舞いである。
時間がたつほどに自己嫌悪に陥ってきた。

こうして担当者を糾弾する筈のブログも、このような自己批判になってしまったのはまだまだアンチエイジングどころか、この男、まだ大人にも成りきれてないということの表れである。
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# by n_shioya | 2006-10-30 21:41 | コーヒーブレーク | Comments(2)
スカイプとは?
今日は面白い男から、インターネット世界の最新情報を教えてもらった。
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マッツという名で、次男のエール大学のビジネススクール時代のクラスメートで、我々も付き合いは長いが、紹介された時からマッツで、改めて本名は何だったろうかと考えても思い出せない。

経歴はともかくとして、今分野は違うが次男と同じようにコンピューターがらみの仕事に携わり、
最近自分でベンチャーを立ち上げたところ。
会社の名前も失念したが、要は特別なサーバーとソフトを開発し、関係者がそれにアクセスすることで、情報を交換し合うということらしい。
重い画像やデーターをパソコン同士でやり取りするのではないので、重たい画像でもデーターでも、瞬時に共用し世界中と意見交換が可能だと言う。
医療面でも、チェーン展開をしているクリニックグループには役立ちそうな話である。

又、これはもうすでに誰でも、と言うのはコンピューター・オタクならの話だが、msnというソフトと使って、ビデオカンファランス同様のことを、手軽に行えるようになったと言う。
それにはスカイプというのを使うとよい、と言うあたりから話についていけなくて、一度クリニックにお越しいただいて、レクチャーを受けることになった。

もっとも僕が知らなかっただけで、クリニックのスタッフはとうにご存知か、すでに活用されているのかもしれない。早速明日にでも聞いてみることにしよう。
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# by n_shioya | 2006-10-29 22:56 | コーヒーブレーク | Comments(2)
皮膚の若返りの研究会
今日は(株)RHCと言う医療関係の企業の主催する、スキン・リジュビネーション・カンファランスの二回目だった。
要するに皮膚の若返りの研究会で、僕が世話人の代表を勤めている。
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土曜日と言うのに、多数の方が参加してくださった。
まずは弁護士の三輪先生の「承認前医薬品の法的基礎知識」についてのお話。
年毎に厳しくなる医療訴訟に対しての対策と言うよりは、もっと根本的な考え方を変えないと、今までのような発想や習慣では、法廷で餌食にされやすいと言う、厳しいが分かりやすい現状のご説明であった。

次はサフォクリニックの白壁先生が皮膚注入剤を中心に「各種若返り法の効果の比較と限界」について話された。何時もながらの白壁先生独自の人の容貌の変化の分析は興味深く聞かせていただいた。

最後は湘南鎌倉病院の山下先生が「皮膚注入治療の実際」について具体的に、詳しく説明された。

最近は医師、患者とも皮膚のアンチエイジングへの関心がとみに高まり、その手法の進歩も目覚しいものがある。
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# by n_shioya | 2006-10-28 22:58 | アンチエイジング | Comments(0)
嬉しい不意の来客
今日は飛び入りや外来も含め、訪問客の多い日だった。
まず、馴染みの看護師さんが、美容関係のクリニックに転職したいと相談にこられた。馴染みと言っても深読みはしないこと。

それから来。

そしてスイスからジュネーブ大学の老年学の教授が国際長寿センターの根〆さんの案内で、クリニックに見えた。
わがクリニックはスイスまでその名が轟いているようである。
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あるプロジェクトの一環として、世界のアンチエイジングの現状を調査中ということだった。
既に欧米の主要な専門家はインタビュー済みで、一昨日来日され、昨日から坪田教授を含め、数箇所を歴訪されているだけあって、なかなか鋭い質問でこちらはしばしば立ち往生。
頼みとする上符院長は診察中で、コンシェルジェの美女軍団に助けてもらう始末。

質問は又ダイレクトである。
貴クリニックは学問のためか,儲けのためか?
名誉院長が後者と言うはずはないでしょう、とお答えした。
むしろ、院長が患者思いの大変良心的な学者なので、経営に難渋しているとつけくわえたので、納得された模様。
今ひとつ面白かったのは、日本にはセンテネリアン(100歳以上の人)が多いが、その7割が寝たきりだそうだが?と聞かれ返答に窮したが、彼女の狙いはそれらの人々を又社会復帰させることも、アンチエイジングの使命ではないかという厳しい問いかけだった。

その合間に、ホテルオークラの大崎会長が近くまで来たので、とクリニックに立ち寄ってくださった。ゲストブックの一言は、さすが会長、見るべきところはシッカとご覧になってると感心した。
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最後はキズケア委員会のメンバーとの月例会議。

オットこれで最後ではなかった。
これからまだ夜半?まで、上符院長とスタッフを交え、11月23日の公開シンポジュームの打ち合わせがある。
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# by n_shioya | 2006-10-27 18:53 | アンチエイジング | Comments(0)
父よ貴方は強かった
4年前、親父が百歳の現役ゴルファーとして評判になった時、僕までが取材を受けたことがある。
今日たまたま、ゴルフダイジェストの宮野編集長が、こんなのが見つかりましたよとコピーを下さったのが、当時バンブーという言う雑誌に掲載された、「親父を語る」といった趣旨の記事であった。僕には思い出深い記事なので、多少長くなるがここに全文を載せることにする。

「親父について一言で言うと“変わり者”ですね。でもいわゆる一般的な意味での変わり者と言う表現ではない.しいて言えば預言者とでも言うか、親父の言うことは二、三年早すぎるんです。
昔から親父は玄米菜食を徹底していて、僕も生まれた時から親父に甘いものや肉は毒だといわれながら育った。チョコレートなんか中学まで食べさせてもらえませんでした。食卓には玄米しかなく、味付けで誤魔化すのはよくないということで、野菜も二分炊きで味をつけない。時々祖母が袂から「信男に見つからぬようにこれを食べな」とお菓子を差し出してくれたので、かろうじて普通の生活が出来たという感じです。

又完全食といいまして、柿やリンゴなどは皮を剥かず全部食べなくてはならない。子供の頃は変わった生活をしているとは思いませんでしたが、大学の時軽井沢の友達の家でご馳走を食べさせてもらって、「おまえいままでなにを食っていたんだ」ということになって、毒が如何に美味しいかというこことが分かって、一生食べ続けても償いきれないと思いました。

僕がアメリカから戻ったのがちょうど東京オリンピックの年なんですが、当時はまだ公害と言う言葉すら定着していなかった。その頃、東京の下北沢のあたりに住んでいて、環七の内側だったので排気ガスがひどく、親父は「こんなところは人間の住むところではない」と常々危機感を抱いていましたね。

自然食にしても大気汚染にしても、親父は言うことが早すぎる。だから家族には余り理解されなかった。僕も仕事でサプリメントや玄米の研究に携わるようになって、やっと親父の言っていたバランスの取れた食事は大切だったんだなと見直しました。
預言者であるキリストも故郷では受け入れられなかったと言いますからね(笑)。

親父は子供の頃は殆ど家に居ませんでした。朝六時ごろに起きてすぐ診療を始め、午後二時までに百人の外来を診て、それから往診にでて真夜中に帰ってくる。平日はまず見ることがない。だから普段からしかられることも少なく、医者になれともぜんぜん言われなかった。

父親の仕事は嫌いになるか、それをするかのどちらかで、ニュートラルに見れることはないとお思います。僕は医者になる気は全くなかった。でも大学を受けるときに「つぶしがきくからいしゃになれ」と叔父に言われて、医学部を受けたんです。医学部に言ったらもう医者になるしかない。親父は何も言わず、医者になることにも反対しなかった。

親父のようになろうと思ったことは全くないですね。非常に意志が強い人ですが、常人にあれだけのセルフコントロールは出来ないですよ。昔から玄米菜食を敢行し、酒、タバコは一切やらない。自分が100歳までゴルフをやれるのは特殊な呼吸法を実践しているからと言っていますが、それも簡単に毎日できるものではない。意志の強さは人間離れしていますね。

今年に入って始めて親父が自分の年齢のことで弱気になりました。ゴルフも来年はお前といい勝負になるから始めろと。一緒に回ってやりたいなと思ってましたから、今年から始めようと考えてます。弱音を吐いてやっと人間らしくなったんじゃないでしょうか。親父にはもっと肩の力を抜いて生きて欲しいですね。」

親父が脳梗塞と大腿骨骨折で寝たきりになったのは、ちょうどこの記事が出てまもなくだったとおもう。
そして僕がゴルフ習いい始めたのは、ちょうどそれから4年目のこの夏である。
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# by n_shioya | 2006-10-26 21:52 | アンチエイジング | Comments(2)
ザルツブルグ
秋の訪れとともに、隣のブロック塀を覆っているが紅葉し始めた。
以前訪れたザルツブルグのホテル、シュロス・メンヒシュタインを思い出す。
まだ9月と言うのに、この小さな古城ホテルは鮮やかに紅葉した蔦で覆われていた。

ホテルの丘からは、ザルツブルグの街が一望の下に見渡せる。
レストランからの夜景も素晴らしい、勿論料理も。
ここはモーツァルトの町であり、サウンドオブミュージックの舞台でもある。
二泊しただけだが、ここを拠点に市内見学は勿論、周辺のザルツカンマーグート、さらには氷河のあるグロスグロックナーまで足をを伸ばした。
今年はモーツァルト一色だろう。

発つ日の朝、ホテルのならびに小さなチャペルがあると教えられ、覗いてみた。
結婚式場として使われていると言う。席は二、三十人分ほどだろうか。
ここで挙式すれば、生涯の幸せを保証されるような可愛らしいチャペルであった。

サインブックを開くと、何組もの日本人のカップルの名前がずらっと書き記されていた。
南の島も悪くないが、まだこれからの方はザルツブルグのこの古城ホテルも候補の一つに考えられたら如何でしょう、モーツァルトに祝福されて。
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# by n_shioya | 2006-10-25 23:59 | コーヒーブレーク | Comments(0)
ゴルフそしてアンチエイジング
いつの間にか今日でゴルフレッスンも13回目となった。

初めの内は、いわゆるビギナーズラックと言う奴か、滑り出しは好調だったが、だんだん難しさが実感されるようになってきた。
しかしもう止めることは出来ない。ただ前進あるのみ。
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TBS前の練習場の外に大きな看板が出来ていた。
一度お立ち寄りください。
中からスコーン、スコーンと軽やかな音が聞こえる時は増田プロ。
ドスンという響きの時は僕。勿論空振りの時は音も聞こえない。

午後は銀座クリニックでアンチエイジングネットワークのウェブ会議
お陰さまでアンチエイジングと言えばこの我々のネットワークと社会的に認知されてきた。
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11月23日は第三回の公開シンポジュームが京王プラザホテルで開催される。詳しくはNPOのサイトをご覧ください。
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# by n_shioya | 2006-10-24 23:28 | アンチエイジング | Comments(0)
小さい秋見つけた
紅葉には少し遅かった。
山小屋の前の大きなもみじは、立派に丸坊主だ。

だが近くを歩くと、まだまだそこここに紅葉は残っていた。
そして見事に黄葉した落葉松は、散歩道を黄金色の落ち葉で敷き詰めて、上を歩くとサクサクと香ばしい音がする。
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日本人は秋に物悲しさを感じますが、ドイツ人は違います。秋は実りの秋で、収穫の時なのです。
と、ゲーテの“秋の詩”を朗読してくださったのは、ビルマの竪琴の作者、竹山道夫さんだった。

僕も今年の12月で75歳。“人生の秋”も深まってきた。
哀愁の秋、実りの秋。どちらも捨てがたいものがある。
ここしばらくは欲張って、和洋折衷で行くことにしたい。
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# by n_shioya | 2006-10-23 14:53 | QOL | Comments(0)
肥満で何が悪い。
ベルトの穴が一つ細くなったと喜んでいたが、ここ数日で又戻ってしまった。
いろいろなことが重なって一週間ほど散歩をサボっていたせいかもしれない。
大体僕は厚労省の決めた腰回り85センチ以上はメタボリックシンドロームというのは気に食わない。
身長を無視して腰だけ図って何の意味があるの。
勉強不足だね、君は。内臓脂肪の面積とこれと充分相関していると言うデータは充分そろっているんだ。
でも納得いかない、というのは僕はこの定義だとメタボリックシンドロームに入ってしまう。具体的な数値は伏せておくが。

大体今の女の子の痩身願望は異常である。何でそうガリガリに痩せたいのだろう。
脂肪吸引を希望する女性の大半は、男の立場から言えば不必要である。
大体脂肪を吸引しても八頭身になるわけでも、O脚が治るわけでもない。
そもそもモデルの体形は痩せすぎである。ファッションデザイナーにとって彼女等は、服を引き立たせるための衣紋架けに過ぎないと言うではないか。

まず言いたいことは脂肪誘引熟練を要する手術で、素人の医者が軽々しく手を出すべきでない。初期の頃は盲腸まで吸い出して、患者を死亡させ、2億の賠償金を払ったクリニックもあったように聞いている。其のクリニックは誇大宣伝で有名で年商200億の内、140億を宣伝費に使っていたので、2億など屁とも思わぬと院長は豪語していたようだ。美容外科医でも宣伝に狂奔している輩には、スキャンダルでも宣伝、と割り切っているのも多いのでご注意。
日本人にはアメリカ人のような肥満体は殆ど見かけない、むしろ体形を整えると言う考えで控えめに行うべきである。

減食もほどほどに願いたい。
人は食べるために生きているので、其の逆ではないのでお間違えなく
体脂肪が気になったら、ルーベンスの“三人の女神”でも御覧なさい。もし今の腰周りの閾値が正しければ、アノ三人のモデルは完成を待たずに糖尿病心筋梗塞で死亡していたはず。

こう毒ずくのも近着のアメリカ形成外科誌に、肥満対策の手術報告が載っていたからだ。
要は胃袋を取ったり、腸をバイパスしたりして消化不良を起こさせる、最も非生理的な手術である。
確かにアメリカ人の何百ポンドと言う病的な肥満体にはこれしかないかもしれない。
でも、僕に言わせれば、日本人でそのような肥満体には、ついぞお目にかかったことはない。
皆さん、多少の皮下脂肪の豊かさは、天の恵と思って人生楽しく過ごしましょう。

“そんなこと言っちゃ困りますよ、名誉院長!”肥満に効くはずのサプリを懸命に開発している上符院長に怒られてしまった。
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# by n_shioya | 2006-10-22 18:20 | アンチエイジング | Comments(1)
感ずることの大切さ
このごろとみに涙もろくなったような気がする。
年のせいもあるだろう。

ただ、このところ島田晴男画伯の展覧会、大見伸先生の油彩展、熊本マリさんのピアノリサイタルそして今日はダークダックスと、アートへのエキスポージャーが立て続けだったからかももしれない。

だが、最も響いたのは島田さんの迫力だったと思う。何かこう背中をドンと衝かれたような、とその衝撃を二日前に記したが、その時自分の中でが一つ破れたような気がする。

人は育つ過程で社会への適応を学ばせられる。社会人としての常識である。それは必要なことだが、其の過程で失われるものも多い。
例えば自由な発想自然な感性など。
これに轡をはめないと何をしでかすかも知れぬと大人たちは怯える。

でも君ももう充分いい子をやったじゃないか、この辺でアンファンテリブルを取り戻したらというメッセージを受けたようだ。
これから残された人生、感じることが大事なんだよ、頭で分かろうとせずに。

泣きたい時は涙を流せばいいんだ、我慢せずに。
今までも我慢しきれず泣くことはあったじゃないか。
ジイドの狭き門の終章、カペー四重奏団の演ずる死と乙女の第二楽章、シューベルトの水車小屋の娘のしぼめる花
いつもそれまではぐっとこらえていても、もういいじゃないか、感性に身を任せれば、と白旗を揚げると、とたんに滂沱と涙が溢れ出す。
一番の極め付きは、フィッシャー・ディスカウが椿姫のジェルモン役で、プロバンスへを謳う時だ。
こういうときは、もうどうしようもなくなってハンカチをグジュグジュにしては、隣の配偶者に恥ずかしい思いをさせてしまう。

ところで今日のダークダックスもそれなりによかった。それなりというのはやはり声楽は年は争えない。しかもマンガというバリトンを失っている。
実は下駄さんこと喜早さんは配偶者の幼馴染だ。大学の頃はダークダックスのメンバーとスキーに行ったこともあるという。
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演奏会場で昔の録音をCDに焼き直したのを数枚買ってきた。
声の張りの素晴らしいこと。
夜半までロシヤ民謡を初めとする昔のダークダックスのメロディーに聞き入った。
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# by n_shioya | 2006-10-21 21:36 | QOL | Comments(0)
失われた時を求めて
島田先生:

昨日は展覧会にお招きいただき有難うございした。
素晴らしい作品群に圧倒されてしまいました。なんか背中をドンと押され、お前もしっかりせんかといわれたような感じです。
それに“失われた時を求めて”とはいかにも先生らしい洒落たタイトルですね。

実は昨日伺えなかった家内がパンフレットを拝見して、どうしても観たいと今日一人で参りました。大変感激し、又奥様から岡田夫人も一昨日お見えになり、お元気そうだったとお聞きしてよろこんでおりました。

其の後は僕と合流し、クリニックの方々と一緒に紀尾井町ホールで熊本マリさんのピアノリサイタルを楽しんで今帰宅したところです。これも素晴らしい演奏でした。熊本マリさんはあの豊富な人脈をお持ちの朝倉さんに最近ご紹介を受けたばかりです。

僕などは失われた時を求めるにも、先生のような才能もなく、何とか本業を全うするのが精一杯のところです。
だがピアノを志して敗戦で諦め、その後励んだ絵画の修行も理解ない夫のために、絵筆を折って五人の子育てに専念してきた配偶者には別の想いがあったようです。

彼女が“私にはもう失われた時を求めることも出来ない。”とうめきを洩らした時、 “今からでも遅くはない”など軽々に言えないほど、悲鳴に近い絶望的な叫びのように響きました。
でも僕はなんとしてでもこれから彼女にも失われた時を求めさせたい。
それは若い時からの付き合いで、彼女が音楽でも絵画でも、素晴らしい才能の持ち主であると信じているからです。
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# by n_shioya | 2006-10-20 23:50 | QOL | Comments(0)
ケムタンそして島田画伯誕生
バーリントンハウス馬事公苑で会議の最中、突然火災警報が鳴り全館の電気がストップした。
“火災探知機の誤作動なので心配はありません。”とアナウンスがあったが、何時までも警報はなり続け、やがて大きな赤い車が二台と救急車が到着した。

しばらくして警報は止まりスタッフが報告に来た。
新しい入居者の荷物を搬入中、長いポールが煙探知機にぶつかったための誤作動だと言う。
何だ、ケムタンか、居合わせたホテルオークラ会長の大崎顧問が言われた。
ケムタンとは煙探知機の業界での愛称のようだ。

このレジデンスでは法規上か、いったんケムタンが感知すると自動的に全館警報が鳴り、同時に消防署へ火災発生のメッセージが送られる。いったんそうなると、例え誤作動とすぐ分かっても消防車が出動するよう義務づけられているのだそうな。

それだけ安全だと言うことですな、と誰かが言った。
でもね、ホテルではこれはやりません、お客がパニックになりますからね。ホテルでは部屋ごとにまずケムタンから防災センターに個別に異常が伝達され、すぐさま当該ケムタンの部屋なり廊下で火災発生を確認した上で、消火活動とともに消防署に連絡をするという。

確かに誤作動と言うことはよくあるようだ。
十数年前、イギリスの学会で田舎の宿に止まった時のこと、明け方の4時に警報がなり、全員直ちに屋外へ避難せよと全館放送があった。
慌ててパジャマのまま飛び出していくと、スーツに着替えた男がで皆がパニクッテ出てくるのを涼しい顔で眺めている。
今慶応病院の院長の相川教授である。
用意がいいですね。
いや、先生、僕は昔サンフランシスコのホテルで同じ目にあって、以来必ずベッド脇に、パスポートを一番上に、着る順序で衣類を重ねてから寝ることにしているのですよ。
さすが相川先生、と皆感心した。ちなみにこの慎重さが、彼を慶応病院の院長に押し上げたのだと思う。
このときも誤作動とすぐ分かったが、やはり消防車がきて安全を確認するまで、全員寒空の下で一時間ほど待たされた覚えがある。

夜はこれも慶応の経済の島田教授の、小泉前首相の最高のブレーンといえば皆様もご存知でしょうが、画家としての再出発のお披露目の会が、シャネルのホールで開催された。
再出発と言うのは、先生は6歳の頃天才少年画家現ると、ライフで紹介され、一時は画家になることを真剣に考えられたからである。

実その天才少年の恩師が我々の友人の岡田謙三画伯だったとは、今回の催しで始めて分かった。
岡田画伯は僕の留学先オルバニーの近くに広大な別荘をお持ちで、貧乏な日本の画学生をその通称岡田ホテルに呼んでは面倒を見ておられた。我々も家族で岡田ホテルやグリニッチ・ヴィレッジのアトリエには頻繁にお邪魔したものである。
島田先生も時期は少しずれていたかもしれないが、同じようにニューヨークでは岡田ホテルやアトリエを訪ねられたそうで、これは本当に奇遇である。

今回の島田画伯の誕生を一番喜んでおられるのは、今は亡き岡田謙三画伯ではなかろうか。
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# by n_shioya | 2006-10-19 23:43 | コーヒーブレーク | Comments(0)
富士市で
今日は又、キズケアをテーマに地方巡業
参加者は富士市の擁護教員の方々だった。
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地方巡業と言ってもドサ周りと言う意味ではない。
キズケアの中心課題であるモイストヒーリングという治療法が、やっと日本全国津々浦々まで伝わり、北は北海道、南は九州からも講演依頼が舞い込んで来るようになったことを寿いでの言いである。

一人でも聴衆がいれば、日本中どこへでも飛んで行きます、というのは決して格好をつけてるのではなく、キズケアの普及にかける本音の決意である。
だが沖縄からの依頼が残念ながらまだ来てない、お声がかかれば何時でも、と言うのはまた別の意味での本音である。

内容は何時ものように、傷の治り方のメカニズムの説明と、それゆえにかさぶたを作って直すのは間違いで、反対にモダンドレッシングでカバーして、浸出液を温存し湿潤環境を保ったほうが、傷は早く綺麗に治る、と言うモイストヒーリングのコンセプトの解説だった。

何時もながら不勉強な医者と違って、一時間半、熱心に聴いてくださった100名近い先生方に感謝します。

ところで今朝、ニューグランドホテルの前はレトロな車、それも殆どがクラシックのアルファ・ロメオ、勿論イタリアンレッドの、で埋まっていた。
ベルさんに聞くと、イタリアで伝統を誇るカーラリー、ミッレミリアの日本版で,数日前東京を基点に出発し、東北、関東を回り、昨日横浜元町にゴールインし、参加者全員がニューグランドに泊まったという。
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これでもう9回目と言うが、寡聞にして僕は今まで知らなかった。
大体イタリア車は故障が多いので有名だ。それでもイタリア車じゃなければ車じゃない、と言うファンも多い。彼等の言は、女性と同じでてこずる相手ほど魅力があるそうだ。

僕は質実頑固ドイツ車の愛好家である。
気まぐれなイタリア車がこの数日間、故障もなしに完走したことだけは褒めてやろう。
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# by n_shioya | 2006-10-18 23:12 | キズのケア | Comments(0)
多忙な1日
幸いお袋の状態も安定してきたので、朝から遅れを挽回すべく、銀座クリニックで1日頑張った。

午前中はクリニックスタッフとは先週の診療状況の分析、ついで9月の診療実績の報告。

午後は創傷治癒センターのウェブ会議と新しい点滴サプリのフォーミュラの検討。

いささか名誉院長としては出すぎた振る舞いかもしれないが、これも院長とスタッフの方々が目指している理想のアンチエイジングクリニックを実現させてあげたいとの一心からなので、ご容赦いただきたい。

そう、其の合間を縫って10回目のゴルフレッスン。やっと中心感覚打法がちょっぴり身についてきた感じがする。

最後はバーリントンハウス馬事公苑から新たな美女が到来し、銀座クリニックを見学。
そのあと、彼女とこれからのアンチエイジング分野での提携を話し合いながら、イタリアン・ディナーで多忙な一日を締めくくることが出来たのは望外の幸せだった。
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# by n_shioya | 2006-10-17 23:50 | アンチエイジング | Comments(0)
この親不孝者め
夕方、銀座クリニックの仕事にけりをつけ、第二回「夢を語り合う会」に出かけようとした時、配偶者から電話が入った。
仕事場に電話することを極度に遠慮する彼女には珍しいことである。(彼女は男にとって仕事場は神聖なものと誤解してくれている)

お袋が心不全になってケアホテルから病院に運ばれ、妹が向かっていると言う。
99%親不孝な僕は、それじゃ取りあえずは妹から容態を聞いてからと思い、会合の場所に連絡をくれるよう頼んで電話を切った。

だが数分もしないうちに、僅か1%ほどの親思いの部分が急に膨れ上がり、又、妹に任せっぱなしというのも気がとがめ始め、急遽会合の参加をキャンセルし、湾岸道路を許容範囲内のスピードオーバーで走り続けた。

その間僕の頭はただの空騒ぎであるよう念じながら、最悪の事態まで想定し、其の両極端を揺れ動いていた。

ケアホテルの対応は何時も慎重で、ちょっとの異変でもすぐ入院と言うことが過去に何度かあったが、反面、99歳の老婆なら何が起こっても不思議はない年齢である。

最悪の方に頭が振れているときは、子供時代の母親がしきりと脳裏に浮かぶ。
意気地なし、人に勝ちたいと思わないの、とののしるあの勝気な母がいなければ、良くも悪くも今の僕はなかった筈である。
試験も大嫌いで、それから逃れるためなら中学など行かなくていいとさえ思った。
其の本音をちらと洩らした時のお袋の憤怒と絶望の形相は今でも目に浮かぶ。

お袋はクリスチャンではないが、葬式は教会でして欲しいといってたのも思い出した。
でも、教会は信仰の場で決して儀式のためにあるのではない、プロトコール重視のメンタリティは外務省の役人に任せればよいと言う拒否反応も頭をもたげるが、反面、私はあの賛美歌と白い献花で送られたいのという気持ちも無視できない、どうしたものだろうと先走って悩んでいる内に病院についてしまった。

病棟の入り口にはが待ち構えていた。
大丈夫、大丈夫。もうだいぶ回復したし、しばらくこのまま酸素吸入を続ければ落ち着くでしょうって。”
“なんだそうか。やっぱ勝気なだけあって、しぶといなお袋は。”
僕は答えた。
勿論、往生際が悪いなど罰当たりな言葉は口にはしなかったが。

だがほっとするとすぐに親不孝がみるみる膨れあがって99%を占め、又親孝行1%に押さえ込んでしまったことは確かである。
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# by n_shioya | 2006-10-16 23:43 | 介護 | Comments(1)
知恵の書
今日のミサでは聖書朗読の番が回ってきた。

与えられた知恵の書を朗読していると、次のような下りで一瞬詰まってしまった。
“私は健康や容姿の美しさ以上に知恵を愛し・・・”とある。

瞬間、アンチエイジング両親のことが頭をよぎったのであった。
それでは“美と健康”を目指すアンチエイジングはむなしいものなのだろうか。
この一節はソロモン王の言葉に基づいているという。

だが、冷静に考えれば健康肉体と頭脳の両方がある。
例え体力が犯されて自立が不能になっても、脳力というか判断力が保たれていれば、自律は可能な筈。つまり人間の尊厳は保たれる。
だが体力が保たれているのに脳力が衰えた時、つまり認知症の悲惨さは両親を引き合いに出すまでもないだろう。

若くして王になったソロモンは、神から「何事でも願うがよい。あなたに与えよう」と言われた時、長寿敵の命を求めず、訴えを正しく聞き分ける知恵を求めたという。

美と健康を目指すと言うアンチエイジングを始めて常日頃感ずることは、究極のゴールは認知能力の保全だと言うことだ。つまりは知恵の温存、平たく言えばボケ防止
ソロモン王が神に求め、与えられた知恵こそ、いま抗加齢医学が追い求めている其のものではなかろうかと僕なりに納得した。
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# by n_shioya | 2006-10-15 18:45 | アンチエイジング | Comments(1)
日本の医療
今、NHKの特別番組、日本のこれから、「医療に安心できますか」と言う3時間番組を見終わったところ。

多数の患者側、医療関係者に医師会長、厚生次官医事評論家が参加し、激論を戦わした見ごたえのある番組だった。

①医師は不足しているのか
②高齢者医療の財源
③医療に市場原理を持ち込むべきか、それとも社会保障的な考えを守るべきか

などなど、現状の矛盾点、これから起こりうる問題等が網羅的に活発に議論された。

だが、やはり行政は痛いところを付かれると、わざとではないかもしれないが国会答弁のように、的をずらしてはぐらかすきみがあるし、評論家は何でも疑ってかかるが、それならどうすべきかまでは、自分の具体的提案を出さない傾向がある。
やはり患者側と医療現場の方々の議論が一番面白く聞けたように思う。

勿論すぐに答えの出る問題は一つとしてないが、やはり今決断を迫られているのは③であろう。
このの軸がはっきりしないと、他のことの議論は進まないような気がした。

ところで昨日の秋景色だが、紅葉の日光華厳の滝東照宮、そして休んだのが金谷ホテルとくれば、これはもうレトロの集大成といわざるをえないでしょう。
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愛車が車検に出ているので、ヤナセから借り出したベンツのBクラスでいろは坂を駆け回ったが、走りっぷりはなかなかだった。
ハンドルは軽いし、無段変速の威力は抜群である。
これで4駆なら言うことはないのだが。
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金谷ホテルの玄関口に車を乗り着けた時、あの男なら同じでもベントレーだったろうにとふと思った。
勿論あの男とは、もっとも格好いい日本男子だったと、昨今評判の白洲次郎のことである。
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# by n_shioya | 2006-10-14 23:21 | コーヒーブレーク | Comments(2)
レトロな紅葉狩り
今日は配偶者に誘惑されて、学会をチョッとだけサボって、某所でレトロに秋景色を楽しんでいる。
詳細は次回などと書くと、またまた思わせぶりなことをどなたかにいわれそうだが、時間と場所柄もあり、これで失礼。
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# by n_shioya | 2006-10-13 23:17 | QOL | Comments(0)
学問の楽しみ
きょうは朝早くから今まで学会漬け

現役時代にこれだけ熱心に勉強してたら、もっとまともな形成外科教授であれたのに、といまさら悔やんでもしょうがない、自分は奥手の奥手と開き直ってこれから学問を楽しむことにしよう。

医学の進歩で僕の学生時代よりも、もっと面白くもっと刺激的になってきたことも確かだ。
形成外科の領域をとっても、再生医療、アンチエイジング等等魅力的な分野が開けている。
とりあえずはこの素晴らしい学術集会を開いてくださった、中塚会長に感謝!
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# by n_shioya | 2006-10-12 22:27 | アンチエイジング | Comments(0)
中丸三千絵
中丸三千絵。世界的なオペラ歌手。

お名前だけは十分存じ上げているが、まだお聴きする機会がなかった。
それが、形成外科基礎学術集会というお堅い学会の前夜、素晴らしいソプラノで、アリアの数々を堪能させてくださるとは予想もしてなかった。
会長招宴のメインイベントとして学会長、埼玉医大中塚教授と教室の方の粋なお計らいである。
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そもそも学会に、少なくも形成外科の学会に、リサイタル、コンサートを持ち込んだのは僕が最初ではないかと自負している。
30年以上前に形成外科総会を横浜で開催したとき、僕の幼稚園からの親友で当時芸大のビオラ教授朝妻文樹が、自分で指揮棒を振っていたアカデミカーアンサンブルを引き連れ、会長招宴に友情出演してくれたのである。

実はこのアイデアを彼に相談する際、当時あまり前例がなかったのでチョッと躊躇した。
神聖な音楽を宴会の席では御免こうむる、といわれないかと。

反対に彼は“実はこういう話が来ないか、待っていたんだよ。君ね、元来バロックなんて王侯貴族が晩餐の席の余興として楽しんだものなんだ。
君たちもせいぜい気楽に王侯貴族の気分で楽しんでくれたまえ。”
といってくれた。

幸いフルート独奏を交えたアンサンブルは大好評だった。

中丸三千絵のリサイタルも素晴らしかったが、アンコール前の語りにもすっかり感動した。

“皆様を楽しませる声を何時までも保つために、私は色々と発声のための体力づくりにも励んでいます。このあたりに先生方の医学との接点があるのではないでしょうか。”
これこそまさに我々が今取り組んでいるアンチエイジング・メディシンに対する真摯な期待である。

終了後、非礼を省みず中丸三千絵さんを控え室に尋ね、サインをいただいた。
そして一つだけど素人の質問をさせていただいた。

シュライヤーにしてもシュヴァルツコップにしても、晩年は表現力の工夫によって声の衰えをカバーしたように思えますが?”
“私はそれは逃げだと思います。”
明快な答えが戻ってきた。

そうです、中丸三千絵さん。我々もアンチエイジング・メディシンに真剣に取り組みましょう、ディーバがいつまでもディーバであり続けるためにも。
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# by n_shioya | 2006-10-11 22:35 | アンチエイジング | Comments(1)
ワインと車と
デスクの後ろをワインセラーにしている院長先生のお気に入りのレストランとなれば、其のワインのストックと料理の程は想像に難くないだろう。
現にカウンターの後ろにはぺトリュスがずらっと並んでいる。
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きょうはそのレストランアルバスでその城西クリニック院長に銀座クリニックのスタッフとご馳走になった。
話題は今まさに国連でなされている北朝鮮の制裁論議を引き合いに出したら不謹慎になるが、それにも劣らぬ重要議題だった。

つまり2005年のワインの値段に対する疑問と最近のBMWの健闘振りである。
ソンムリエ嬢の愛車はZ4だという。
僕の見るところ、最近の“飛んでる美女”は皆、Z4に惹かれるようだ。
僕は最近でたというBMWのスポーツタイプを話題を持ち出したが、どうしても名前が思い出せなかった。
家に帰って、近着のニューズウィークで確かめると、M6であった。
読む限りではたいした性能のようだ。
だが保守的なこの男ベンツで満足している、念のため。

銀座クリニックの名誉院長が、こんな話題にうつつを抜かすようではクリニックの将来も?など余計な心配はしないで欲しい。
このところ名誉院長、キレーションのお陰でとみに若返っているだけである。
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# by n_shioya | 2006-10-10 23:59 | コーヒーブレーク | Comments(0)
久方のバーベキュー
連休は山で過ごした。
幸い予報がはずれて、二日間天気だった。

もみじにはちょっと早かったが、もう落葉樹は黄ばみ始め、朱色も点在していた。だが今年は天候のせいか、このまま茶褐色で終わるチリチリの紅葉で終わりそうに気配である。

初日の晩、突然三男が立ち寄ってくれたので、予定を変えて久しぶりに暖炉でバーベキューを楽しんだ。
やはり肉は、いや茄子でもトウモロコシでも、火であぶるに限る。
このごろは老夫婦二人だと、何かと億劫になって久しぶりの炭焼きだった。

今朝も雲ひとつない快晴
後ろ髪を惹かれる思いで、渋滞を避けるために昼前に横浜に戻った。

これからは凍結防止のため、毎回水抜きが必要になるので余り頻繁にはいけなくなるだろう。
年内でも零下20度になる海抜1700メートルの高地である。
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# by n_shioya | 2006-10-09 22:57 | QOL | Comments(0)
美容外科の異変
このところ米国の美容外科の世界に異変が起きている。

今まで美容外科ナンバーワンだった皺伸ばしの手術が、脂肪吸引に首位の座を渡したのである。それに伴って、脂肪吸引だけで生業を立てている美容外科医も増えているようだ。
と、同時に進んでいるのが、患者のそして医師のメス離れである。

肥満体といってもアメリカ人のは数百ポンドといったけた違いの太り様であり、それとくらべれば日本女性が気にする肥満など可愛いもので、むしろ痩身願望のほうが異常といえる。
日本人の場合は減量のための脂肪除去というより、体形を整えるぐらいに考えたほうが無難だろう。
したがって日本では脂肪吸引の患者はアメリカに比べはるかに少なく、専門の医師も数が少なく、我々も吸引希望の患者の紹介先に苦労する。

メス離れ皺伸ばしの分野で著しい。
かつては顔の皮をへっぱがして吊り上げる、いわゆるフェースリフトしかなかったが、最近はケミカルピール、レーザー、ヒアルロン酸、ボトックスなど、メスを使わない方法が続々と現れてきた。
効果はもちろん手術に劣るし、永続性もないものが多いが、患者にとってはやはり切られるより、お化粧感覚でリピートしても、ということになるようだ。
しかし、小じわや筋肉の収縮で出来る皺は別として、本当のたるみはやはり手術で取り除く以外にない。

近着のアメリカ形成外科学会のニュースでは、このメス離れ現象に触れて、二つの対立した意見を掲載している。

まず、これからますますメス離れが進み、形成外科医もメスを捨てて、美容皮膚科に転向せざるを得ないだろうという悲観論
それに対し、手術以外の方法を続けているうちに、患者もやはりこれ以上は手術をしなければ改善されぬと悟り、又外科医に戻ってくるという楽観論

いずれにせよ形成外科医もメスだけにこだわらず、手術以外の方法もすべて自家薬籠中のものとし、まずは患者の要望に柔軟に対応することが、政策上大切ということでは両者の意見は一致していた。

日本の場合はどうだろう?
元来があまりラディカルなことを好まぬ国民性だし、手術を避けたい気持ちは万国共通なので、メス離れはますます加速していくのではないだろうか、メス一丁で渡世してきた形成外科医としてはいささか残念な気もするが。
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# by n_shioya | 2006-10-08 20:59 | 手術 | Comments(0)
自分力の鍛え方
b0084241_2345350.jpg実は昨日、朝倉匠子さんにお会いしたときに,“ハイ、先生”と本を一冊渡された。
自分力の鍛え方”とある。
もちろんご自身の最新作である。

遅筆というより、嫌筆の僕は知り合いの方から自著をいただくと、嬉しいことは嬉しいが、わが身を省みてコンプレックスに陥る。

題名も挑発的だが、中身もなかなか読み応えがある。
医師ではないが、彼女は実は日本でのアンチエイジングのパイオニアの一人である。
ケミカルピール、ホルモン補充療法今人気のアンチエイジングのすべては、彼女が真っ先にご自分で試し、日本に導入している。

又彼女は“男再生プログラム”なる著書も出され、世の萎えた男どもを奮い立たせる名手でもある。
今度の御本も相当部分が世の男性に対する叱咤激励である。

好評発売中ということなので、詳しくはどうぞお買い求めのほどを。
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# by n_shioya | 2006-10-07 20:55 | アンチエイジング | Comments(0)
フレンチディナー
気のあった友とおしゃべりをしながら洒落たフレンチを楽しむくらい贅沢なことはない。
今日は外交評論家の岡本行夫氏のお招きで、エイジングスペシアリストの朝倉匠子さんとご一緒に帝国ホテルでディナーをご馳走になった。

岡本氏が今力を入れておられる新現役ネットワークには、僕も最近参加させていただいたし、また匠子さんは僕にとってアンチエイジングのよきアドバイザーである。

野暮な仕事の話はさておいて、岡本氏は今凝っておられるダイビングと水中写真のお話、匠子さんは上手ではないと言いながら、何時もどういうわけか賞金女王になってしまう不思議なゴルフの話、僕は子供達の芸術活動、つまり楽しいことでは如何に食っていくのが難しいかなど、話題は尽きなかった。

お二人のお話、僕だけで独占するのはもったいないので、近近ロータリーの例会でご披露いただくこととなった。
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# by n_shioya | 2006-10-06 23:44 | QOL | Comments(0)
パットの練習へ進む
大事なことを書き忘れていた。

一昨日、9回目の練習で始めてパッッティングを教わったのである。
基本的にはすべてのスウィングは同じ動作だと言うが、これだけはちょっと違う。
は全く動かさず、脚の動きだけで調節せよと言う。
確かにここでも、体の中心軸を意識することになる。

そして学んだことが二つある。

まず、何百ヤードのドライバーショットも、数センチのパッティングも同じ一点だということは、高齢初心者は何が何でもパットで勝負をしなければならないと言うこと。
だが、よくテレビで見るが、プロがグリーンの上であの10メートルに近いパットを決めることが如何に神業に近いかと言うことを。
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# by n_shioya | 2006-10-05 22:38 | エクササイズ | Comments(0)
文化の日
b0084241_14395440.jpg予定していた海外出張が変更になり、急に2,3日空きが出来たので、今日は東急文化村に美術展を見に行った。
ピカソとモディリアニと言うくくりだが、フランスのリールの美術館の所蔵品である。
確かリールはパリからブラッセルにドライブした時に傍を通ったが、街は素通りしたようだ。

ピカソは僕が何も付け加えることはないが、モディリアニには思い入れがある。

子供ならたいてい苦手なモノってあるじゃないですか、例えば臭みの強いチーズなど。
それが不思議に大きくなると、そのくさみがなんともいえぬ魅力になることがある。
ちょうどチーズが好きになるのと平行して、モディリアニに取り付かれていった記憶がある。

医学部の頃、東京で開催された大原美術館の展覧会の会場で、モディリアニを前にして現配偶者の女性にそんなことを話していたら、“如何です、チーズの味も悪くないでしょう”と声をかけられた。振り向くと、顔見知りの大原美術館の館長がにこやかに立っておられたのを懐かしく思い出す。

キュービズム初期のブラックの小品もあった。
セザンヌはキュービズムの走りとも言われている。
其のセザンヌが常に口にしたと言う、“自然に即してプーサンを倣え”という言葉の意味が永年分からなかったが、ルーブルだかで始めてプーサンを目にし、ハッとその意味が分かったような気がしたことがる、説明は難しいが何かピンときたのである。

ルーブル、プラドのような体系付けられた美術館を一巡すると、絵画の流れが会得でき、判じ物にしか思えぬ抽象画も、其の成り立ちの必然性というか、出自が明らかになってくるので面白い。

観終えてからドウ・マゴの吹き抜けのカフェに腰を落ち着け、二人でエスプレソを啜った。
幸いあの鼻持ちならぬ実存主義者たちはもううろついてはいない。

ところで定年になれば毎日が日曜のはずだったのに、めったに展覧会にもこないじゃないと配偶者は言う。
銀座になにがあるか知れないけどクリニック、クリニックと夢中になって、といやみを言われたわけではないが、これから水曜日は努めて「文化の日」にしましょうと約束をさせられた。
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# by n_shioya | 2006-10-04 22:56 | QOL | Comments(0)




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