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ガルボウーマンエキサイト
NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
二回目のキレーション
今日は午後、またキレーションを受けた。

初回は眠気に襲われたり、疲労感を訴えたりする人が多いようだが、幸い僕は多少の眠気で済んだ。

今回は2回目なので気分的には余裕があったが、後の疲労感は前回より強いような気がする。
昨夜よく眠れてなかったせいか、あるいは白内障の手術のときと同じように、二度目のほうがかえって痛みを感ずる、それは最初は緊張してかえって痛みを感じないからだといわれ、その通りだったが、それと類似の反応かもしれない。

点滴ボトルの液面は眺めているとなかなか減らないが、忘れて本を読んだり、うつらうつらしているといつの間にか一時間半は経って、ボトルは空になってくれている。
又途中でアポの方が見えても、傍のソファにお座りいただいて用件を済ますことも出来るので、決して時間の無駄にはならない。
今ご自分もキレーションに通っているライターの方などは、点滴中は誰にも邪魔されずに書き物もできるので、かえって仕事になるとおっしゃる。

ともかくこれで第二回も無事終了した。

b0084241_13201967.jpgところで昨日、ゴルフダイジェスト社から親父の本がまたドイツで出版されました、と見本が送られてきた。
Die Kraft strahlender Gesundheit” という題名で,数年前に同社から出版されて好評だった「大健康力」の独訳である。
ドイツ医学で育った明治生まれの親父である。認知できればさぞ喜ぶだろうに、と複雑な気分になった。
いずれにせよ、次回の訪問の際携えて親父の反応を見ることにする。
日によって波があるので、あるいは解ってくれるかもしれない。
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# by n_shioya | 2006-06-23 23:27 | 全身療法 | Comments(0)
プチ クラス会
今日は医学部のクラスメートが三人、銀座クリニックを訪れてくれた。

熊本君はNPO法人アンチエイジングネットワークの副理事長でもあり、泌尿器科医として男にも更年期があると主張する、男性抗加齢医学の旗振り役だ。

加藤君は産婦人科だが、内分泌の専門家でもある。僕を新宿のロータリークラブに引き込んだ張本人である。銀座に移ってからロータリーの例会は欠席がちだが、彼もなかなか出れないとこぼしていた。

村松君は生化学の世界的権威で、彼のために作られた埼玉大学の研究センターで活躍している。
恐ろしく頭の回転が速く、学生時代は昼間はバスケットに専念し、夕方バスケの練習を終えてから、僕達が1日かかって消化したことを1,2時間でチョチョッとこなし、凡人達をがっくりさせてくれたものである。その俊才ぶりは今も変わらない。

我々は昭和30年卒だが、医学部は一学年100人ほどの小クラスなので、割合もまとまりがよく、2年に一度のクラス会にも半数以上は出席する、ただ顔ぶれはほぼ決まっているが。
普通のサラリーマンと違い、医者の場合定年はあってないようなもので、殆どが名誉院長だの、顧問にだの、中にはまったくの現役の院長もいる。

昭和一桁は育ち盛りが戦中戦後で、食糧不足の安普請のはずだが、意外に皆元気でしぶとく仕事を続けている。
ねずみの実験でも、餌を三分の一カットすると寿命が三割がた延びると言うから、昭和一桁は若いときのカロリー不足が幸いしているのかもしれない。
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クリニックを案内した後、向かいのイタリアンで4人は飲み且つ食らった。
学生時代と変わらぬ談論風発で、店の人はこれが75,6才のジジイ達かと呆れたようである。
勿論話題は終始アンチエイジングであった。
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# by n_shioya | 2006-06-22 23:52 | アンチエイジング | Comments(0)
河原乞食
芝居は楽しい。それも小さな芝居小屋に限る。

今夕は新宿のシアターモリエールで方南ぐみの“THE面接”を楽しんできたところ。
例え小屋の名にすぎなくても、モリエールと聞いただけでもゾクゾクしてしまうのが我々世代であり、しかも主演の男優が近江谷太郎氏である。
彼は美女軍団の一人のご主人で、結婚以来出し物があるたびに楽しませていただいてきた。

役者というのは決して金にはならない、勝手にそう決めてるのかも知れぬが、舞台に入れあげている連中である。
河原乞食とはよく言ったものである。
彼女が結婚するといったとき、僕は思わず“え!河原乞食と”といってしまった。
“そうなんですよ、母にもそういわれました。”彼女は答えた。
でも、お母さんは心配してかもしれないが、僕は敬愛の念を持って河原乞食といったのは、彼女解ってくれたろうな。

ともかく面白かった。すじは一口ではいえぬほど工夫が凝らされ、テンポは軽快、どんでん返しの連続で、満員御礼の千秋楽のシアターモリエールは、二時間半、笑いが炸裂し続けた。
このところ、殺伐とした学会参加が続いたので、久しぶりに爽快な気分を取り戻すことが出来た。

近江谷君、次回が楽しみです。
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# by n_shioya | 2006-06-21 23:56 | QOL | Comments(2)
アルト・ハイデルベルク
b0084241_1010577.gifY君

君が編集に関られた芸術新潮の特集“ドイツの喜び”お送りくださり有難う。
まだこれからゆっくり読ましていただきますが、ぱらぱらとページをめくっただけで、かの国への懐かしさがふつふつと沸き起こってきます。

実は勘違いしていて、ベルリンの学会は今年ではなく来年の6月でした。
それまでこの特集をガイドに、今度はどこを遍歴するかプラニングを楽しませてもらいます。
すでに4,5回は訪れたはずのドイツですが、まだまだ行きたいところ、行くべきところは山ほどあますよね。

今回はベルリンを中心に、東独方面をじっくり味わいたいと思います。
ドレスデンライプチッヒ、そして出来ればミュンヘンにも足を伸ばし、まだヒットラーかといわれそうですが、やはりベルヒテスガルテンは見逃すことが出来ないでしょう。

そう、レーゲンスブルグにも立ち寄って、マリタとも旧交を温めたいと思います。
彼女は僕にとっては旧姓高校生がメーチェンとして夢見たドイツ少女の具現でした。
粗野なヤンキー娘、気位ばかり高いイギリス女、そして蓮っ葉なフランス女性たちとは一線を画した、こう知ったようなことを羅列するのは叔父さんの悪いくせですが、そうそれこそゲミュートリッヒという言葉がふさわしい、気配りのマークトでした。
僕は国際形成外科の副理事長として、理事の一人の彼女の優しい心遣いに何時も支えらてきました。
まだ、あの紫色のポルシェでアウトバーンをかっ飛ばしているのかしら。

それはともかくY 君、かつての旧制高校生にとってドイツはメッカでした。寮で飛び交う言葉は、隠語も含めてすべて妖しげな和製ドイツ語でした。
メーチェンから始まり、ムッター、オンケル、ガンツ、そして寮歌の出だしの掛け声は勿論“アイン、ツヴァイ、ドライ”です。

そしてそのシンボルが、あのマイヤーフェルスターの“アルト・ハイデルベルグ”。
留学中の某国の皇太子と学生酒場の少女ケーティとの束の間の物語は、宝塚歌劇にもなり、往年のファンの方ならご存知のはず。
これを下敷きにハリウッドが作った映画の題名が、なんとステューデント・プリンス。これじゃぶち壊しだと、皆悲憤慷慨したものです。

ケーティが始めて皇太子を学生酒場に迎え入れたときの詩片は今でもそらんじています。

“遠き国よりはるばると
ネカーの河の懐かしき
岸に来ませし我が君に
今ぞ捧げんゆく春の
いと麗しき花飾り。

いざや入りませ我が家に
されど去ります日もあらば
忘れたもうな若き日の
ハイデルベルグの学び舎の
幸ち多き日の思い出を。”

イヤー、長くなってしまいました。
ドイツへの想い思い出ならこうして何日でも書き続けられそうです。
幼児体験には拭いがたいものがありますね。
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# by n_shioya | 2006-06-20 22:08 | コーヒーブレーク | Comments(0)
学会の成果
3日間のA4M、日本で開催されたアメリカ抗加齢医学会を振り返ってみると、いくつかの特徴があった。

①良くも悪くもアメリカのA4Mの体質を露呈していたこと。
その露骨な商業主義、そしてタブーへの挑戦を含め。
②日本側で企画を統括された渥美、折茂両東大名誉教授の意向が反映され、より統合医学、代替医療的な面が濃く打ち出されたこと。
③市民講座の盛況ぶりを見ると、一般市民のアンチエイジングへの関心の高さに驚かされたこと

今後の課題としては

①今までの西洋医学の臓器別の分析的手法はちょうどめくらが象をなでるようなもので、人体という全体像を見失いがちだったのが、アンチエイジングという手法を突破口とし、各分野の成果を繋ぎ合わせ、一つの有機体に統合すべきこと。
②商業主義に押し流されず、しかも産学協同のメリットを生かしていくすべの模索。
老化自然現象と受け止めるべきか、またそれと病気との線引きは可能か。
④代替医療に馴染むエビデンスの取りかたの開発
日本の抗加齢医学会との関係の改善

等々が考えられるが、いずれもが一筋縄ではいかぬ難問題であり、当面はこれにチャレンジすること自体が僕自身のアンチエイジングなのだといって、この場はお茶を濁すこととする。
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# by n_shioya | 2006-06-19 23:59 | アンチエイジング | Comments(0)
父の日
今日は父の日である。

3日間続いたお台場のメリディアンでの抗加齢学会が夕方に終了したので、それから東京のレストランで家族と合流して、父の日を祝ってもらった。

母の日以外は父の日だと思っていた、などほざいたりしたのは一種のテレで、本心ではやはりとてもうれしく思っている。

ご存知だろうか?世田谷の淡島というところにドマニというレストランがあるのを。
40年ほど続いた地中海料理の店で、キャジュアルだがそれらしい雰囲気が在り、味も悪くない。
結構知っている方も多かったが、去年あたり都内数箇所に店舗を広げすぎて、倒産し閉鎖されたのが、幸い本店だけ別経営でかまた再開したのだ。

というわけで帰りがまた遅くなり、学会の報告は明日に延ばしたので、ご勘弁を。
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# by n_shioya | 2006-06-18 23:46 | Comments(0)
アンチエイジング ディナー
朝八時から夜六時半まで、休憩なしに講演を聞き続けると、頭が学問で破裂しそうになる。
これは怠け者の僕は学生時代からいままで一度もしたことの無い経験である。
それほど内容の濃い発表の連続だった。

その中のいくつかをご紹介すると、まずアイ・オープナーのブルジンスキー教授による遺伝子レベルでのアンチエイジングの手法。

ついで白壁先生の“美容外科におけるアジア人のためのアンチエイジング”。
東洋人と西洋人の顔の造作の差による老化の違い。
いつもながら先生独自の観察と分析が窺えて、大変参考になった。
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午後は漢方を含め、世界各国のアンチエイジングの取り組み。
色々と新しい手法が紹介された中で、いまだに成長ホルモンも根強いファンが居ることが印象的だった。

夜はガラ懇親会
シェフが工夫したアンチエイジング・ディナーということだったが、ビュフェなのであいも変わらずラムやローストビーフをパクついてしまった。
やはりディナーがアンチエイジングであるためには、お仕着せのコースの必要がある。
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# by n_shioya | 2006-06-17 22:21 | 食生活 | Comments(0)
アメリカ人の考えるアンチエイジング
“あのさ、アンチエイジングとかいうのやってたわ、地下一階で。”

そのアンチエイジングの学会の一日目を終え、メリディアンのコーヒーショップで、チョコレートパフェを待ってると、隣の三人づれの女の一人がしゃべっている。
声高なので、聞き耳を立てなくも自然に聞こえてくる。

“何、アンチエイジングって?”
“あれよ、クリームだの、サプリだの、デトックスだの。
肌が若返るっていうけどホントかしら?”
なんとも雑駁なやりとりだが、アンチエイジングの現状を反映して興味深い。

“今日さ、何もやることが無いなと思ってたら、ポスターを見たの。アンチエイジング学会にどうぞ、って。
そんでちょっとのぞいてみたら、いろんな会社のコーナーがあって、よ、体にいい水とか置いてあったわ。
でも、係りが説明するだけでサンプルお土産くれるわけじゃないの。クリームでもドリンクでも、何でもいいけどさ、くれりゃいいのに。
そう、奥でなんか話し合いをやってたわ、あれが学会だったのかしら。“

せっかく世界中からエキスパートを集め、アメリカのアンチエイジング医学会が日本で開催した初の国際会議も、街のおばちゃんたちにかかっては形無しである。

だが、中では実に中身の濃い、最先端のテーマが熱心に討議されていた。

9時の開会式に始まり、終わったのが夜の8時である。
何事でも本音むき出しのヤンキー気質丸出しの米国抗加齢医学会である。
目指すところも、老いは自然現象と受け止め、ただ緩やかにそしてピンピンコロリなどというまだるっこしいことは言わず、ずばり不老不死こそアンチエイジングのゴールだという。
そのためにはホルモン補充はもちろん、遺伝子操作、再生医療なんでもありだ。

に関してもあからさまである。
いくつになっても男と女。など、わがアンチエイジング・ネットワークの五箇条のような、オブラートに包んだ言い方はせず、いかに機能を回復、維持するかを、図解であの手この手をスクリーンに映し出す。

ポルノすれすれの映像の連続に、一般市民も多数混じっている参加者から、悲鳴とも感嘆ともつかぬ歓声が沸き起こった。
だが何もそこまで無理しなくても、というのが大方の受け止め方のようであった。

これだけは具体的な映像をアップできないのが残念である。
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# by n_shioya | 2006-06-16 21:57 | アンチエイジング | Comments(0)
拍手のない演奏
b0084241_1094980.gifきょうのN響の定期演奏会は、2日前に亡くなったN響の元正指揮者岩城宏之氏を追悼し、バッハのアリアから始まった。

広いサントリーホールに切々とアリアが響く。
演奏が終わり、暫し静寂の後、指揮者が去っていった。
そして、会員は皆在りし日の氏の活動を思い浮かべ、追悼をささげた。

やがて予定のプログラムの演奏が再開された。
武満徹のセレモニアル、そしてモーツァルトのピアノ協奏曲。これは予定されていたイングリッド・へブラーが急病で来られなくなり、代演となったのは残念至極。
休憩後のフランクの交響曲はなかなかよかった。
指揮はミュンヘン生まれの日独混血の準・メルクル。好感の持てる47才である。
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# by n_shioya | 2006-06-15 23:09 | Comments(0)
キレーションからの生還
b0084241_9333187.gif今日はついに第一回キレーションをうけた。
無事、今終わったところである。

まず血圧と血糖値をはかり、点滴を開始したのが2時半ごろ。
眺めていると、点滴ボトルの中身はなかなか減らない。
そのうちなんかボーっと眠くなり、ソファーでうつらうつらしていると、4時のアポの方々が見えた。

ジョンソン・エンド・ジョンソンとPR会社プラップの美女軍団である。キズパワーパッドのプロモーションのため、キズケア委員会を立ち上げた頃からのメンバーの一人が退職されるので、その挨拶ということである。
創立メンバーが一人減るのは残念だが、おかげさまでキズケアパッドの売り上げも順調で、安定成長をしているようだ。

この眠さというか、けだるさが取れるのには2,3時間かかるそうだが、これも初回だけだそうである。
回復しだい、栄養補給に出かけるつもり。幸い銀座ならその場所には事欠かない。
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# by n_shioya | 2006-06-14 19:02 | 全身療法 | Comments(0)
ガラスの魔力
サッカーで日本が負けたせいか、社長の朝の訓示は何時になく、いや常にも増してというべきか、厳しかった。

b0084241_18495320.gif開院以来三ヶ月。ちょうど路線の見直しと確認の時期である。
コンシェルジェ、看護師、事務方、皆始めての業務だが、よくやってくれてると思う。
だが、この銀座の地で、新たな事業を展開するのは並大抵なことではない。
創意と工夫と、なおいっそうの努力が必要だろう。

午後はサプリメント・スペシャリストのマリーが立ち寄った。彼女と秘書の渡辺嬢を引き連れ、一寸だけ隣の画廊を覗きに行った。
NORI画廊といって、前にも書いたが、順天堂の食道外科の名手、鶴丸教授の奥さんが開いている画廊である。
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ちょうどガラス工芸家の展示を開催していた。

ベネチア風、和風、スカンディナビア風さまざまな食器や飾り物を眺めながら、僕はスウェーデンのガラスの森を思い出した。
スウェーデンの南には広大な松林があり、その中にコスタ・ボーダオレフォスなど馴染み深いガラスのメーカーが集まっていて、グラース・カントリーと呼ばれている。
昔は赤松を燃やしてガラスを作ったので、ここにガラスの工場が集中したのだそうだ。
灼熱した赤い飴のような塊が、細い金管の先で風船のように膨らみながら、くるくると形を成していく様は、まるで魔術のようであった。

ベネチア風の赤いワングラスは鶴丸夫人にあのキャサリーン・ヘップバーンの名画「旅情」を思い出させたようである。
黒白だったような感じがするけど、赤いワイングラスがシンボリックだったのは、やはりカラーだったからかしら?

僕も同じような疑問をもてあそんでいた。
こんなことは淀長さんに聞けば一発で分かるはずだが、もう彼も故人である。
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# by n_shioya | 2006-06-13 23:59 | Comments(1)
新宿区医師会
今日は新宿区医師会に招かれ、アンチエイジングの現況について話をさせていただいた。
昨今、アンチエイジング流行りでネコも杓子もというと語弊があるが、何かアンチエイジングという言葉が独り歩きし、アンチエイジングとつけると金のなる木と勘違いし、またその風潮に便乗する輩も増え、まじめな医師会員の方々は、どう捉えてよいか迷っておられるようだ。
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確かにコマーシャリズムが先行したり、各界で専門医制度という名の家元制度が横行していることは嘆かわしいが、そのような弊害を排除すべく、日本抗加齢医学会はそれなりの努力はしているつもりである。
また抗加齢という手法そのものは、まだまだエビデンスの確立が必要だが、今後統合医学の中での有力な武器となりうるといった主旨のお話をした。

いつも感ずることだが、このような講演の機会は、自分の考えを纏めるのに役立つし、また、熱心がご質問の数々は、新たな問題提起であったり、別の視点を気づかされることにもなり、大変勉強になる。

この企画をされた丹羽委員長は横浜市大の出身で、副会長の平野先生は北里大学の一期生であった。

こうして昔の仲間にめぐり合えるのは、何時もながらとても楽しいことだ。
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# by n_shioya | 2006-06-12 23:35 | アンチエイジング | Comments(0)
親子どんぶり
今年の山はの到来が遅い。
例年ならもう盛りを過ぎているはずのれんげつつじもまだつぼみが固い。
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梅雨前線の接近で降り込められることを覚悟で山小屋で過ごした週末だったが、幸いに土曜日はお日様を拝むことが出来た。
新緑だが花は少ない。だが、ここに来るだけで全身が浄化される気分である。
目に若葉、耳にはホトトギスの鳴き声、胸には清浄な山の空気。そして口には、そう、地鶏の親子どんぶり

中央高速を降りて農道を北上し、清里への上り坂の手前に、渓谷に架かる長い橋がある。
左に八ヶ岳が威容を現し、右には甲斐連山のかなたに富士山が顔をのぞかせる絶景である。
その橋の袂に養鶏で知られた農園の小売店があり、卵や野菜を販売しているが、軽食も食べられる。
以前からそこの親子どんぶりが気になっていたが、食事時に通る機会がなく、いつも看板だけを眺めては通り過ぎていた。

それが今回は昼飯時にその店に差し掛かり、その親子どんぶりを試食することが出来てやっと気が済んだといえば、お前の好奇心など、その程度のものかといわれそうだが。
卵を産んだ地鶏の親子だから、文字通りの親子どんぶりだというのが店の自慢である。
確かに朴訥などんぶりで、味わい豊かだった。
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前回から間があまり開いてないので、家も汚れてないし、体もすぐ慣れてくれた。
もう何日も山で暮らしていたような気がする。

今日はこれから下山だが、次回はいつ来れるだろう。
横浜からだと片道三時間半の道のりである。一晩どまりだとちときつい。
東京からなら毎週末でも来れる近さなのだが。
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# by n_shioya | 2006-06-11 23:04 | Comments(0)
NY式デトックス生活
b0084241_1434197.jpg今日は朝から上符院長の力作、「NY式デトックス生活」を読みふけり、やっと夕方読み終えた。
非常に読みやすく、上符院長の目指すところが良くわかり、またアンチエイジングにかける彼の熱情が良く伝わって感銘を受けた。

そしてまた、なぜ彼の診察が時間がかかるかも理解できるようになった。
一人一時間の予定がすぐ二時間、三時間になり昼飯もそこそこに、夜中近く及ぶこともしばしばである。
患者は皆納得し上符教信者になって満足して帰るが、予約を管理するコンシェルジェ嬢や看護師一同の苦労は並大抵でない。

実はアンチエイジングは僕自身が説いているように、9割はバランスの取れた食事と適度な運動であるが、それを守るのが現代社会では困難なので、取り立ててアンチエイジングと叫ぶ必要が生ずる。
つまりこれはライフスタイルまで踏み込んでの指導が必要であり、また、長続きさせるためには、なぜアンチエイジングが必要かの理解を得、モティベーションを持たせなければならない。

これは根気の要る仕事である。

具体的に言えば、僕自身、上符先生の200ページの著書を一日かけて読み終えて、はじめてキレーションとサプリメントの大切さが飲み込めた。
そしてある程度食生活も改め、キレーションを受け、薦められたサプリも飲んでみようという気になった。
だが、これもいつまで持つか自信はない。

アンチエイジングはライフスタイルの見直しを要求する。
しかも5年10年先を見据えた、健康長寿への先行投資である。
盲腸炎とか心筋梗塞のような疾病対策と違って、痛みとか苦しみとかの警鐘を伴わない。
つまり当人に自覚症状が無い。

しかも疾病治療と違って、即効性に乏しい。
とりあえず検査値は改善されても、本人がなんとなくい体調が良くなってきたと感ずるのに最低数ヶ月の継続が必要だという。
つまり有り難味がわかりにくい。

こう考えるとアンチエイジングというのは、今われわれが置かれている不健康な劣悪な環境の中でサバイバルのための、新たなライフスタイルの提唱ともいえる。

上符先生、一緒にがんばりましょう、時間の有効活用は考えながら。
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# by n_shioya | 2006-06-10 23:59 | 全身療法 | Comments(0)
遠来の友
友あり、遠方より来る。また楽しからずや。
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今日は九州から教授就任一年目の大滋弥君が、同僚の皮膚科の教授とクリニックに訪ねて来てくれた。
大滋弥君はかつてのレジデントの中でも、最もまじめで、腕も優れ人柄も良かった一人である。

忘れる前にと、まず皮製のゲストブックにサインをいただく。
10年前の、創傷治癒センター開設以来の訪問者の方々が名を連ねている由緒あるゲストブックだ。
最近のページには、王監督の名前もあるし、もちろん昨日の岡本氏のお言葉も記されている。

これから教授に昇任するレジデントも居れば、もう定年退官という昔のレジデントも居る。今年は近畿大学の上石君がその番だ。
日本の頭蓋顎顔面外科のパイオニアであり、北里大学では長いこと助教授として僕を助けてくれた。その君がもう定年。こちらも年をとるはずである。

年寄りにとって一番の楽しみは、昔の弟子の活躍である。
幸い僕は優秀な弟子に恵まれた。

今旬の男の一人は横浜市大の鳥飼教授だ。上石君の愛弟子である。
女子医大にいった前田教授はだいぶ前に退官。今はがんの代替医療にこっている。
そう、横浜市大の口腔外科の藤田教授も今年定年か?いささか頑固者だったが、僕にはいい薬だった 。

昔の北里の良いところは人事がおおらかで、自由に基礎学者を招聘できたことだ。
皆それぞれが日本中の基礎の教室で活躍している。
まずは日本の皮膚再生医療のパイオニアの広島大学の吉里教授
そして北里大学の人工皮膚センターの黒柳教授
さらに鳥取大学では生物学教室で猪原教授が今も胎児の創傷治癒の研究を続けてくれている。

大学以外では、聖路加病院の大竹部長は美容外科では日本一といえるだろう。
また白金の北里研究所病院では宇津木部長が、究極のしわ取り術とともに独特のスキンケア理論を展開している。
また今の日本で肌の若返りは、湘南鎌倉病院の山下部長をおいて語ることは出来まい。
そして佐久病院では農村医療の若月先生の伝統を継いで、熱傷、褥瘡を中心に地域医療を支えているのが大谷津君である。
また、岐阜の市田先生と自由が丘クリニックの古山院長は、開業医の雄といえよう。
そのほか活躍している弟子どもは枚挙にいとまない。

ま、自画自賛ではないが、日本の形成外科・美容外科の基礎と臨床の重要な一角を昔のレジデントたちが担ってくれているといってもよいだろう。

誤解しないでいただきたい、僕は自分の過去を自慢しているのではない、はじめに言ったように、素晴らしい弟子に恵まれたと幸せを噛みしめているだけのだ。

そしてこのブログの主も、美女軍団にうつつを抜かしているだけの風顛老人ではなさそうだと、気がついていただければ望外の幸せである。
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# by n_shioya | 2006-06-09 12:59 | QOL | Comments(0)
新現役ネット
今日は珍しい方がクリニックにお見えになった。
外交評論家の岡本行夫氏である。
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湾岸戦争後、外務省を退官され岡本アソシエイツを設立、小泉首相の特別補佐官としてイラク問題で活躍されてきたことはご承知の通り。
その他多方面で活動をされているが、今回は氏の主宰されるNPO法人新現役ネットについてお話を伺いたく、お招きしたのである。

紹介してくださったのは、われわれのNPO法人アンチエイジング・ネットワークの顧問でもあり、ブログにもたびたび登場する謎の美女軍団の司令官の朝倉匠子女史である。
我々のNPO法人アンチエイジング・ネットワークは、健康長寿を医療の立場から支えるものとしてスタートしたが、その先には健康長寿何の為?すなわち高齢者の生きがいに通ずる大問題を抱えている。端的に言えば活動の場の提供である。

その意味で、われわれのNPOが医療を中心とした健康長寿の手段の構築のネットワークとすれば、岡本氏のはそれによって得られた健康な高齢者の生きがい、つまり目的の創出に関るものであり、われわれも参加して、今後は協力体制を築ければという話になった。

だが、じつは岡本氏にお会いしたのには別の理由が立派に存在していたのである。
それは累卵の危うきにある日本外交を、専門の立場からどうご覧になっているか、お伺いしたかったのだ。

経済、政治に全く疎い僕でも、昨今の日本外交にはあぶなっかさ感じている。
具体的にわが国の場合、アメリカの機嫌を損なわず、アジア諸国特に中国との関係を大事にしなければならない。
この綱渡りが生易しいものでないことは承知しているつもりだ。
だが今の拙劣な外交は、誰の責任にせよ、極東の島国をさらに孤島へとおいつめようとしているように思えて仕方が無い。

それに対する岡本氏のお答えは、いつもどおり明快であり、またある程度は予測されていた内容であったが、あまりにも生々しいので、たとえ個人のブログでもそのままお伝えすると氏にご迷惑がかかるかもしれないので、控えさせていただく。
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# by n_shioya | 2006-06-08 23:59 | QOL | Comments(0)
会議の1日
今日は新宿で会議の一日だった。

午前中はライカの傘下の全国六つのクリニック合同会議
ライカと言うのは五つの発毛のクリニックと銀座のアンチエイジング・クリニックを束ねている、マネージメントカンパニーである。

発毛クリニックのほうはもう立ち上げて5年ほどになり、発毛専門のクリニックとしては高い評価を確立し、経営基盤も安定している。
銀座クリニックは発足してまだ三ヶ月、キレーションという新しい分野の専門クリニックであり、当分は兄貴分の発毛クリニックのサポートを必要としている。

午後はそれらのクリニックのスタッフの研修会の終了式
じつは僕は知らなかったが、昨日一日と今日の午前中、スタッフ全員の年次研修会が行われたいたのだ。
いろいろな功労賞がそれぞれのスタッフに授与され、最後に医師側からの祝辞が述べられた。
皆さんご苦労様
そしてまた一年頑張りましょう。



夜は夜で、僕が理事長を勤めるNPO法人アンチエイジング・ネットワークの理事会と懇親会。
その模様は、月曜日に開催されたやはりNPO法人創傷治癒センターの理事会、懇親会の模様とともに明日にでも上げることとする。
もうすぐ今日が終わる。
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# by n_shioya | 2006-06-07 23:14 | アンチエイジング | Comments(2)
男中の男一匹
“エステティックの学校を30年続けてきて、いまだに持ち続けているがある。”



滝川学院の同窓会エステジュールの席で卒業生と来賓の方々を前に、滝川会長はこう熱っぽくいわれた。
それは、“大学の医学部では教育だけでなく研究も重視するように、滝川学院をエステティックの研究の場にしたい。そしてエステティックをもっと学問的なもに育てたい”という夢である。

僕はこういう会長が好きである。

明日の稼ぎしか考えず、エステティッシャンをディスポのように扱うサロン経営者の多い中で、滝川会長のように大局的に先を見据えて考え、行動する方は少ない。
エステティック工業会も会長のリーダーシップの下、快進撃を続けている。
いっそエステ業界全体の舵取りをしてくださればと願っているものも少なくない。

しかも会長は生粋の江戸っ子
三社祭、大相撲そしてお茶屋。どの場面でもこれほどぴったりの男前を見たことはない。

なんかエステジュールの総会、講演会そして引き続き開かれた懇親会のことを書くはずが、会長礼賛になってしまった。
それほど滝川会長は男中の男一匹である。


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# by n_shioya | 2006-06-06 22:43 | Comments(0)
美と健康
秋山先生:

老年学開講おめでとうございます。
土曜日にシンポジュームでお目にかかれたことは望外の幸せでした。

あの時申し上げ、また昨日のブログにも載せたように、NPO法人アンチエイジング・ネットワークのやろうとしていることは、ネットの上での老年学の構築だったときが付いたからです。
また近い内にお目にかかり、できれば大内教授とご一緒にでも今後のジェロントロジーそしてアンチエイジングのあり方についてお話し合いが出来ればと思います。

ところで昨今、アンチエイジングというとすぐ美と健康というキーワードが出てまいりますが、
友情出演の滝野文恵さんとジャパンポンポンの溌剌とした踊りは、まさにその象徴で、とても平均年齢65歳とは思えない健康美でした。
b0084241_6534049.jpg

これから三年間、老年学研究室の課題は山積みでしょうができればそのの一つとして、美の問題も加えていただければと思います。

それは端的には肌の若返りであり、また心へのフィードバックの問題でもあります。
NPO法人のアンチエイジング五箇条の第一条で、「いくつになっても男と女」と謳ったのは、このようなことを含めたおしゃれ心の大切さを強調したつもりです。

先般開催された抗加齢医学会では、坪田会長の発案で「見た目とアンチエイジング」というシンポジュームの司会を務めましたが、なかなか面白いくくりだったと思います。
皮膚の若返りは所詮カモフラージュで、本来のアンチエイジングからは外れるという考えの方も居られますが、カモフラージュでもそれなりの意味はあり、またこれからは全身のアンチエイジングと局所のスキンケアとの相乗効果を狙った内外美容の開発も必要と考えております。

先生はミシガン大学に長く居られたとお聞きしましたが、先日申し上げたように、私の次女もミシガン大学で美術を学び、その後絵本の作成にかかわり、結婚して今はニューヨークで三児の母親をやっております。
また、ミシガン大学の元の形成外科部長のスミス教授は親友で、今はフロリダ大学ですが、いろいろな意味で僕にとってアナーバーは懐かしい町です。

教室のご発展をお祈りしています。
また今後ともよろしくお願いします。
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# by n_shioya | 2006-06-05 22:53 | アンチエイジング | Comments(0)
サプリメントは必要か?
再び大内先生へ:

b0084241_4383073.jpgサプリメントの是非についてのフロアからご質問を振ってくださいましたが、それに対するお答えが不得要領だったような気がするので、改めて纏めて見るとこういうお答えすべきだったと思います。

まず現状ではサプリメントの問題は混沌としており、コマーシャリズムがそれに拍車をかけていることは確かである。
本当に必要というデータもそろっていないが、全く無駄だとかいえるわけでもない。

アンチエイジングとは畢竟ライフスタイルの問題で、適度な運動バランスの取れた食事で9割は達成できるはずだが、現在の社会生活で、特に食生活でバランスの取れた規則正しい食生活を確保することが困難である。
その意味で、ある種のビタミン剤は必須サプリと考えていいのではないか。また、CoQ10なども今後の研究で、もっと必要性が認識されるかもしれない。

ただサプリを含め、代替医療の手法は西洋医学の臓器別分析的手法の限界を補完するものであり、エビデンスのとり方にしても、それに適したパラメーターの開発が必要になるのではなかろうか。

取りあえずはアンチエイジング・ドック的な検診により、まず不足が証明されたものに関してはサプリで補うのも必要であろうし、また、高齢者の場合はとりあえずはマルチビタミンは必須と考え、場合によってはそれにCoQ10などを加えるのは許されるのではないであろうか。

しかし基本はあくまでバランスの取れた食生活で、サプリメントはあくまでサプリメント、つまり補助手段であることを忘れないで欲しい。

ま、以上のようにお答えすべきだったかと反省しております。
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# by n_shioya | 2006-06-04 20:38 | サプリメント | Comments(0)
ジェロントロジー
b0084241_15152034.jpg大内先生:

今日は本当にジェロントロジー寄付研究部門開設おめでとうございました。
また、シンポジュームではわざわざNPOアンチエイジング・ネットワークをご紹介くださり、また、懇親会では乾杯の発声までご指名いただき誠に光栄でした。ただ、ジュースと間違えてウィスキーの水割りをがぶ飲みしてをり、いささか呂律が回らず、ご迷惑をおかけしたのでは、と心配しております。

50年ぶりの安田講堂も、あの30年前の安田砦の攻防戦の跡形もなく、新築なった新病棟、立派になった山上会議所も初めてで、これだけは昔ながらの銀杏並木に聊かのノスタルジアを覚えました。

シンポジュームについては「長寿社会の食育・体育・知育」「シニア向けモノ作り工学の事例と課題」等々、すべての演題が大変勉強になりましたが、ひとつ改めて気づいたことがあります。
それはジェロントロジーアンチエイジングとの関係です。

今日本で老年学として誕生しつつあるこの分野は、アメリカではジェロントロジーとして高齢者に関るすべてを包括する学問として確立されているようです。
そのため10年ほど前から始まったアンチエイジングは始めはホルモン補充療法を中心にサプリメントの業界の後押しでここまで伸びてきた。したがってアメリカ国内での受け止められ方も、老年学の一分野か、むしろ異端児として扱われてきたのではないか。

その間の事情を知らずに、僕はアンチエイジングネットワークを立ち上げたときは、肌の若返りやホルモン補充療法といった手法を中核においても、その幅広い裾野、例えば食生活や運動といったライフスタイル、さらには介護など社会的な問題などにつなげていくことを考えたわけです。
考えてみればこれはジェロントロジーの世界ですね。

だが今こうして老年学という確立された分野の存在を知ると、これからは僕自身の活動のジャンルを老年学として幅広く定義しなおすべきか、むしろ老年学の一端を担うものとして、手法としてのアンチエイジング、つまりはホルモン補充療法、抗酸化療法、そして免疫能賦活それと並行しての肌の若返りなどに焦点を絞り込むべきか、改めて考え直しています。

こんな抽象的な議論はともかく、老年学とアンチエイジングは密な関係にあるわけですから、これからは是非秋山先生ともご一緒に、この問題に取り組んでいきたいと思います。

秋山教授のもと、今後の部門の発展をお祈りしています
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# by n_shioya | 2006-06-03 22:37 | アンチエイジング | Comments(0)
アンチ・アンチエイジングの一夜
ホテルの支配人が知り合いというのは、客船の船長と親しい仲だというなもで、何かにつけて便利だし、安心なものだぜ、とパリやニューヨークなど各地のホテルのマネジャーを紹介してくれたのは、横浜のインターコンチの総支配人のトウルニエ氏だった。
確かに飛行機でもパイロットが患者だったり、スチューワデスが娘の友達だったりすると気分がいいものである。

などもったいぶって書き始めたのは、じつは昨夜帝国ホテルの会長に夕食のお招きを受けたからである。日本一の帝国ホテルですぞ、そのありがたみも日本一というわけだ。

藤居会長は銀座クリニックの上符院長の昔からのお知り合いで、クリニックの披露パーティにもお越しくださり、一度食事でもとお誘いを受けていたのだった。
というわけで昨夜は、最上階の嘉門で鉄板焼きをご馳走になった。確かここは元はフォンテンブローというフレンチだったが、10年ほど前から衣替えして、今は中二階にあるセゾンが帝国ホテルのフレンチということである。

この道20年の氏からホテル経営のご苦労ノウハウを伺い、顧客サービス、ブランド確立、そして危機管理など、ホテル経営もクリニック経営も内容こそ違え、その難しさと楽しさは本質的には変わりないと感じた。

アンチエイジングの厳しいコーチである上符院長の険しい目つきを無視し僕と藤居会長は、今宵だけはサーロインでコレステロール値を高め、ロブスターで血中の抗体を急増させ、飲みかつ食らいのアンチ・アンチエイジングのかぎりをつくした一夜だった。

要するに週明け早々、デトックスですべてを洗い流せばいいんでしょ、上符先生。
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# by n_shioya | 2006-06-02 23:59 | Comments(0)
ブログ・トリオ
b0084241_10233137.gif年のせいか朝早く目が覚めてしまう。

いつもはなんとなくグダグダとベッドにしがみついているが、いっそ思い切って早起きして仕事を始めちゃったら、と配偶者に叱咤され、飛び出して銀座に着いたのが朝の7時半である。

店はほとんどまだ閉まっており、裏通りはに台所をさらけ出して店先を掃除する人や、ごみ処理の車などが走りまわっているだけで、なんとなく生活臭が漂い、昼間のそして夜に見せるよそ行きの顔とは様変わりしている。

なぜか僕はパリやニューヨークを思い出し懐かしくなった。
どうしてだろう?
そうこれはスッピンの銀座なんだ、と気がついた。

パリやニューヨークでは旅行者としてホテルに泊まるので、朝散歩する時に見るのは素顔の街である。
それが横浜に住んでいると東京に泊まることはあまり無いので、素顔の銀座が海外の街のように新鮮に感じられるのではなかろうか。

ところで先週末にブログ一周年を迎えたことは既に書いたとおり。
我ながら良く毎日続けたと思うが、実は背後には3名の強力な助っ人が居た。
その3人と一緒に昼は、シャンパンと軽食でお祝いをした。

女性二人は顔色ひとつ変えないのに、元新聞記者の広報担当部長だけは一杯のシャンペンで顔が真っ赤になり、なぜ白いワインで顔が赤くなるのだろう、と勝手に不思議がっていた。

それはともかくブログ・トリオさん達、これからもよろしくお願いします。
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# by n_shioya | 2006-06-01 22:20 | Comments(1)
ファンケル訪問
ファンケル

これが銀座のど真ん中とは思わぬでしょう。

ところがこれは4丁目かどのファンケルビルの屋上庭園である。
そして銀座クリニックとファンケルの美女軍団に囲まれて相好を崩しているのが、誰かは言うもおろかであろう。

銀座の住人になってはや2ヶ月。
銀座の楽しさを満喫している。美女やおいしいものだけでは無い。銀座の土地柄というべきか。
何かこう、背筋をピンとはって仕事をせにゃ、という感じに人をさせるところである。

この二ヶ月。クリニックの立ち上げに追われ、というのはもちろんほとんどの時間はお茶の時間だと認めたうえでだが、活動範囲は松屋の向かいのブロックに限られていた。
そこで今日はクリニックの美女軍団を引き連れ、4丁目交差点を渡河したのである。

同じ銀座でも交差点を境にクリニックのある京橋寄りと、反対の新橋側ではどこか違うのが面白い。
どちらがいいとか言うことではなく、何か様子が違うとは誰もが感ずることのようだ。

今日の目的地はコアビルの向こうのファンケルビルである。

数年前、僕はファンケルの研究所の顧問を務めていたことがある。その頃のサプリや化粧品の開発の経験が、今のアンチエイジングの研究に役立っているが、当時ファンケルではこの銀座ビル設立の構想が練られていた。
途中から僕は今の仕事に移ってしまい、ファンケルの銀座ビルのその後は見届けてないので、今日の表敬訪問になったわけである。

10階からしたまで全部見学させてもらったが、すべてのフロアが屋上庭園と同じすがすがしいファンケル色が溢れ、銀座の一角に一陣の涼風が吹き込んだ感じで、ここにいたる紆余曲折を垣間見たものとしては、嬉しくもあり安心もした。

同じ銀座の住人である。これからは交流を深めましょうと約して二つの美女軍団は別かれた。
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# by n_shioya | 2006-05-31 22:29 | Comments(0)
青臭い老人
b0084241_6414493.jpg女刺客がまた二人現れた。

ロフィシャル・ジャポンという女性雑誌の編集者とライターである。
これからアンチエイジングについてのシリーズを続けたいという。
今回はその皮切りということで、おおよそのことは僕の著書「アンチエイジングのすすめ」から要約していただくことにし、お茶と雑談に励んでいる内に一時間たってしまい、次のアポの方がお見えになった。

次のお客は男性二人で、は今都内某所に建設中のホテル、オフィス、レジデンスコンプレックスの中に、アメリカの某名門医科大学と提携したクリニック・フロアを持ち込もうという壮大な話である。
その中に目玉の一つとして、アンチエイジングを取り入れたいということで、趣旨には当方も大賛成。
できれば旧態依然の日本の医療に風穴を明けてなど、年甲斐もなく40年前に医療革命を叫んだ青医連が火付け役となった大学紛争にまで話をひろげ、これも老化現象の表れだったかと後で反省した次第。

夜は夜でバーリントンハウスの五味院長と抗加齢医学会事務局長の恵理ちゃんとステーキをぱくつきながら、バーリントンハウスのコンセプトに関し、これまた喧々諤々の大議論。
このブログの著者、老化どころかまだまだ青臭いですな。
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# by n_shioya | 2006-05-30 23:07 | Comments(0)
エステティック
今日の午後はエステティック研究財団の今年度最後の理事会があった。

僕の理事長としても最後の理事会のはずである。
というのは去年の暮れ、白内障の手術を受けたとき、眼底にも問題があるから少し仕事を控え、しばらくはアンチエイジング・メディシンに専念するよう、主治医からの指示があった。
早速エステ機構のほうは理事長を交代していただいたが、財団のほうは6月が任期なのでそれまではとつづけてきたが、先週やっと後任候補の方のめどがついたので、職を解いていただくことにしたのである。

発足当時、理事として参加して以来だからもう13,4年になるだろうか。
おかげさまでいろいろとエステティックの勉強をさせていただいた。
滝川さんや植村さんまた松本さんなど、エステ業界のリーダー格の方々ともお近づきになれたし、また財団の事務局の方々にはおんぶに抱っこでお世話になってしまった。

今後はエステの団体活動からは手を引くが、銀座クリニックでのエステの導入や滝川学院のお手伝いなど、個々の場でエステティックとのつながりは続け、アンチエイジング医療の中でエステティックを生かしていくことを考えたい。
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# by n_shioya | 2006-05-29 22:55 | エステティック | Comments(1)
五味先生礼賛
昨夜は五味先生の山荘で夕食をご馳走になった。

五味先生は先週オープンしたバーリントンハウス馬事公苑のクリニック院長である。
山荘の在り処は個人情報保護法に触れるため明らかに出来ないが、白樺と落葉松に囲まれた山あいにあり、仰げば雄大な八ヶ岳連峰の稜線、みおろせば岩を噛み砕く渓流という絶好のロケーションである。

先生手作りのご馳走のメインはチーズフォンデュだったが、そのほか当地名産の馬刺しや高原野菜のサラダ、近所のソーセージ工場のサラミなど、ご自身のそしてまた僕の好物の品々が取り揃えられていた。
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まずは僕が持参したドン・ぺリニオンのビンテージもので乾杯をする。

バーリントンハウスも真にえがたい人材に医療のヘルムをおまかせすることになった。
まず、先生は三月までは現役の心臓血管外科医だった。
こういっては差しさわりが無いではないが、外科医が内科をカバーすることは出来ても、その逆は無理である。
また、オスラー博士の有名な言葉どおり、人体の老化は血管の老化に比例する、つまり抗加齢の核心は血管系にある。それはすべての臓器は血管により酸素や栄養素の補給を受けているからである。

第二に先生は趣味もそして話題も豊富である。そしてご自身これから、バーリントンハウスの提唱するプラチナライフを設計されようとしている。
クリニックの院長というより、バーリントンハウスの住人とプラチナライフを謳歌されるのではないだろうか。
唯一難点は大のゴルフ好きということだ。昨日もご夫婦で雨の中でプレーを楽しまれたそうである。
このゴルフという奴が残念ながら僕がついていけない領域だが、これは僕のほうが軍門に下ることにし、来週からでも練習を始めることを約した。本当ですかね?

第三にそしてこれがもっとも大事だが、お人柄である。
誰とも分け隔てなく接しられ、また誰からも信頼されるお得な性格である。
先週も先生が応対されたおかげで入居者が二人増えたという。

など話に花を咲かせているうちに11時となり、山荘をおいとました。

メディケア・レジデンスを謳っているバーリントンハウスである。
入江社長、五味先生にゆめ失礼のないようお願いしますぞ。
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# by n_shioya | 2006-05-28 14:46 | アンチエイジング | Comments(0)
今日も学会
b0084241_11211533.jpg今日は日帰りで甲府を往復した。
横浜市大のときの仲間が褥瘡学会の第三回関東甲信越地方会の会長をやってるので敬意を表してきたのだ。

抗加齢医学会もそうだが、褥瘡学会も急速に大きくなったものである。
10名ほどの関係者で立ち上げたのが6,7年前。それが今では秋の総会時には数千名のメンバーが集まる。

褥瘡というと、それなんですかと聞き返されることが多い。
いわゆる床ずれである。高齢化社会で寝たきり老人が増え、褥瘡対策はいまや一大医療問題いや社会問題となりつつある。

実は床ずれという言葉が良くない。寝てれば出来てしょうがないという感じだからだ。
褥瘡対策の根本は予防にある。つまり褥瘡は防げるということだ、といっても寝たきり老人に対しては、大変なエキスパートケアが必要だが。
こういったことや、不幸にしていったん出来たものに対しどう対処するか、学会の進歩とともに急速に改善されてきた。

だが、もっと根本的な問題は、寝たきり老人を作らないことにある。
この点わが国はまだまだ後進国だが、これこそ先週開催された、抗加齢医学会、アンチエイジング医療の最大の課題である。
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# by n_shioya | 2006-05-27 18:02 | Comments(0)
ブログ一周年
ブログをはじめて今日で丸一年
一日も欠かさず書き続けたので、これが366回目になる。
我ながらたいしたものだと感激している。

今まではライブドアのお世話になっていたが、今日からはエキサイトに移り、昔の分も徐々にこちらに移動することになっているので、これからもご愛読の程を。

シャンペンツリーの思い出とはこうである。

25年ほど前、学会の会長招宴でシャンパンツリーをやろうとした。それを聞いたホテルのマネージャーが真っ青になり、先生それだけは勘弁してくださいという。
わけを聞くと、彼が研修でロンドンのリッツに居たとき、大きな夜会でシャンパンツリーが用意された。ところが誰かの服のすそが当たり、グラスのピラミッドが一瞬にして砕け散ったのを見たという。

じゃ、安いグラスでやれば、というと、それは駄目です。安いのはたわむのでピラミッドにならないので。
よし、なんかあれば全部弁償するといって決行し、その頃は日本ではまだなじみが薄かったシャンペン・ツリーは、大好評を博したしたのである。

実はモエ・シャンドンを扱っていたクリスチャン・ディオールの支店長から、液体のほうは無償提供を受けることになっていたので、こちらも賭けに出る勇気をもてたのだ。

その支店長は文化交流の功績が認められ、その後フランス政府から勲されたが、数年前にお亡くなりになった。
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# by n_shioya | 2006-05-26 22:47 | コーヒーブレーク | Comments(2)
シャンパン・ツリー
b0084241_1992464.gif圧巻はシャンパンツリーだった。

折口会長、入江社長そして二人の副支配人
が、それぞれロゼのシャンパンを手にし、ピラミッド上に組み上げられたグラスの天辺から注いでゆく。
徐々に一番下のグラスまで、ピンクで満たされたとき、いっせいに拍手がおこった。
バーリントンハウス馬事公苑の開所式の風景である。
僕は20年前の自分の学会のときを思い出した。

と書いたところで、どうもパソコンの具合がおかしい。
この辺で後は明日に回すことにする。
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# by n_shioya | 2006-05-26 19:04 | Comments(0)




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