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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
美の旅人
美の旅人_b0084241_2034222.jpg僕は今伊集院静と“美の旅”を続けている。
ちょうどルーブルを見終わって、印象派のオルセーに移動したところだ。
僕が伊集院にひかれたのは、ダイナースの月刊誌、シグナチャーに連載された「旅行鞄に花びら」のあたりからである。
元来自身が絵描きになろうか迷っただけあって、彼が絵について書くときは、評論で解説でもなく、彼の“作品や作家との対話”であり、美に対する彼の思いのたけがひしひしと伝わってくる。

いま読んでいるのは「美の旅人 フランスへ」だが、一章、一章が味わい深く、一気に読み干すのがあまりにももったいなく、ほとんどの本を数日で読み切ってしまう僕には珍しく、一行一行舐めるように味わい、読み始めてからひと月もたってようやく、道半ばである。

絵を観るのは感ずることであり、なにも理屈をひねくりまわす必要はない。
だが、その背景を知ることでさらに味わいも深まり、また、達人の話を聞けば、そのような観方もあるのか、と感心もさせられる。

人間が楽園から追放されたとき、神はご自分の見放した人間に慰めを与えるため、動物たちを授けられたと創世記には書かれていたような気がする。
だが芸術は、かつての棲家であった楽園を想起するよすがに、神が人間に与えたもうた手がかりではなかろうか。
キーツエンディミオンの冒頭に歌ったように、“美しきものは永久の歓び”。
これが芸術の本質であろう。
by n_shioya | 2008-12-26 22:11 | 美について | Comments(2)
Commented by antiageing at 2008-12-27 10:50
「アンチエイジング ブログ」で検索し、こちらにたどり着きました。
はじめまして。

そうですね、美しいものを観たら「美しい」と素直に感じるべきですよね。理屈なんて要らないと思います!

私は美術大学卒、グラフィックデザイナーとして10年勤めております。
美しいものを追求するのは苦しいですね(苦笑)
自分の作品が“美しきものは永久の歓び”なーんて思える日が来るのでしょうか?
来るといいなあ…(笑)
Commented by n_shioya at 2008-12-27 21:26
antiageingさん:
コメントありがとうございます。
グラフィックデザイナーとは楽しいお仕事ですね。
きっと他の方にには歓びを与えておられますよ。
またお遊びにおいでください。


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