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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
僕は今伊集院静と“美の旅”を続けている。ちょうどルーブルを見終わって、印象派のオルセーに移動したところだ。 僕が伊集院にひかれたのは、ダイナースの月刊誌、シグナチャーに連載された「旅行鞄に花びら」のあたりからである。 元来自身が絵描きになろうか迷っただけあって、彼が絵について書くときは、評論で解説でもなく、彼の“作品や作家との対話”であり、美に対する彼の思いのたけがひしひしと伝わってくる。 いま読んでいるのは「美の旅人 フランスへ」だが、一章、一章が味わい深く、一気に読み干すのがあまりにももったいなく、ほとんどの本を数日で読み切ってしまう僕には珍しく、一行一行舐めるように味わい、読み始めてからひと月もたってようやく、道半ばである。 絵を観るのは感ずることであり、なにも理屈をひねくりまわす必要はない。 だが、その背景を知ることでさらに味わいも深まり、また、達人の話を聞けば、そのような観方もあるのか、と感心もさせられる。 人間が楽園から追放されたとき、神はご自分の見放した人間に慰めを与えるため、動物たちを授けられたと創世記には書かれていたような気がする。 だが芸術は、かつての棲家であった楽園を想起するよすがに、神が人間に与えたもうた手がかりではなかろうか。 キーツがエンディミオンの冒頭に歌ったように、“美しきものは永久の歓び”。 これが芸術の本質であろう。
by n_shioya
| 2008-12-26 22:11
| 美について
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Comments(2)
「アンチエイジング ブログ」で検索し、こちらにたどり着きました。
はじめまして。 そうですね、美しいものを観たら「美しい」と素直に感じるべきですよね。理屈なんて要らないと思います! 私は美術大学卒、グラフィックデザイナーとして10年勤めております。 美しいものを追求するのは苦しいですね(苦笑) 自分の作品が“美しきものは永久の歓び”なーんて思える日が来るのでしょうか? 来るといいなあ…(笑)
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![]() 塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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