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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
“ビー…ン!”
ユニゾンで力強く弦を響かせて、「鱒の五重奏」はスタートした。 奏するのはベルリンフィル八重奏団のメンバー。ピアノはかの清水和音。 清水のピアノは、ある時は岩を噛む渓流の如く、またある時は清流に飛ぶ鮎の如く、自在に明快な音色を響かせる。 第一楽章、第二楽章と進み、第四楽章の歌曲「鱒」の変奏曲でクライマックスに達し、第五楽章のアレグロジュストで終わる。 素晴らしい演奏だった。 僕が「鱒の五重奏」に親しんだのは、60年前の昔、78回転のSPレコードでだった。 弦は確かブッシュ四重奏団で、ピアノはシュナーベルだったと思う。 夜半、竹針を削りながら、何度繰り返し聞いたことか。 今宵のそのほかの演目は、モーツァルトのホルン五重奏曲と、シューベルトの八重奏曲だった。 熱狂したファンのアンコールに応えて、団長の“オメデトウゴザイマス”の挨拶とともに団員が弾き始めたのは、ラデツキー行進曲だった。 “ブラボー!” 歓声を上げた聴衆は手拍子で参加し、賑やかにコンサートは終わった。
by n_shioya
| 2009-01-13 23:28
| コーヒーブレーク
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Comments(2)
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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