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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
今日は「灰の水曜日」である。
キリスト教というと、クリスマスが最大のお祭りと思われるかもしれないが、教義の上からは、キリストの復活を祝う4月の復活祭、イースターが最も重要な祝日である。 その前の40日ほどが四旬節と呼ばれ、復活祭への準備期間となる。その最初の日が「灰の水曜日」で、実は僕はキリスト教の行事の中でこの「灰の水曜日」が最も好きである。 “汝は塵なれば塵に帰るべし”と唱えて、神父さんが聖別された灰を、信者一人、一人の額に十字に塗るだけの儀式だが、この聖書の文句を聞くと妙に安心感を覚えるのだ。 喜び舞っても、苦しみもがいても、所詮「死すべき人間、モータル」は、塵にすぎないのだと悟ると、肩の力がすっと抜け、すべてを大きな力にゆだねようと素直な気持ちになれるのかもしれない。 今夕も山手の教会で、外国人の神父さんに、額に黒々と灰の十字架を刷り込んでもらって、いと平和な気分でこうしてブログを綴っている。
by n_shioya
| 2009-02-25 23:22
| コーヒーブレーク
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Comments(7)
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いい夢を見てくださ~い。おやすみなさい。シアトルは朝の6時半です。NYは9時半ですね。
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アヤメ さん:
ありがとうございます。
船長さん:
必要な時に、目の前の”命綱に”気がつけば・・・ ![]()
私も行ってきました。
こちらでは、カトリック信者が多いので、一日灰をくっつけていても おかしくありません。 ところで、アメリカの副大統領のバイデン氏も額に灰の十字を つけていました。もうちょっとだけ好きになってあげました。ふふ
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![]() 塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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