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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
膝の痛みのその後
膝の不具合がまだ続いている。
三か月ほど前、ひざの内側の件の付着部に痛みを感じ、別に痛めたわけでもないので、“いよいよ来たか”と覚悟して整形外科の診察を受けたが、心配はないということだった。
“いよいよ”というのは、関節の中でも加齢でまずやられるのがひざの関節で、変形性関節症と呼んでいる。
平たく言えば関節面を保護している軟骨が摩耗して、動きがギスギスと痛むようになるのだそうだ。

ひざの運動を綿密にチャックし、レントゲンでも異常は認められないので、一過性の腱鞘炎でしょう、厳密にはMRIをとらないとならないが、その必要もないという御託宣だった。
痛みは間もなく治まったが、ひざを曲げ伸ばしするたびに、腱がコリッと動くような感じで、コキンと音がする。心配ないと言われても、いやな感じである。
では、専門家の指導をということで、リハビリに回された。

専門家の話はこうだ。
ひざは最もストレスがかかる関節で、多くの筋肉が付着して進展屈曲の際にバランスを保っている。最も多いトラブルの一つに、ある県の付着部に軽い炎症がおこり痛みを伴うと、それをかばうために一部の筋肉が一時的に弱くなる。そのため元来は垂直軸で動く関節が、軸が横にぶれて関節面がこすれるようになるという。
“これが続けば軟骨に異変も?”
“そういう場合もありますね。”
ということで、弱った筋肉を強めるための筋トレを教えてもらったが、決して容易ではない。

整形外科の主治医に、なんとか軟骨の退行を防ぐ手立ては、と伺いを立てると、“いや、だめですね。これからは、”というのは僕の年ではということらしいが、“軟骨は劣化するだけですからね。”とあっさり言われてしまった。
“すると究極は手術と言うことも?”
“ないわけではありませんね。”
てのは人工関節ですか、冗談じゃない!

僕が長年かかわってきた再生医療の分野では、このところ軟骨細胞の培養移植が盛んになっている。
正常でもストレスで摩耗する部位の組織が、培養細胞を移植しても耐えられるはずはないだろう、というのが僕の冷ややかな見方だったが、このへんで考えを改めて、培養条件下で軟骨細胞の強化を図り、変形性関節炎の治療を可能にしなければ、と痛感した。
ただ、自分の関節の再生に間に合うかどうかは疑わしいが。
by n_shioya | 2009-08-24 21:42 | 老年病 | Comments(8)
Commented by HOPE at 2009-08-24 23:08 x
ほとんど全てのことは間に合わないはずがなかろうと思うのは素人考えでしょうか?
構想が、しかも具体的な構想が出ている時点でかなりの道程を既に来ている感があるのですが…
Commented at 2009-08-24 23:10 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by だんぷ at 2009-08-25 07:10 x
私も足の関節が変形して後に腰痛に繋がってしまったので他人事とは思えません
年齢はまだ老年とは言えないのに…
筋肉で支えブレやネジレを押さえる他ないと全く同じことを言われた事があります
…ということは一生もの?とウンザリしたのでした…
引き続きお大事になさって下さい!
Commented by Kouchan at 2009-08-25 11:33 x
義務的に筋トレを続けることは確かに容易ではないですネ。楽しみながら歩くのが最良では・・・と思うのですが・・・。
その後、ゴルフ・トレーニングは如何ですか?麻生君共々のラウンドを楽しみにしています。
Commented by n_shioya at 2009-08-25 22:03
HOPE さん:
古都再生医療に関しては、前途ほど遠しです。
Commented by n_shioya at 2009-08-25 22:05
3号さん:
レスベラトロールを赤ワインで有効量とろうとすると、確実にアル中になりますので、ご注意のほどを。
Commented by n_shioya at 2009-08-25 22:06
だんぷ さん:
初めての経験ですので、あれこれ思い悩んでいます。
Commented by n_shioya at 2009-08-25 22:07
Kouchanさん:
膝はそれども徐々に回復してますので、秋にはぜひコースデビューを実現させますので、乞うご期待。


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