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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
![]() 名誉顧問を仰せつかっているが、講義は年に一回だけである。 その代わり、2時間たっぷりとアンチエイジングの話をさせていただいた。 エステティックは今後ますます需要が増えると思う。 まず、スキンケア。 一般の方はあまりにも、スキンケアの常識に乏しい。年に数回でも、できれば月に一度ぐらいは、専門家のケアと指導を受けることをお勧めする。 また、医療の立場から言うと、今高齢化社会で大問題になりつつある褥瘡の予防も、基本はスキンケアである。 老人ホームや、介護施設にももっとエステティッシャンがかかわって欲しい。 また、エステのリラクゼーション効果も忘れてはならない。 ストレスの多い現代社会で、エステのリラクゼーションの効果は計り知れないものがある。 最近は男性のエステも盛んになってきた。大変結構なことである。 不肖僕も、過去に何度か経験させていただき、効果のほどは実感している。 もっと受けたいが、なかなか時間が取れないのが悩みの種だ。その時間を作る努力自体が「抗加齢」につながるということはわかっているのだが。 生徒さん達のモチベーションは高く、皆熱心に僕の散漫な講義に耳を傾けてくださる。 ただ残念なことに、いまだにエステティッシャンの公的資格は存在しない。 一日も早く資格制度が確立して、彼女らの努力と特技が報われるような仕組みが生まれてほしい。 ところで今週から来週にかけ、僕のかかわるアンチエイジングの講演やセミナーがいくつか予定されている。 その一つが来週月曜日の学習院の生涯学習センター講座だ。まだ、多少の余裕はあるようなので、ご興味のある方は http://open.gakushuin.ac.jp/course/detail/2009/B/070/ を覗いてください。
by n_shioya
| 2009-09-09 21:32
| エステティック
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Comments(2)
![]()
「スキンケアの為に月一回の受診?常識になる日はくるかしら…」
と思いかかって、思い出しました 男性のエステが登場した時は 「建前重視の日本男児の世界にはとてもなじまないのでは…」と思いましたが… 当時アメリカの富裕層のビジネスマンに『エチケット』として浸透してると聞いても懐疑的でした それがいつのまにやら抵抗が減り、 世の中にはもっと先のツルツル草食男子が増え、予想をはるかに越えましたもんね 近く常識になったりして?
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船長さん:
“日本男子”が絶滅に瀕した種族なのか、もともと架空の存在だったのか、20世紀を生きてきたわれわれは甚だ懐疑的です。
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![]() 塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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