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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
アンチエイジングのベストセラー
この春、某出版社から話のあったアンチエイジングの啓もう書がもう出来上がり、新年早々から書店に並ぶことになった。
2年前から始めた今一つの出版所の方は、単行本編集担当が雑誌の編集長になったため、今一歩というところで停滞しているがこれも来春には出版される予定である。

早速このブログでご紹介したいと思ったら、出版社の戦略上、具体的なことは発売日までは控えてほしいという。
ざっと目を通したところ、自分で云うのもおかしいが、なかなか読みやすく内容も充実している。

これまでも何冊か本作りはしたが、一般書の場合は学術書と風習が違い面白い。
学術書の場合はまず、本の構成からターゲット層、ページ数、発売日そして印税など、まず事細かく決めたうえで、契約書を交わしてスタートする。
一般書の場合は、“先生、こんなところで一つ”と編集者から依頼が来る。
“ふむ、それじゃあ”とこちらは“こんなところ”がどんなところが判然としないまま、何となくお引き受けした形になる。
そこでこちらがとりあえず書き始めればよいのだが、なかなか筆が進まないままに、数カ月が過ぎる。
すると、業を煮やした?編集者から、腕利きのライターが差し向けられる。向こうは、乾いた雑巾から水の滴を絞り出す名人である。

そうして数カ月もたたぬうちに、“先生、こんなところで如何でしょう?”と完成まじかの原稿が持ち込まれる。
いやー、見事なものである。僕にはとてもこういう上手い表現は出来ないとうめいてしまう。
だが、そんなことは素知らぬ顔で、“ふむ、まあこれでいいでしょう。”ともったいをつけて、承諾を与える。
そして発売直前になって、題名表装を決めるのが編集者の仕事である。それから帯も。このへんのことは、本の売れ行きにもかかわるので、編集者にお任せした方が賢明であることはいうまでもない。

というわけで、年明けのの発売日が待ち遠しい。ベストセラーになりますように。
いやそんな大それたことは言わない、せめて洛陽の紙価がちょっとでも上がりますように。
や、こっちのほうがもっと厚かましいかな。

そして、乞う、御期待!
by n_shioya | 2009-12-27 23:53 | アンチエイジング | Comments(5)
Commented by 船長 at 2009-12-28 03:04 x
猫も杓子もアンチエイジングという中で「そうかこの分野はここまで来てるのか」
「こちらはまだこれまでか」と素人が賢く選択できるための指南の書…と期待してしまいます
余りに氾濫していてワケがわからなくなってきてる今日この頃だからこそ!です
Commented at 2009-12-28 03:21 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by あやめ です~ at 2009-12-28 17:20 x
ベストセラーの条件はなんですか? 
エスプレッソアイス試してね!(ウィンク).
アイス食べてもまたエクセサイズすればいいのですから~
Commented by n_shioya at 2009-12-29 22:19
船長さん:
すべての機能が衰えても、唯一、加齢で上昇曲線を描き続けるのは、叡智であることを証明したいものです。
などぬけぬけと言えるのは、やはりもう認知症の始まりですかね。
Commented by n_shioya at 2009-12-29 22:20
あやめ さん:
人生をエンジョイすることが最高のアンチエイジングというのが、ぼくの本のメッセージです。


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